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SDカード復元ソフト徹底比較!EaseUSと無料ツールを使い倒してみた【無制限で使用する方法も】

こんにちは、テックです。

 

「撮影した写真や動画、重要な書類など、大切なデータを保存していたSDカードを誤って削除してしまった……」
そんなときに頼りになるのが、SDカードのデータ復元ソフトです。


近年は無料で使えるデータ復旧フリーソフトから、有料版の本格的ツールまで、さまざまな選択肢があります。

 

そこで今回は、私が愛用しているソフト、EaseUSだけでなく、いくつかのフリーソフトも比較しながら、値段や対応可能な容量(GB数)の違いなどについて詳しくご紹介していきます。


SDカードから消えてしまった大切なデータを取り戻すためのヒントを、ぜひ最後までご覧ください。


復元ソフト徹底比較

 

早速ですがわかりやすくテーブルを作ってみたので参考にしてみて下さい。

 

製品名 EaseUS Data Recovery Wizard Free Recuva Wise Data Recovery Free
価格 0円 0円 0円
容量制限 2GB 基本無料。高度機能は有料版のみ。 2GB
NASに接続してデータを復元 - -
適用OS Windows / Mac Windowsのみ Windowsのみ

 

EaseUS Data Recovery Wizard

・良いところ

    無料版があり、最大2GBまでの復元に対応。
    シンプルかつわかりやすいUIで、初心者でも操作しやすい。
    写真や動画、ドキュメントなど幅広い形式をスキャン・復元可能。

・悪いところ

    無料版は2GBまでという容量制限があるため、容量を超える復元は有料版が必要。
    有料版へのアップグレード費用がやや高めと感じる人もいる。

・価格

    無料版:2GBまでのデータを復元可能。
    有料版:6,000~9,000円程度(プランにより異なる、30日間の返金保証)。

 ※サブスクなし、1回のみお支払いできる 

・容量制限

    無料版:2GB
    有料版:無制限

・適用機種WindowsMac
  


Recuva

・良いところ

    基本無料(フリー版)で試しやすい。
    ウィザード形式で操作が簡単、初心者向け。
    SDカードやHDD、USBメモリなど幅広く対応。

・悪いところ

    深いスキャン能力は有料ソフトに及ばない場合がある。
    シンプルゆえに詳細なカスタマイズは苦手。

・価格

    有料版(Recuva Professional):2,000~3,000円ほど(目安)。

・容量制限

    無料版:実質上限は設定されていないが、高度な機能は有料版のみ。

・適用機種Windowsのみ

 

 

Wise Data Recovery

・良いところ

    軽量かつ動作が軽快で、システムへの負担が少ない。
    直感的な画面表示で、復元可能ファイルをステータス付きで表示。
    基本無料で利用しやすい。

・悪いところ

    深いスキャン能力は、有料ソフトほど高くない場合がある。
    特殊なファイル形式や深刻な破損に弱いこともある。

・価格

    無料版:制限付き(機能面やサポート面で差)。
    有料版:2,000~3,000円程度のプランがある場合も。

・容量制限

    現状2GBに制限、大容量を扱う場合やサポートが必要な場合は有料版推奨。

・適用機種Windowsのみ

 

基本的にはどのメーカーも無制限で利用するためには課金は必要となります。

コスパ面で考えるとWise Data Recoveryがお得に思いますが、復元率などはそこまで高くないので微妙なところ。

 

これらのソフトをいろいろと試してみた結果、やはり操作のわかりやすさや機能のバランスを総合的に見るとEaseUSが一番使いやすいと感じました。

 

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そこで、次は実際の使い方をステップごとに解説しながら、誰でも簡単にSDカードからデータを復元できる手順をご紹介していきます。

 

SDカード復元ソフトの手順

【ステップ1】

まず、カードリーダーを使ってSDカードをコンピューターに正しく接続しましょう。EaseUS Data Recovery Wizardを起動し、「SDカード復元」を選択してください。お使いのデバイスのブランドを選びます。その後、「スキャン」ボタンをクリックしてください。

 

【ステップ2】

スキャンが完了したら、画面上部のメニューから「フィルター」あるいは「フォルダ」と「種類」をクリックし、パスやファイルの分類でまとめます。
展開されたリストから、フィルターまたは種類を選択してください。
これにより、検出されたすべてのファイルを確認することができます。

 

【ステップ3】

復元したいファイルを選択し、「復元」をクリックしてください。
選択したファイルの保存先を指定して復元を終わえます。
(ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルは元の場所とは異なるディスクに保存するようにしてください。)


まとめ

 

どのソフトにもそれぞれ魅力や特徴がありますが、最終的にどれを選ぶかは目的や使いやすさ次第です。

 

ただ、このブログは初心者の方に向けた「使いやすさ」という部分を標榜しているので、どうしてもシンプルで扱いやすいソフトに評価が入ります笑

 

SDカードなどから大切なデータを確実に取り戻すためにも、自分に合ったツールを見つけて、ぜひ快適なデータ復元ライフを送ってください!

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