reponの忘備録

「喉まででかかってる」状態を解消するためのメモ

2013-01-01から1年間の記事一覧

「高度成長期」は、もう来ない

日本の「高度成長期」とは、それ以前にはなかった工業化手法である「ビックプッシュ型工業化」によるものであり、日本はすでに先進国に追いついたのだから、これ以上の高度発展はないのである。 タネ本なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか作者:ロバート・C…

「誤り」を指摘し、内容を補完し充実させる「トラックバック機能」

以前、「はてなブログ」に移らない理由として書いた。 はてなブログに移らない理由 - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定) 移る移らないではなく、トラックバック機能っていいね、という話です。 なんでトラックバック機能が良いかかというと、自分の…

処理待ち画面では目をそらす

ちょっとした処理待ち画面、2,3秒待つだけでも、その間、脳は活発に働いているようで、積み重なると思った以上に疲労が蓄積していく気がします。脳のアイドリング。1,2秒、目をそらして遠くを見るようにしています。

「朝飯前」が良い

先日、id:KoshianXさんとお会いした時、たくさん楽しい話をお聞きしたのだけれど、「朝飯前」という話が特に印象に残っていた。

0点と100点だけをとるのは簡単

「不安と孤独のレッスン」孤独と不安のレッスン (だいわ文庫)作者:鴻上 尚史大和書房Amazon鴻上さんのファンでなければ、人によって好き嫌いのある本だと思う。僕も内容全部が好きなわけではない*1。 だけれど、2箇所だけいいな、と思ったところがあったの…

労働基準監督官には捜査権があるーダンダリン第1話を見た

労働基準監督官が主人公のドラマ「ダンダリン」を見ました。 「署」が付く役所、税務署とか警察署などには捜査権があります。だから、労働基準監督官が捜査権を持っているのは知っていました。知らなかったのは、「逮捕の手順」ですね。後半部分で詳しく描写…

人は「自分に似た相手」を攻撃する

ストレスなどで人が攻撃性が高まった時、イライラの捌け口に攻撃するのは、自分に似た相手。よくわからない相手は選ばない。 たとえば、自己嫌悪的なことを書く人は、攻撃性が高まった時、自分と同じように自己嫌悪的なことを書いている人を攻撃しやすい。

なぜ「不毛」な「論戦」は終わらないのか

答え。そういう方法でしか、「論戦」は行えないから。 そのひとつの例として、人文書では空前の売れ行きを示した「なめらかな社会とその敵」の論評を見てみよう。

「ブリッジマンの技術」

話が通じないのはなぜか?いろいろな理由はあるが、根底にあるものとして「フレームワークが異なる」ことがあるようだ。

マッチョと詐欺師

「マッチョ」と「ウィンプ(弱虫)」の対比で、はてな的にウィンプ認定されている俺ですが、マッチョと詐欺師はかなり違う。 詐欺師とは。 以下の小話がわかりやすくて面白い。ちょっと長めですが。

「ドキュメント 戦争広告代理店」

ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫)作者:高木 徹講談社Amazon現在の戦争では武力行使と並行して情報戦が、それも古いタイプの「国民を洗脳する」というものではなく、外堀を埋めて民意を凝縮し感情を爆発させる、そのような…

40歳からの「コンディショニング」

40歳からの肉体改造―頑張らないトレーニング (ちくま新書)作者:有吉 与志恵筑摩書房Amazon「コンディショニング」について、なぜ必要か?と、具体的な方法が書いてある。具体的な内容まで踏み込んでいるのは大概良書。 タイトルに「40歳から」とあるのは、筋…

アジアの次にグローバル資本が労働力を求める国はどこか?

「グローバル化です。世界がフラット化します。安い賃金の労働者なんて世界中どこでもいます。競争に乗り遅れるな!コモディティ化するな!」と煽る人たちがいます。 「日本の賃金は高すぎる。だから国外に出るのは当然。中国の賃金が高くなったらベトナム、…

ウォーラーステインの入門書を読んだ。

「世界システム論」という名前は聞いたことがあったが、最近「グローバル化」について書かれた文章を読むとよく出てくるので、入門書を読んでみました。知の教科書 ウォーラーステイン (講談社選書メチエ)作者:川北 稔講談社Amazon

「東京生まれ東京育ち」というアイデンティティが自分には無い

ジェーン・スーは日本人です。: Vol.13 東京生まれ東京育ちが地方出身者から授かる恩恵と浴びる毒 ~前篇~ 僕は地方出身の両親を持つ、東京生まれ東京育ちの人間です。 といっても、僕の住んでいるところは東京ではないらしい。テレビの全国ニュースで「今…

下っ端に読書なんて要らない

「晴耕雨読」というが、逆に忙しい時に真っ先に切り捨てられるのは読書だったりテレビだったりする。トレーニング全般も。無駄無駄無駄。遊びも切り捨てられる。無駄だー。 次に睡眠時間が削られる。やる気見せろと。言い訳は睡眠削ってから言え、と。結果出…

スイスには4つの「語圏」が存在する

スイスは4つの言語が話されている。しかし、4つの公用語ー「ドイツ語」「フランス語」「イタリア語」「レトロマン語」ーは、スイスのどこでも話されているわけではない。

沖合で船から海に投げ出されたら

そんなことがもしあったらの話ですが。 服を脱がない。じっとして漂う。浮遊物に捕まる。動かない。これが最良だとのこと。

冷たい飲み物を入れても結露しないタンブラー

もっと早く買えばよかった!6時間冷えたままのドリンクを楽しめる『サーモス真空断熱タンブラー』が最強! - ライフハックブログKo's Styleさん(http://homepage1.nifty.com/maname/log/201306.html#140110p4さん経由)で知ったこのタンブラーが素晴らしか…

不貞と強欲の異端審問官

kousyouさんのエントリ「kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。」に、以下のようなブックマークをした。 トビー・グリーンの「異端審問」で、ある異端審問官は、好みの女性がいれば夫を異端審問して奪い、金持ちを異端審問して財産…

将棋において、最善手は「最善」なのか?

将棋ソフトに見る「フルオート」と「セミオート」の違い - アンカテさん日曜朝のNHK杯で羽生善治 王位・王座・棋聖の将棋を、なんだかわからないままに「スゲー!!!」と見ている程度の自分の、素朴な疑問です。 それは、将棋において「最善手は『最善』な…

図書館の職員さんが全員変わっていた

「4/1より、図書館の管理委託を◯◯株式会社に移管します」と以前から告知が貼られていたのだが、職員さんが全員変わるとは思わなかった。 制服(というか、私服の上のベスト)も変わって、雰囲気がガラッと違った。 「信頼社会」とか「人材の流動化」ってのを…

「TAKERU」と「通信カラオケ」の関係

「カラオケ秘史」カラオケ秘史―創意工夫の世界革命 (新潮新書)作者:烏賀陽 弘道新潮社Amazonを読んだ。非常に面白かった。

「まおゆう魔王勇者」を見て、フリードリッヒ2世とアル・カーミルの話が思い浮かんだ

「待っていたんだ。ずっとずっと待っていた。君が現れるのを。ずっとずっと楽しみにしていた、君と言葉を交わすのを。」 (アニメ「まおゆう魔王勇者」第1話) 「まおゆう魔王勇者」を、毎週楽しみに見ています。 異なる種族が、異なる思想信条を持って戦争を…

2013年1-3月放送アニメで一番見た作品は「キューティクル探偵因幡」

「キューティクル探偵因幡」、毎回、10回くらい繰り返してみています。毎晩寝る前に見るんだ。緊張をほぐすために見るんだ。 癒しが必要なんだな、俺。

「空論」と「なまぐさい話」

僕らは、どこかで社会的な役割を果たした夕べに、仮面(ペルソナ)を付けて、茶室やラウンジやバールで言葉を交わします。 戦国武将が、茶室の中だけは敵同士であっても争いから離れ、一個人として向かい合うように。茶室の外では殺しあうわけです。

「RADIO STEINS;GATE」を聴いた

「インターネットラジオステーション<音泉>」で配信中の「今井麻美・関智一のRADIO STEINS;GATE」を聴いた。 4/20(土)から全国公開される映画 「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」 について、ゲームプロデューサーの松原達也さんから、 「映画は…

「『情報』を学び直す」

「情報」を学び直す (NTT出版ライブラリーレゾナント)作者:石井 健一郎NTT出版Amazon 「情報」とは何か。それは「確実さを増加させるもの」である。

「なぜ若者は優先順位がつけられないのか?」

なぜ若者は優先順位がつけられないのか? (学研新書)作者:長谷川 一弥学研プラスAmazon「最近の若者は、ロクにものを考えられないバカばっかりで困る。われわれの若いころは……」という駄本かと思ったらぜんぜん違った。 この本は、スポーツ選手を中心に、幅広…

「『ビジネス速読』仕事術」の感想

「ビジネス速読」仕事術 (PHPビジネス新書)作者:椋木 修三PHP研究所Amazon図書館で手にとった本。