Irssi
Irssiのスクリーンショット | |
作者 | Timo Sirainen |
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開発元 | The Irssi project |
最新版 |
1.4.5
/ 3 10月 2023[1] |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C言語 |
プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
種別 | IRCクライアント |
ライセンス | GNU General Public License |
公式サイト | http://www.irssi.org/ |
Irssi はインターネット上でチャットを行うためのコンピュータ・ソフトウェアの1つである。リレー方式でチャットを行うInternet Relay Chat(IRC) のGNU General Public Licenseによるクライアントであり、Timo Sirainen が開発し、1999年1月にリリースされた[2]。
実装・設定
[編集]C言語で書かれており、通常の操作にはテキストモードを使用する[2]。Unix系のオペレーティングシステムで動作することを第一に書かれたが、Cygwinを使えば Microsoft Windows 上でも動作する。Windows上で直接コンパイルして実行することも可能だが、多くの便利な機能を使えるようにするにはさらに手間がかかる[要出典]。
Mac OS X用バージョンも存在し、テキストモード版ではFinkやMacPortsを使い、ネイティブのグラフィカル版は"MacIrssi"と呼ばれ、他に"IrssiX"と呼ばれる別のグラフィカル版もある。かつては Cocoa を使った"Colloquy"もIrssiのIRCコアを使っていたが、今では別のIRCコア実装を使っている。
テキストモードのIRCクライアントは ircII のコードを元にしていることが多いが、Irssi は最初から独自に書かれている。そのためセキュリティやカスタマイゼーションといった問題への対処が素早い。見た目や操作法をカスタマイズする様々なモジュールやPerlのスクリプトが利用可能である。プラグインを導入することでSILC(Secure Internet Live Conferencing) やICB(Internet Citizen's Band) といったプロトコルにも対応できる。
Irrsiの設定はユーザインタフェースからでも、設定ファイルを直接編集しても行える。設定ファイルの文法はPerlのデータ構造に似ている。[3][4]
脚注・出典
[編集]- ^ “Release 1.4.5” (3 10月 2023). 19 10月 2023閲覧。
- ^ a b Danen, Vincent (May 5, 2008). “Try IRC with Irssi to communicate via chat”. TechRepublic. Zdnetasia.com. 2010年10月18日閲覧。
- ^ 2002年3月中旬、Irrsiの配布サイトがハッキングされ、構成用スクリプトにバックドアが仕込まれるという事件が発生した(McWより)。
- ^ McWilliams, Brian (June 5, 2002). “Download Sites Hacked, Source Code Backdoored”. SecurityFocus. BusinessWeek.com. 2010年10月18日閲覧。