JR東海は3月19日、東海道新幹線に半個室タイプの「上級クラス座席」を2027年度から導入すると発表した。
同座席は、通路と座席の間に鍵付きの扉を設けたほか、大型バックシェルタイプの座席とすることでプライベート感を高めた。さらに、リクライニング機能とレッグレストが備わり、専用Wi‑Fi環境や荷物スペースも整えた。
なお、画像では1人用に見えるが、縦に並ぶ片方を転換して向かい合わせにすることも可能で、ペアでの乗車に対応している。
半個室座席は、N700S車両の一部10号車に導入する計画で、従来のグリーン車指定席を48席に減らし、6席を半個室タイプとする。
また、既に発表されている別の「個室タイプの座席」は、今回発表された半個室タイプよりも早く2026年秋にサービスを開始する。これらの座席提供により、グリーン車以上の上質な乗車体験を提供するという。
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