日立Woooと編集長美和。美和もP50-XP03の大画面と録画機能が大変気に入っている
ASCII.jpではデジタル/ITに関連した製品や話題を幅広く追いかけているが、2009年のデジタル機器で、記事的に、また量販店の店頭などでも一番注目された製品と言えば、やはり大画面テレビだろう。
編集長の美和も、大画面テレビの購入で悩んできた1人。また家庭を持つ美和にとっては、財布の紐を握っている奥さんとの折衝や、家族が使いこなせるかという現実的な問題もある。そんな美和が特に注目する日立のWoooについて、今回その理由や使い勝手について、紹介してもらった。
思い切って50V型を選んだのは大正解
迫力あふれる映像で映画を楽しんでいる
今年のデジタル機器商戦では大画面テレビが注目されているが、その要因としてエコポイントの導入でお買い得感がグッと高くなったことが挙げられる。また、機能面の充実度が増したことも大きい。特に録画機能を内蔵したテレビが登場して、「まさに買い時」という状況になっている。
そんな録画機能搭載のテレビの中でも、“録画テレビ”をキャッチコピーとしている日立Woooを使い込んできた。大画面での画質と、HDD録画の利便性が「高いバランス」で両立している優れた製品だと思う。
実際に我が家にやってきたのはWoooの中でも最大となる、50V型の「P50-XP03」。このモデルを選んだ理由はまず画面の大きさ。画面サイズは映像の迫力に直結する。大画面の代名詞と言えばプラズマ。プラズマパネルの優位性であるコントラスト比の高さについても特に趣味の映画鑑賞で実感できている。
ここでハッキリ断言しておこう。今は大画面を選べば選ぶほどお得である。実売価格でもかなり買いやすくなっているし、エコポイントは46V型以上であれば、テレビとしては上限の「3万6000ポイント」が付く。これは奥さんへの大きな説得材料となった。
地上デジタル放送対応テレビでのエコポイント | |
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テレビのサイズ | エコポイント数 |
46V型以上 | 3万6000 |
40V型、42V型 | 2万3000 |
37V型 | 1万7000 |
26V型、32V型 | 1万2000 |
26V型未満 | 7000 |
買い換えで元のテレビをリサイクルする場合 | プラス3000 |
もっとも50V型ともなると設置場所の問題から、少々尻込みする人も多いはず。しかし薄型テレビはブラウン管テレビに比べて奥行きが短いし、Woooが録画テレビである点も設置には有利。セッティングが簡単な上、レコーダー機能搭載だから場所を取らないのだ。
それから内蔵の録画機能も単体のレコーダーに負けず劣らず、なかなか強力である。デジタル放送のMPEG-2データをH.264にトランスコードすることで、HD解像度のまま通常の8倍録画(※1)でき、最大約200時間の録画(※2)が可能だ。
また内蔵HDDとは別に、カセットHDD「iVDR-S(別売)」対応のスロット、「iVポケット」も用意されている。ここに「iVDR-S(別売)」を装着すれば録画容量が増やせるので拡張性もあるし、内蔵HDDから「iVDR-S(別売)」へのダビング/ムーブもサポートしているので、家族ごとのライブラリも作成できる。
※1:BSデジタルハイビジョン放送(24Mbps)をTSモードで録画した場合との比較。
※2:TSX8モード時。長時間録画モードにするほど画質は劣化します。また録画時間は目安です。
最近ではP50-XP03の大画面と録画機能が当たり前になってしまって、以前はどんなスタイルでテレビを見ていたかを思い出せないほどだ。そのくらいP50-XP03と一緒の生活を楽しんでいる。
「インテリジェント・オート」で高画質で昼と夜で使い分け
我が家には奥さんと小学生の娘がいるが、それぞれテレビの見方が全然違う。奥さんは夜のニュースや情報番組、娘は休日の朝からのアニメ、そして自分は夜遅く仕事から帰ってから映画を見ることが多い。しかし昼間に合わせた画面の明るさでは、夜に映画を見るときに明るくなりすぎるなんてことになってしまう。
その点Woooには「インテリジェント・オート高画質」と呼ばれる機能があるので心強い。この機能は「部屋の明るさ」「部屋の照明色」「映像のシーンの明るさ」「視聴番組のジャンル(デジタル放送のみの対応)」を判断して、自動的にテレビの画質を最適な設定にしてくれるというものだ。自分で設定を変更する必要がないというのがなによりで、家に帰ってきて何もせずに最適な画質で映画が見られる。この気軽さもWoooを気に入っている大きな理由だ。