ヴィクナ
ヴィクナ市 Vikna kommune | |||
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レールヴィクの港 | |||
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位置 | |||
ヌール・トロンデラーグ県の位置 | |||
ヴィクナの位置 | |||
座標 : 北緯64度54分42秒 東経11度01分55秒 / 北緯64.91167度 東経11.03194度 | |||
行政 | |||
国 | ノルウェー | ||
県 | ヌール・トロンデラーグ県 | ||
市 | ヴィクナ市 | ||
市長 | ライネルト・アイズハウグ(2011年 - ) (労働党) | ||
地理 | |||
面積 | |||
市域 | 318.1 km2 | ||
陸上 | 310.21 km2 | ||
水面 | 7.89 km2 | ||
人口 | |||
人口 | (2012年現在) | ||
市域 | 4,241人 | ||
その他 | |||
等時帯 | 中央ヨーロッパ時間 (UTC+1) | ||
夏時間 | 中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2) | ||
ノルウェー統計局のデータ より | |||
公式ウェブサイト : www.vikna.kommune.no/ |
ヴィクナ(ノルウェー語: Vikna)は、ノルウェーのヌール・トロンデラーグ県、ナムダーレン地域に位置する基礎自治体(以下、本稿では便宜上「市」と記述する)。行政の中心地はレールヴィク村 (Rørvik) で、そのほかアウスタフィヨール (Austafjord) 、ガシュタード (Garstad) 、ヴァーローヤ (Valøya) の村々がある。
基礎情報
[編集]ヴィクナ市は1869年7月1日、ナーロイからヴィクテン市 (Vikten) として分立した。当時の人口は1749年であった。1881年1月1日、フォスネスの一部地域(人口:61人)が市に移管された。市名は後にヴィクナに改称された[1]。
市名
[編集]市を構成するインネル=ヴィクナ (Inner-Vikna) 、メロム=ヴィクナ (Mellom-Vikna) 、イッテル=ヴィクナ (Ytter-Vikna) の三島にちなむ。これら島名はいずれも、「入り江」を意味する vik に由来する(いずれの島にも無数の入り江がある)[2]。
紋章
[編集]現在の紋章は1988年5月13日に制定された。いまも市内の重要な収入源であるサケ漁と養殖業を表し、青地に3匹のサケが描かれている[3]。
教会
[編集]ニーダロス教区のナーロイ支区が管轄する市内には、ノルウェー国教会の教区がひとつ置かれている。
教区 (ソクン) |
名称 | 所在地 | 建築年 |
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ヴィクナ教区 | ガシュタード教会 | ガシュタード | 1856年 |
レールヴィク教会 | レールヴィク | 1896年 | |
ヴァーロイ礼拝堂 | ヴァーローヤ | 1972年 |
地理
[編集]ヴィクナ市はヌール・トロンデラーグ県北西沖のノルウェー海に浮かぶ、大小6000余りの群島からなる。ロフォーテン諸島以南では最大のサケの産卵場である。主な島は本土から近い順にインネル=ヴィクナ、メロム=ヴィクナ、そして最西端のイッテル=ヴィクナの三つである。
中心となる村落はインネル=ヴィクナ島東岸のレールヴィク村で、本土とナーロイスンデット海峡で向かい合っている。市内にはギェスリンゲーネ灯台、グリンナ灯台、ナーロイスン灯台、ヌールドイヤン灯台など、多くの灯台が置かれている。
1962年10月21日、沿岸急行船(フッティルーテン)の Sanct Svithun 号が操舵ミスでヌールドイヤンに座礁。船体は沈没し、41名の命が失われた。ヌールドイヤンには2002年、追悼のメンヒルが建立された。
経済
[編集]市民の主な収入源は漁業、養殖業、公共サービス、農業である。レールヴィクには、過去数世紀の沿岸部における生活様式を紹介するヌールヴァイ博物館がある。電力は大部分が、ガシュタード西部のメロム=ヴィクナ島にあるヴィクナ風力発電所から供給されている。
交通
[編集]レールヴィクにフッティルーテンが停泊するほか、ナーロイスン橋経由で県道770号が市内と本土および欧州ルートE6号を結んでいる。レールヴィクの南にはレールヴィク空港が置かれている。ヴィクナとナーロイは、人口1万人ほどの共同労働圏を形成している。
脚注
[編集]- ^ Jukvam, Dag (1999年). “Historisk oversikt over endringer i kommune- og fylkesinndelingen” (Norwegian). Statistisk sentralbyrå. 2012年7月29日閲覧。
- ^ (Norwegian) (dokpro.uio.no) Norske gaardnavne: Nordre Trondhjems amt (15last=Rygh ed.). Kristiania, Norge: W. C. Fabritius & sønners bogtrikkeri. (1903). p. 359
- ^ Norske Kommunevåpen (1990年). “Nye kommunevåbener i Norden”. 17 November 2008閲覧。