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やねこじき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やねこじき
Yanekojiki
開催時期 5月上旬
初回開催 1604年
最終開催 2018年
会場 町筋商店街
主催 やねこじき・de・町おこしの会
後援 阿波市
阿波市観光協会
阿波市商工会
最寄駅 JR鴨島駅
公式サイト
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やねこじきは、徳島県阿波市市場町市場の町筋商店街で毎年5月に開催されていた祭典である。

概要

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1604年慶長9年)に蜂須賀家政が旧市場町を訪れた際に、住民が手作りした人形を飾って歓迎したのがやねこじきの始まりとされる[1]

やねこじきの名前は、蜂須賀家政を歓迎する際の御判物を「やねこい(粗末な)もの」と謙遜したことに由来する[1][2]

1605年(慶長10年)には月に三日市を立てることを推し進め、商売に制限を設けず、酒の販売を許した。また商売繁盛の神様として若宮神社で御判物が祀られた[1]

1983年昭和58年)には最も多い約30点の人形が町筋商店街を彩り、ピーク時は約3千人の見物客が訪れたが、それ以降は減少し、2018年平成30年)に414年の歴史に幕を閉じた[1][3]

脚注

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  1. ^ a b c d 伝統行事「やねこじき」復活を 徳島県阿波市の住民が会設立”. 徳島新聞. 2024年9月5日閲覧。
  2. ^ 角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603
  3. ^ やねこじき”. 阿波市観光協会. 2024年9月5日閲覧。

外部リンク

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