ダブル録画に超解像技術、使い勝手も大幅に向上!
“録画テレビ”:日立「Wooo P50-XP05」が高評価のそのワケ
2010年03月16日 09時00分更新
録画テレビを市場にいち早く投入した日立のWoooはこの春フルモデルチェンジを果たし、さらに高機能かつ使いやすいテレビに生まれ変わった。その見どころを紹介する
リビングの主役といえば、やはりテレビ。新生活を始めるなら、新機能を搭載した大画面テレビの導入もぜひ一緒に考えたい。
アナログ停波がいよいよ2011年7月に迫る一方、消費者にメリットのあるエコポイントの継続も決定された。市場のトレンドを見ても、HDDを内蔵した“録画テレビ”、ネットワーク機能、そしてテレビの基礎体力とも言える画質を飛躍的に高める超解像技術の採用など、見どころは多い。ホーム・エンターテインメントを担うテレビは日々進化を遂げ、非常に充実した機能を持つようになった。
そんな中、登場するのが日立の「Wooo」。録画テレビの市場にいち早く取り組んできた同社だが、発表されたばかりの今春モデルでは、ダブル録画、超解像技術を採用するなど、さらに大幅に機能を強化した。また単純なスペックの強化だけでなく、家族で使った場合の利便性も大きく増しているという。
家族で使うテレビに求められる条件とは? 編集部では、4月中旬に発売予定である新しいWoooの最上位モデル「P50-XP05」をいち早く体験する機会を得た。ここでは、編集長・美和とフリーライターの秋山文野さんのナビゲートで、家族で使う2010年の高機能・高画質テレビの条件を考えていこう。
ダブル録画(※1)への対応で
見たい番組が分かれても大丈夫
新しいWoooの最上位モデル「XP05シリーズ」における最大の強化点がダブル録画対応だ。同時刻帯のデジタル2番組を同時に録画できるだけでなく、さらに地デジの裏番組をリアルタイムで視聴できる(※2)。つまり合計3つの地デジチューナーを搭載している(BS/110度CSは2つ)。
このダブル録画を大いに喜んだのが美和。これまでも自宅の居間でHDD内蔵テレビを使ってきたが、チャンネルの選択権も録画の選択権も、今年小学生になる娘と奥さんに握られているのが現実だった。ダブル録画に対応すれば、これで自分の好きな番組も録画できると話す。
またリモコンの録画ボタンを1度押すだけで、現在視聴中の番組だけを終了まで録画できることも便利だ。部下からのケータイで急に仕事が入ってきたり、家族が違う番組を見たいと言い出しても、わざわざ複雑な操作をせずとも、すぐさま録画ができ、あとでゆっくり見ることができる。
電子番組表(EPG)の使い勝手も大幅に強化された。番組をジャンル別に色分けできるのみならず、録画予約した番組に赤丸印が表示されるなど、とにかく分かりやすい。秋山さんは部活や勉強に忙しい中学生・高校生を持っており、子供たちは見たい番組・好きなタレントが出ている番組をEPGを駆使して探し出しているという。キーワード検索も備えたWoooの電子番組表(EPG)であればきっと満足できるだろうとのことだ。
なお、従来モデルで好評だった、ハイビジョン放送をH.264にトランスコードすることで通常の8倍録画(※3)する長時間録画機能や、カセットHDD「iVDR-S(別売)」を追加できる「iVポケット」はもちろん継続されている。
XP05では内蔵HDDが320GBになったので8倍録画時は最大約256時間(※4)の録画が可能(ダブル録画時を除く、TSX8モードの場合)である。ここまでたくさんの番組が録画できると、データの整理が大変だが、番組名のフォルダを自動で作成して保存する「ワケ録」機能も追加された。このフォルダ単位でまるごと「iVDR-S(別売)」へダビング/ムーブすることも可能なので、たとえば「娘が好きなアニメを保存する専用カセット」といった使い方もできて、より便利になった。
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