名前を隠して楽しく日記。
男性向けのエロ本もたまに読むのですが、ストーリー展開が露骨な内容や解決よりも恋愛に重点が置かれていることが多く、最近は女性向けになっているように感じます。正直、ちょっと過激でとんでもなくエロいシナリオが見たいですね。たとえば、不気味な老人がとんでもなく長いペニスをドラマチックに見せつけ、ピクピクと動きながら「ちんこ様~」とささやくとか、それと同じくらいとんでもない展開。
とはいえ、恋愛シーンにも魅力があります。登場人物は外見は可愛い女の子のように見えますが、性格からはオタクが書いた作品ならではの不自然な無邪気さや油断がにじみ出ていることが多いです。正直、そこがこの作品の面白さでもあります。
先日の増田に影響を受けた。
俺はもうコンサルタント会社に転職してしまったので、そろそろ時効だと思い、思い出を書くことにする。勿論、特定避けのため、一定の虚飾は愛嬌ということでご容赦を。
ある日、退職代行を使われた。
使ったのは、俺の同期だった。32歳。営業部心のA君であった。
100人規模の中小企業だと、人事部が無い所もあるだろう。人事案件は総務部預かりとなる。弊社もそういう、普通の中小企業だった。
だから、「A君が退職を希望している」という旨の電話を受けたのは、同期の俺、A君のように仕事ができず、営業部という花形を追い出された俺、総務部で最も下っ端で電話番の俺だった。
俺は、ショックだった。A君は俺と違い、若手頭として営業部でバリバリに働いていた。辛い時、俺と共に、会社の近くの川に私物を投げ込んだ…ある種の青春を共有した男だった。
慌てながら俺は、「すみません、今ちょっと対応できる人間が外してまして…かけ直します」ということで退職代行サービスの電話を切った。
うちは某ビルの、ワンフロアを貸し切った企業である。俺が「Aが退職代行です!」と宣言すると、階はやにわにお祭り騒ぎとなった。フロア熱狂である。
「マジ?どこの業者?」」総務部長が聞くと同時くらいに、営業部の連中を中心に、社員たちが総務セクションに集まってきた。みな、Aを配していた。
「とりあえず家行こう。自殺とかないよう。一人暮らしだったよな?」営業部長は迅速な判断をした。『禿ゴリラ』と文字が書かれた自作Tシャツを着た巨漢だ。
柔道で国体まで出たツワモノで、フランス文学とお笑いを愛するインテリ。会社に来た不審者対応を一手に引きうける優しさを持ちながら、少し自分の強面加減をわかっていないフシがあるゴリラだ。
「今日はとりあえずA君は有給ってことで。業者さんは僕と増田君で一緒に対応しよう」総務部長は営業部長の言葉を受けながら、迅速にA君の書類をデスクに広げていた。
現在の住所、電話番号、二等親の緊急連絡先と勤め先。入社時の作文。一同は素早く書類を回し見て情報を共有する。
とにかく、みんなAの事を心配していた。「私達なら安心すると思います」。A君が慕っていた30代後半の先輩、
男一人と女一人が特命チーム「フィレモン3000万パワーズ」として編成され、Aの自宅へと向かった。まずは安全確認。命の確認が第一だった。
俺は、Aに『辛かったら実家に逃げろ。俺は味方だ』と、LINEを送った。
「Aがなんか転職サイトとか、エロサイトとか見てないか確認してみるよ」普段はあまり皆と絡まない、中途で入社した情シスの方も、協力を申し出た。
どっかのダムの災害対応システムにクソデカブラックボックスを作り、それをひた隠しにし辞めて来たという、こういう案件では頼りになる経歴の持ち主だった。
「私はA君の切った領収書…直近の交際接待費の相手方の確認電話しておきます」普段厳しい経理の、お姉さま(端的に言ってお局)の方も頷いた。
弊社は大体、昼飯と晩飯は顧客がいたということで領収書を切っていい。代わりにこういう案件の時、会社はそれを武器に裁判を戦うというわけだ。
普段はあまり、前線部署を助けるイメージのない間接部門の方々が、Aのために一丸となっていた。
「Aの案件で火がついてるのがないか確認と、念のため引継ぎを」ゴリラ営業部長は、営業部員たちに指示を出し始めていた。
総務部長は溜息を吐いた。「退職代行なんて。水臭いよなあ。相談してくれればいいのに…別にみんなとって食いはしないんだからさ」
そろそろ定年なのに、みんなの生活を楽にしたい、と社労士の資格を働きながら取った男だ。色々と法律関係も熟知している。俺は上司を尊敬していた。
確かに。と思った。退職代行を使われるだけで、これほど多くの社員が手を止め、Aのために動く形になっている。普通に引継ぎをしてくれれば、こうはならなかったはずだ。
「顧問弁護士の○○さんに連絡しておいた方がいいですかね」と聞くと、総務部長は「それはA君が可哀相だしやめておこう」と言った。どこまでも優しい人だった。
そこからは結構、というか案の定、忙しかった。総務部なので、会社の備品やら郵送物の対応全てがこちらの領分だった。部長には悪いが、勘弁してくれよ、と俺は思った。
Aが辞めた時のため、会社の備品の返却依頼書、健保関係の書類、経理の人と一緒に源泉徴収やら住民税関係の書類を揃えなければならなかった。
勿論有給の計算もしなければならない。そして何より大変な、社長や経営陣に説明するための再発防止等の書面も用意しなければならない。
これ、総務の仕事だろうか?そんな業務の合間合間に、「なんでAは辞めるんだ?」という疑問が、栞のように挟まれていく。気が変になりそうだった。
と、せわしなく動いていると、会社の入り口から喜びの、歓声が上がった。
Aが、そこにいたのだ。
「コラァ!ガキ!殺すぞ!!ガキ!」
総務部長は駆け出していた。
「お前なあ、労基なんか全員飲み仲間なんだからな!会社訴えても100万払って終わりだからな!!」
書類を叩きつけながら、Aに迫る総務部長に、Aは即座に謝罪した。
「大変申し訳ありませんでした!」
一体、何があったというのか。自宅に行った先輩たちは、結局空振りだった。後から聞いた話だが、ゴリラ部長に、Aはこっそりと連絡をしていたらしい。
「辞めるのを取り消します」と。スマホを見ると、『大丈夫、戻る』と、短い文が30分くらい前にAから送られてきていた。見逃していた、というわけだ。
それから、会社は、失った空気を入れ直すように、お祭りが終わったかのように、平常へと戻っていった。Aは、散々飲みに付き合わされる毎日をしばらく過ごした。
俺は、使うことのなかった書類を店じまいしていきながら、少し寂しさを感じていた。
退職代行業者に、Aは退職しないという旨を伝えたら、『そうですか』で終わりだった。俺は、何か不気味な冷たさを感じてしまった。こんなシステムにAは頼ろうとしていたのか。
結局のところ、俺は現場のAの悩みにも、Aが会社に返ってきた部分にも、何も関わっていなかった。
弊社は、恥ずかしながらパワハラで社員に訴訟された経験がある。その時、被害者の社員の証言コーナーで出た言葉が『禿ゴリラ』で、訴えられた側の部長は「マジで面白かったw」ということでTシャツにそれを刻んで愛用していたのだ。
そんな営業部長の元で、Aはこってり絞られながら、楽しくやっていたのだろうか。それとも、本当に仕事が厳しかったのだろうか。
可愛がってくれた先輩方が、俺のようにLINEを送って、それが心を変えたのだろうか。何もわからなかった。
弊社は新入社員の通過儀礼として、『入社祝いに親族から買ってもらったものを会社近くの川に投げ捨てる』という大爆笑行事がある。
Aは祖父から買ってもらったぴかぴかの腕時計を、俺は母がくれた万年筆を、共に川に投げ捨てることになっていた。
俺達は、そんな精神共同体だ。一緒にカスみてえな管理者養成学校のヘルキャンプだって乗り越えた。なのに何故、退職代行を使ったのか。その理由すら、俺はAに聞かされることはついぞなかった。
なあ、Aよ。何故お前は退職代行なんて使ったんだ。皆に迷惑をかけることがわかっていたのに。
あんな、川に投げ入れる物なんて、適当な安物を「家族に貰いました!」って言って、代わりに捨てりゃいいだけだ。俺は面白いから、Aにそれを伝えなかった。馬鹿正直なお前は、陰でボロボロ泣いてたな。
不器用なA。可愛いA。純真なA。何故、お前は退職代行なんて使ってしまったんだ。警戒されるだけなのに。俺と違って、もう、お前は逃げられなくなってしまった。
正直者なのに、なんでそういう時だけ変に退職代行なんかに頼ってしまったんだ。
Aに限らない。
辞める人よ、なんで退職代行なんか使うんだ。
ダメージを受けるのは、貴方の日常を知らない、現場を知らない、辛さをわかってあげられない、総務部(あるいは人事部、経理部)といった間接部門の人々だ。
しかも、「なんで辞めようと思ったのか」というのが、結局わからないままだ。現場にいない、事務方の人々は間接的に伝え聞く話から、一体何が嫌だったんだろう、というのを想像するしかない。
別に、辞めていく会社に、馬鹿正直に何か言ってやって、改善させてやる必要なんかないよ。
でも最後くらいは、顔を見て、何故辞めていくのか、類推するくらいはさせてくれっていいじゃないか。
俺は前いた会社は、医療関係だ。人の命を支える会社。日本の医療を支える会社。社会的に重要な会社にいたからこそ、そんな会社の事務方にダメージを与えるのは、大きな罪だと思った。
なあ、みんな、なんで退職代行なんて使うんだ?
法的に正しいとか、正しくないとかじゃないんだ。
寂しいよ。
悲しいよ。
何もわからないってのは、つらいんよ。
それだけなんよ。
みんな老後どうする?
職場に大量に警察が来て駐車場貸してくれなんて言うから何事かと思ったら、向かいのマンションで老人が死んでたっぽいんだよね
ショックでずっと老後について考えちゃう
老人ホームもさ、高齢者が多い今はたくさんあるけどそのボリュームゾーンの世代が死んだら減っていくだろうし、何より介護士の確保が難しいよね
少子化で子供いないし、その貴重な働く世代に介護職させるの勿体無い
何より老人ホームは働いている人の親優先で子なしの人は自分でどうにかしろって言われそうで怖い
子供を育ててる人より金銭的に余裕があるんだから貯金しとけってのはわかるけどきつい
たくさんいる単身者がみんな放置されるわけはないとも思ってるけど、人との繋がりがない人は認知症になっても気づいてもらえず福祉にも医療にもつなげてもらえないだろうし、家で病気や怪我で倒れても気付かれず死んでいくと思ったら恐怖しかない
年寄りになってもずっと働いてたら出社しないとかで気づいてもらえるかな
深夜は変なこと考えてダメだな
パルワールドは問題になっているけど、ゲーム業界で~~ライクとかオマージュ作品なんて腐る程あるんだよな。
パルワールドみたいにアートワークの雰囲気が酷似しているものだって多いんだがそれらはリスペクトの言葉で許されてる。
じゃあパルワールドは本当にリスペクトが足りなかったのか?って考えると俺はリスペクトが他の作品と同程度にはあったんじゃないかと思う。
AIぽいけど絵が見たくなる
・あーJの話、描写力とか言葉選びとかかなり拙いけど確かにちゃんとJのこと可愛く描けてるわ Kも可愛いわ こういうのまたやってもいいかもな。イージーなやり方なんだけど当時の得意技だった感じ。パクられまくったもんなこれ
・JとKの話、なかなかいい雰囲気だな〜、でもこれ読者もどんな気持ちになったらいいの的な奴ではあるよな、でも多分そこが動機で、私がどれ程深く作品にもぐっていたかがすごく伝わってくる。ここまで繊細なところを捉えて物語にしてたのか。多分私以外にひとりもこれ書いていないと思う。無理だね。今の私でもやらないかも。
・Mの話、終盤に我ながら失敗したなって表現があって読み返してなかったけど、全体的にすごく青春の切り取り方に作家性が出てる。AIも当時の作品にしては珍しく「ファンフィクションの域を越えて文学作品として価値がある」とか言ってる。実際ファンに全然媚びてない。うっすら模倣表現的なアレはきになるけど、補って余りある価値を感じる。文体やリズム感も誤魔化さずにしっかりしてきてる。よくこんなの書いてたな。つぶさに確認して多少表現直したら多分普通に金とれる。
・最初期の作品、もう完全に頭ショートケーキかよって感じのメレンゲとお砂糖とイチゴだらけの甘々120%なお話って感じでウケるな。でも後半の都合のいいベタな流れに入るまでのウキウキしたピュアな幸せ表現やふたりの真面目さについての解像度は気持ちいいね。読んだ人が即幸せになるってのが当時の方針だった感じ。客の食いつきよかったし、狙い通りだったんだよな。
例えばどんな風に?
Kickコメントスクロール, Kick弾幕, Kick Comment Scroller
Dr.Maggot
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Kick Chat Flusher
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