この記事はMySQL Advent Calendar 2019の25日目の記事です。 MySQLのInnoDBの領域最適化について最近確認し直したことをまとめたいと思います. 本エントリの内容 本エントリでは下記の2点をランダムInsertにより格納効率が悪くなったデータを最適化するサンプルにそって確認します. ページ分割が発生しディスク上の格納効率が悪くなった際の次の確認方法 特定テーブルスペースのディスク上の配置 特定テーブルのbuffer_pool上のデータ格納状況 innodb_fill_factorの設定による動作 物理配置の詳細については本エントリではとりあげませんので下記を参照してください. https://blog.jcole.us/innodb/ 検証条件 MySQL: 5.7.28 テストデータ: 主キーがランダム,セカンダリインデックスとして追記(created),