【3月17日 AFP】米国から自由の女神像を取り戻すべきだ──。フランス選出の欧州議会議員が16日、米国はもはや像を寄贈する理由となった価値観を体現していないとして、こんな主張をぶち上げた。 強硬論を唱えているのは、中道左派のラファエル・グリュックスマン氏。自身が率いる政党「プラス・ピュブリック」の大会で、「暴君を支持することを選んだ米国人、科学の自由を求める研究者を解雇した米国人に『自由の女神像を返せ』と言うつもりだ」と語った。 歓声を上げる支持者を前に、「われわれは像を贈ったが、像はないがしろにされているようだ。わが国に戻したほうがいい」と付け加えた。 自由の女神像は米国独立100周年を記念し、フランスが寄贈。1886年10月28日、ニューヨーク市の港で除幕された。フランス人彫刻家のオーギュスト・バルトルディが設計した。 ウクライナを強く支持しているグリュックスマン氏は、ドナルド・トラ