岩手県大船渡市で発生した山林火災をめぐって、SNSではレーザー兵器で人為的に引き起こされたなどとする根拠のない情報が広がっています。不安が広がる災害時には根拠のない情報や偽情報が拡散することが多く、注意が必要です。 2月26日に発生した大船渡市の山林火災について、XなどのSNSには心配する声や支援の情報などが数多く投稿されています。 一方で「空からレーザー兵器で焼き払っている」などと、人為的に火災が引き起こされたと断定するような根拠のない情報の投稿が少なくとも30あり、28日午後2時の時点であわせておよそ760万回閲覧されています。 この中には、大船渡市が進めるデジタル化の施策と結びつけて「スマートシティ化のために狙ってやっている」などとする根拠ない情報も出ています。 大船渡市で現在、起きている山林火災の原因はまだはっきりと分かっていませんが、警察によりますと作業小屋から火が出て燃え広がっ
話題の「反ワク本」に捏造疑惑が持ち上がっている。 問題の書籍は、今年9月18日に出版された「私たちは売りたくない! “危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭」(方丈社)。出版元によると、発行部数は16万部、Amazon総合ランキング1位、12月中旬現在で7刷というヒット作だ。 タイトルにある製薬会社とは、明治ホールディングス傘下のMeiji Seikaファルマ。昨年11月、世界に先駆けて新型コロナウイルス対応の次世代ワクチン「コスタイベ」(通称レプリコンワクチン)の製造販売承認を厚労省から受けた企業である。 Meiji Seikaファルマでは、若手社員が3年前に別のワクチンを接種した後に亡くなった。「それなのに新しいワクチンを売るのか」として、亡くなったKさんの名を冠した編集グループ「チームK」が社内有志で結成され、社員たちの反発があるとの触れ込みで出版された本が「私たちは
福岡県北九州市小倉南区のファストフード店で、中学生の男女2人が男に刃物のようなもので刺され、中学3年生の女性が亡くなった事件。 この事件をめぐり、12月17日、X(旧Twitter)に投稿されたポストが拡散されている。投稿には、亡くなった女子中学生の父親が「福岡県警の若松警察署長」と書かれており、2000万回インプレッション(12月18日時点)を突破している。 被害者の女子中学生の名字と警察署長の名字が同じであることなどから当該ポストが拡散しているようだ。Xでは同様の内容のポストがいくつも投稿され、拡散されている。しかし、NEWSポストセブンの取材でこれらの投稿内容はデマだということがわかった。 SNS利用をめぐるデマ投稿の深刻度 近年、SNSの利用をめぐってデマ投稿の問題が浮き彫りになっている。 振り返れば今年1月に発生した能登半島地震では、男性が虚偽の「救助要請」をX(旧Twitter
【独自】脅迫でワクチン接種中止に「偽医者!」口コミにも批判殺到「安定診療守れない」反レプリコン“日本看護倫理学会”がX投稿全削除 新型コロナウイルスのワクチンを巡り、ある医療機関では誹謗(ひぼう)中傷が殺到。 ワクチン接種を中止せざるを得ない事態に陥っていました。 誹謗中傷を受けた医療機関: (ネット上に)偽医者と書いてある。何十年も医師を続けているが、偽医者と言われたのは初めて。 騒動の発端は、10月から定期接種がスタートしたばかりのレプリコンワクチンです。 ウイルスのたんぱく質であるメッセンジャーRNAを体内で増幅させるため、従来より比較的長い効果を期待できるといいます。 世界に先駆けて、日本で初めて認可されたレプリコンワクチン。 接種者の入店を拒否する店が現れるなど、混乱が広がっていました。 レプリコンワクチン接種の予約を受け付けていた医療機関では、「偽医者」「すぐにワクチンの接種を
「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、SNSでは「ベニコウジ色素」という食品の着色料が危険だとする誤った情報や、小林製薬の社長が記者会見で健康被害の原因について述べていない内容を述べたとする偽の動画が広がっています。多くの人が不安を感じるときには誤った情報や偽情報が広がりやすく、公的機関や報道機関の情報を確認するなど注意が必要です。 小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を摂取したあとで亡くなった人が報告された3月26日から、旧ツイッターのXでは、着色料としてさまざまな食品に用いられる「ベニコウジ色素」と小林製薬が製造した「紅麹原料」を混同した投稿が相次ぎ、中には危険性を訴える誤った情報で一日で1200万回以上閲覧されたものもありました。 「ベニコウジ色素」は、ベニコウジカビの培養液から得られる食品の着色料で、食品添加物として、国によって使用が認
5月22日の午後10時頃、暴露系インフルエンサー・滝沢ガレソがXに投稿した告発が波紋を呼んでいる。内容は《超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手》が、《番組共演した某NHKアナとW不倫》し、《男性歌手の所属事務所が10億円を支払って記事を揉み消した》というもの。 星野源のウワサを所属事務所が完全否定 X上ではこの男性歌手が星野源ではないかと瞬く間に噂になったが、彼の所属事務所アミューズの対応は早かった。夜が明けきる前の23日深夜3時、滝沢ガレソの投稿は事実無根であり法的措置も検討しているとの声明をXで出したのだ。さらに妻の新垣結衣も自身のXアカウントのプロフィール欄を更新。 《火のないところに煙が立っているようですが、いま騒がれ噂されている件に事実はひとつもありません。心配してくださっている皆様、ご心配なく》 と、告発を完全否定している。不名誉なガセネタを拡散され、“ブチギレ”状態
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