ハライチのお二人が2025年3月13日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でアジフライについてトーク。アジフライは過大評価をされていないか? ということを話していました。
(澤部佑)そんな中、こんな話題もありました。「アジフライの聖地が見つかる」。
(岩井勇気)なんですか?
(澤部佑)長崎県松浦市にある道の駅を訪れたSNSのユーザーが「アジフライの聖地」と書かれたアジフライの像の写真を投稿。松浦市はアジの水揚げ量が日本一で2019年に市長がアジフライの聖地であることを宣言。
(岩井勇気)聖地?
(澤部佑)SNSでは「アジフライの聖地があったんだ」と話題になったという。
(岩井勇気)アジフライの聖地っ何ですか? 発祥の地とかじゃないってことだよね?
(澤部佑)聖地です。
(岩井勇気)聖地って何ですか?
(澤部佑)アジがいっぱい取れるから。だからアジのたたきの聖地ではないんですね。アジがいっぱい取れるけども。アジフライ。
(岩井勇気)「アジの聖地」はあったとしても「アジフライの聖地」はなくない?
(澤部佑)まあね(笑)。でも、アジがいっぱい取れるからアジを出してるお店は多いのかな?
(岩井勇気)なるほどね。
(澤部佑)とか、やっぱりめちゃくちゃうまいのかな? 像というか、アジフライを模した、箸で持っている像があって。
(岩井勇気)ああ、本当だ。
アジフライの聖地像
「アジフライと水中考古学の聖地」を評価 長崎県松浦市に「日本旅のペンクラブ賞」 #ldnews https://t.co/SwVRolnbf0
— 松浦市立埋蔵文化財センター【公式】 (@MaibunMatsuura) March 9, 2025
(澤部佑)あとはこれはバスとか電車なんですかね? つり革のところがアジフライに……。
(岩井勇気)これ、やっちゃうところ、あるよね。
(澤部佑)つり革、いじりがちだよね。
(岩井勇気)あのさ、アジフライ、好き?
(澤部佑)俺は……これ、絶妙なところだね。好きではないかもしれない。あんまり食べない。
(岩井勇気)ええー!? お前が? 食べそうなのに?
(澤部佑)いやいや、どういうこと?
(岩井勇気)なんかすごい食べそうじゃん?
(澤部佑)俺、お店にあっても、迷う。絶対はたのまない。
(岩井勇気)いや、俺は割と好きなんだけども……なんかこう、アジフライってね、今ちょっと考えて、ちょっと過大評価されてないか?っていう話で。
(澤部佑)それはわかります。
(岩井勇気)ああ、わかってくれた(笑)。俺、わからないのかと思って言ったんだけど。
(澤部佑)わかります。俺の中でもフライのミックスフライとか、何個かあるうちのひとつみたいな。だからアジフライ1個の定食は俺はあんまり……。
(岩井勇気)アジフライ定食、あるよね?
(澤部佑)あるよ。
(岩井勇気)なんか俺もあったら「おっ、アジフライ定食、あるんだ?」って思うの。で、たのんじゃおうかなと思うんだけど……よく考えた時、アジフライって本当のこの味の評価だけじゃなくて、ノスタルジーとか、店の雰囲気とか、人情味みたいなのが入りすぎちゃってない?
(澤部佑)なるほど。わかる!
(岩井勇気)わかるっしょ? だからその味だけの評価じゃなくなっちゃって。
(澤部佑)いろいろ乗っかってるよねっていう。
(岩井勇気)だからみんなさ、アジフライがあった時にさ、「おっ?」って思わない?
(澤部佑)「おっ、アジフライ、あるじゃん」って。
アジフライにはいろいろな要素が乗っている
(岩井勇気)なんだけども……「いや、アジだよ?」っていう。まずアジだし。そんなになんか、高級な魚なんじゃないじゃないかって。一般的には親しみやすい魚だし。あと、タルタルとソースの味じゃん? ほとんどが。あれ、結構つけない?
(澤部佑)つける。べちゃべちゃにね。で、結局たのんで「えっ、ソース派? 醤油派?」とか。あの時間もなんか、もうセットだよね。いろいろ乗っかってるんですよね。
(岩井勇気)あいつってだからその味以外の評価で評価を得ようとしてるよね(笑)。
(澤部佑)これ、だからスタッフの皆さん、たのみますか? ああ、好きな人もいる?
(岩井勇気)でもなんかさ、アジフライ定食をたのんでいるいいやつ、みたいに思ってちゃっていない?
(澤部佑)ああ、なんかそれもわかるよ。謙虚なやつ。真面目なやつに見えるよね。
(岩井勇気)「うわ、アジフライ定食だ」っていう、なんか別の一翻、乗っかっちゃってるよねっていうことだよ。
(澤部佑)だから俺はたのまないんだよね。定食ではまず間違いなくたのまない。アジフライは。
(岩井勇気)正直、それには共感できない。
(澤部佑)そりゃないぜ……。
(岩井勇気)そんなじゃない。俺はそんなじゃないのよ。
(澤部佑)たのまないことはない? でも定食屋でたのむ? アジフライ定食ってあったら。アジフライしか乗ってないんだよ? アジフライとキャベツだけ。
(岩井勇気)あのね、浸ってる時はたのんじゃう。
(澤部佑)浸ってる時ってなに?
(岩井勇気)なんか『孤独のグルメ』みたいな感じの気持ちの時。だから、わかるの。そういうやつの気持ちもわかるんだけど。
(澤部佑)それに入っちゃう時もあるんですね。あなたは。
(岩井勇気)本当にさ、店の雰囲気に飲まれて。恵比寿のこづちっていう定食屋とか……。
(澤部佑)ああ、古いところ?
(岩井勇気)そう。あそことか、めっちゃ良くて。あそこに入っちゃうと、ついついアジフライを行きそうになっちゃう。
(澤部佑)ああ、ダメだ、ダメだ。
(岩井勇気)でも、なんだろうな? 全部フライを一式並べられた時に、アジを食べない。だからとんかつとかを行くじゃん? 俺、カキフライとかの方が上なんだよ。正直ね。
(澤部佑)ああ、カキフライ。イカフライは?
(岩井勇気)イカフライの方が上なんだよ。でも、なんかあの感じの定食屋に行った時だけ、アジフライを飲まれてたのんじゃう自分がいるんだよね。
(澤部佑)ダセえな……。
(岩井勇気)フハハハハハハハハッ!
(澤部佑)俺は飲まれない!
(岩井勇気)おお、すごいね!
「俺は飲まれない!」(澤部)
(澤部佑)俺の中ではもう居酒屋とか行って。ちょっといい、ちゃんと全部美味しい居酒屋みたいなところで「アジフライ」みたいなのがあって。「うーん、まあ……久しぶりに食べておこうかな?」ぐらい。軟骨の唐揚げと同じぐらい。俺の中では、もう。
(岩井勇気)いや、お前に今ね、俺は「ダサいな」って言われたけども。今、お前をかっこいいと思ってる俺がいるよ(笑)。
(澤部佑)フハハハハハハハハッ! アジフライをたのまないっていうことで?
(岩井勇気)こんな意見のやつ、俺は聞いたことないもんね。で、結構アジフライって飲まれてみんな、たのんじゃっているじゃん?
(澤部佑)たのんじゃうな。
(岩井勇気)で、なんか居酒屋とかでたのもうもんなら「誰がたのんだの?」とかって言って評価される感じじゃん?
(澤部佑)「いいじゃん!」って? たのまないんだよなー。まあ、うまいんだけどね。別に。どこで食べても一定のクオリティーは保ってくれるしね。
(岩井勇気)なんだけど、そんなにうまいのか?っていうことを考えちゃう時があるんだよね。
(澤部佑)これはちょっともう、大バトルですよ。松浦市の市長と。聖地認定をしていて。でもハライチはこういう意見ということなので。
(岩井勇気)そうなんです。ちょっとね、意見を聞かせてほしいね。
(澤部佑)まさかの展開でしたね。ちょっとね。
アジフライ、たしかに雰囲気の飲まれてついついたのんじゃうこと、ありますよね。美味しいんだけど、でもそんなに積極的にたのみたいものなのか?っていうと微妙なところなんですよね。アジフライ一本のアジフライ定食だと食べている途中で「他のも食べたい」って思ってしまいがちだし。そんなふわふわした感じなので「俺はたのまない!」と言い切った澤部さんが非常に男前に感じてしまいました。アジフライについての認識を改めて考えさせられるナイスなトークだったと思います!