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ヴィヴィアン・キャンベル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴィヴィアン・キャンベル
Vivian Campbell
ヴィヴィアン・キャンベル(2019年)
基本情報
出生名 Vivian Patrick Campbell
生誕 (1962-08-25) 1962年8月25日(62歳)
出身地 北アイルランドの旗 北アイルランド ベルファスト
ジャンル ハードロック
ヘヴィメタル
ブルースロック
職業 ギタリスト
担当楽器 ギターダルシマー
活動期間 1978年 -
共同作業者 スウィート・サヴェージ
ディオ
ホワイトスネイク
リヴァードッグス
シャドウ・キング
デフ・レパード
クロック
シン・リジィ
ラスト・イン・ライン
公式サイト www.viviancampbell.com
著名使用楽器
ギブソン・レスポール

ヴィヴィアン・キャンベル(Vivian Campbell、1962年8月25日 - )は、北アイルランド出身のギタリストハードロック/ヘヴィメタルの分野で活動。身長173cm。

来歴

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ベルファスト出身。初めて見たコンサートはロリー・ギャラガーで、他にゲイリー・ムーア等から影響を受ける[1]1978年にスウィート・サヴェージを結成し、NWOBHMのムーヴメントの中で活動。1981年のシングル「テイク・ノー・プリズナーズ」のB面曲「キリング・タイム」は、後にメタリカにカヴァーされた。

1983年ロニー・ジェイムス・ディオが新たに結成したバンド、ディオに加入。3枚のオリジナル・アルバムで演奏や作曲に貢献し、評価を高める。また、ディオが主催したチャリティ・プロジェクト「ヒア・アンド・エイド」でも重要な役割を果たした。ディオ脱退後、1987年にはホワイトスネイクの「スティル・オブ・ザ・ナイト」のミュージック・ビデオに出演し、エイドリアン・ヴァンデンバーグとのツイン・ギターという形でツアーにも参加するが、レコーディングには不参加のままホワイトスネイクを脱退。

1990年にはリヴァードッグスのデビュー作『リヴァードッグス』に参加するが、すぐに脱退し、ルー・グラム(元フォリナー)と共にシャドウ・キング結成、1991年に同名のアルバム発表。

1992年デフ・レパードのツアーに参加し、以後正式メンバーとして活動。キャンベル加入後初のオリジナル・アルバムは、1996年の『スラング』。また、クロックというサイド・プロジェクトでも活動している。

2005年、初のソロ・アルバム『ツー・サイズ・オブ・イフ』発表。ブルースの楽曲をカヴァーした内容で、ボーカルもキャンベル自身が担当し、他にビリー・ギボンズZZトップ)やテリー・ボジオが参加。

2007年のヴィヴィアン

2010年5月、デフ・レパードでの活動と並行して、スコット・ゴーハムブライアン・ダウニーを中心に再結成したシン・リジィに参加。

2013年ホジキンリンパ腫を発症し、同年6月にそのことを公表[2]。治療を続けながら活動を続けると声明している。

2013年8月3日、ディオ時代共に活動していたヴィニー・アピスジミー・ベイン、元リンチ・モブのアンドリュー・フリーマンらと結成した「ラスト・イン・ライン(Last In Line)」の初ライブをカリフォルニアで開催[3]

2016年、ラスト・イン・ラインとしてのデビュー・アルバム『ヘヴィ・クラウン』をリリース。アルバムのプロデュースは、ディオにも参加経験のある元ドッケンフォリナーのベーシスト、ジェフ・ピルソン[4]。また、リヴァードッグスの再結成にも参加し、2017年7月にはアルバム『カリフォルニア』をリリースした[5]

ディスコグラフィ

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ディオ

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  • 『情念の炎 - ホーリィ・ダイヴァー』 - Holy Diver(1983年)
  • 『ラスト・イン・ライン』 - The Last in Line(1984年)
  • 『セイクレッド・ハート』 - Sacred Heart(1985年)

リヴァードッグス

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  • 『リヴァードッグス』 - Riverdogs(1990年)
  • 『カリフォルニア』 - California(2017年)

シャドウ・キング

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  • 『シャドウ・キング』 - Shadow King(1991年)

デフ・レパード

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  • 『レトロ・アクティヴ』 - Retro Active(1993年) ※一部の収録曲に参加
  • 『スラング』 - Slang(1996年)
  • 『ユーフォリア』 - Euphoria(1999年)
  • 『X』 - X(2002年)
  • 『Yeah!〜イエーイ!』 - Yeah!(2006年) ※カヴァー・アルバム
  • ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ』 - Songs from the Sparkle Lounge(2008年)
  • ミラー・ボール』 - Mirror Ball(2011年) ※ライブ・アルバム
  • デフ・レパード』 - Def Leppard(2015年)
  • 『ダイアモンド・スター・ヘイローズ』 - Diamond Star Halos(2022年)

クロック

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  • Through Time(1998年)

ラスト・イン・ライン

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  • 『ヘヴィ・クラウン』 - Heavy Crown(2016年)
  • 『II』 - II(2019年)
  • Jericho(2023年)

ソロ・アルバム

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  • 『ツー・サイズ・オブ・イフ』 - Two Sides Of If(2005年)

ゲスト参加作品

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脚注

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  1. ^ Holland, Brian D.. “Vivian Campbell Interview”. Modern Guitars. 2008年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月17日閲覧。
  2. ^ デフ・レパードのヴィヴィアン・キャンベル、癌と闘病中であることを明かす”. rockin'on inc (2013年6月12日). 2018年10月26日閲覧。
  3. ^ ヴィヴィアン・キャンベルほかディオの初期メンバー4人が組んだ新バンドLAST IN LINE、初ライヴを開催”. amass. 2018年10月20日閲覧。
  4. ^ ラスト・イン・ライン、ディオ黄金期のパッションを再び”. BARKS. 2018年10月20日閲覧。
  5. ^ Riverdogs Feat. Vivian Campbell: More 'California' Album Details Revealed”. Blabbermouth.net (2017年5月3日). 2018年10月26日閲覧。

外部リンク

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