3 年後に実戦投入? BAE「アイアンマンヘルメット」Q-Warrior ローンチ
BAE Systems は、米軍によるテスト協力を受ける中で開発した「アイアンマンヘルメット」こと Q-Warrior をローンチ。ヘッドアップディスプレイ (HUD : Head-Up Display) の技術に基づき開発が進められたこのシステム、透過性のディスプレイには、3D ホログラフィックイメージをオーバーレイさせ、敵・味方の最新情報が映し出される他、赤外線カメラによる夜間暗視も可能にする。米軍では特殊部隊を含めて既にシステムのテストをおこなっているとのことで、BAE Systems では、3 年後には実戦投入を目論んでいる。当初は車輌指揮官や特殊部隊員、近接航空支援などの前線航空管制を務める要員 (FAC : Forward Air Control) といったところでの使用が見込まれるが、スリムダウンしたバージョンを全ての兵士を対象として用途拡大を見込んでいる。砂や埃、水、泥といった悪条件下を想定する必要があることと、軽量化、省電力化の課題克服が必須となるが、ヘルメットだけでなく、兵士の身体能力拡大を図ることを目的とした全身スーツへの開発にも期待が寄せられている。
The Telegraph 2014/02/16
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