ポイント 人間と自然に対話するアンドロイド「ERICA(エリカ)」を新たに開発した。 見た目は美人顔の特徴を参考にコンピューターで合成され、振る舞いは現時点で最先端の音声認識、音声合成、動作認識、動作生成の技術を統合して作られている。 「ERICA」を、「違和感のない自然な対話」を追求する研究プラットフォーム(研究基盤)とすることで、自律対話型アンドロイドの実現が期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、ERATO石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクトの石黒 浩 研究総括(大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授、株式会社国際電気通信基礎技術研究所 石黒浩特別研究所 所長・ATRフェロー)、河原 達也(京都大学 大学院情報学研究科 教授)らは、研究プラットフォーム注1)として人間に酷似したロボットのアンドロイド「ERICA(エリカ)」を開発しました。 従来のアンドロ
科学技術振興機構(JST)と大阪大学、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、京都大学は8月3日、人間そっくりで“美人”なアンドロイド「ERICA」(エリカ)を開発したと発表した。人間の話を正確に理解し、相づちを打つなど、音声と動作が結びついた自然な対話をアンドロイドで実現するための研究プラットフォームとして活用する。 人型ロボットが人間との対話を行う際には、音声認識や発話、視線の動きやしぐさ、表情などさまざまな面で違和感がない応答が必要だが、各技術を寄せ集めるだけでは違和感なく対話できるとは限らない。すべての要素技術を調和・統合させ、自然な対話を実現する技術は研究されてこなかったという。 ERICAはこれらの要素技術を統合し、対話を継続させるための研究プラットフォームとして開発。「話者の動作を認識して相手の発話内容をある程度絞り込み、音声言語理解の精度を高める」「音声言語理解に失敗しても、
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