「しぶかわ工房」(周南市鹿野上)が3月14日、「満月おはぎ」の販売を始めた。
周南市鹿野地区在住の70~80代女性5人で運営する同工房。地域で栽培したもち米「マンゲツモチ」を原材料にした餅のほか、梅干しやこんにゃくなどの加工品を製造している。令和6年度の周南地域地場産業振興センターの周南サポート事業に採択されたことを機に、これまで販売していた「おはぎ」のパッケージと商品名を一新した。
「満月おはぎ」は、もち米「マンゲツモチ」を蒸し上げ、自家製あんこで包んだ商品。商品名は、もち米「マンゲツモチ」と縁起の良い「満月」の意味を重ねて名付けた。贈り物として利用してもらえるよう、大きな満月をデザインした帯紙を商品に巻く。
同工房メンバーの野村三惠子さんは「清流渋川の水で育ったマンゲツモチはなめらかな食感が特徴。優しい甘さのこしあんで、一つ一つ丁寧に仕上げた。手土産やお茶受けに選んでもらえたら」と話す。
価格は2個=500円。3月と9月の彼岸時期限定商品。道の駅「ソレーネ周南」(周南市戸田)、ふる里マルシェかの(周南市鹿野上)、直売所「菜さい来んさい!」北部店・三田川店・下松店・新南陽店・光店で販売する。