鷲尾天
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わしお たかし 鷲尾 天 | |
---|---|
生誕 |
1965年9月16日(59歳) 日本・秋田県秋田市 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
秋田県立秋田高等学校 慶應義塾大学法学部 |
職業 | アニメーションプロデューサー |
活動期間 | 1998年 - |
活動拠点 | 東映アニメーション |
鷲尾 天(わしお たかし、1965年〈昭和40年〉9月16日[1] - )は、日本のアニメーションプロデューサー。東映アニメーション所属。
概要
[編集]東映アニメーションに入社後、テレビアニメ『釣りバカ日誌』や、2007年に放送された『金田一少年の事件簿スペシャル』のプロデュースを手掛ける。
2004年(平成16年)2月から朝日放送日曜朝8時30分枠のアニメをそれまで担当してきた関弘美に代わって担当になり、同時に始まった『ふたりはプリキュア』から『Yes!プリキュア5GoGo!』まで5年間「プリキュアシリーズ」のプロデューサーを務める。2009年(平成21年)1月を以って同枠のプロデューサーから退き、翌月の『フレッシュプリキュア!』からは梅澤淳稔に交代している。その後、2015年(平成27年)2月から放送の『Go!プリンセスプリキュア』にて再び企画として携わり、それ以降の作品にも引き続き企画を担当している。この事から一部メディアでは『プリキュアの生みの親』『プリキュアの父』と呼ばれている[2][3][4]。
来歴
[編集]- 秋田県秋田市出身[1]。
- 秋田県立秋田高等学校、慶應義塾大学法学部卒業。
- 就職浪人をし、商社に半年位、三省堂営業で2年、新規開局した地元・秋田の秋田朝日放送の記者を1992年より6年間務め、1998年に東映アニメーション株式会社(以下、東アニ)に入社[1][5]。
- 2015年6月1日、東アニの企画営業本部のテレビ企画部長に昇進し、映画室長とシナリオ室長も兼務する。それまでは、企画営業本部のテレビ企画部長代理とテレビ室長を務めていた[6]。
- 2016年6月28日、東アニの組織改編に伴い、企画製作本部のテレビ企画部長兼映画室長に着任し、同時に役員待遇へと昇進する[7]。
- 2017年6月28日、東アニが執行役員制度を導入したのに伴い、役員待遇から執行役員になる[8]。
- 2018年3月24日、東アニの組織改編に伴い、企画製作本部の第一映像企画部長(執行役員)に着任し、映像企画管理室長も兼務する。
- 2020年2月28日、東アニの組織改編に伴い、企画製作本部企画部のエグゼクティブ・プロデューサー(執行役員)に着任する。
- 2024年4月1日、上記役職に加え、製作本部副本部長兼製作部長を兼務。
主な作品
[編集]テレビアニメ
[編集]- 2000年
-
- ONE PIECE(2000年 - 2002年、プロデューサー補)
- 2002年
- 2004年
-
- ふたりはプリキュア(2004年 - 2005年、プロデューサー)
- キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE(プロデューサー)
- 2005年
-
- ふたりはプリキュア Max Heart(2005年 - 2006年、プロデューサー)
- 2006年
-
- キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE2(プロデューサー)
- ふたりはプリキュア Splash Star(2006年 - 2007年、プロデューサー)
- 2007年
-
- Yes!プリキュア5(2007年 - 2008年、プロデューサー)
- 金田一少年の事件簿スペシャル(プロデューサー)
- 2008年
-
- Yes!プリキュア5GoGo!(2008年 - 2009年、プロデューサー)
- ねぎぼうずのあさたろう(2008年 - 2009年、プロデューサー)
- 2009年
- 2011年
-
- トリコ(2011年 - 2014年、プロデューサー)
- 2014年
-
- マジンボーン(2014年 - 2015年、プロデューサー)
- 2015年
-
- Go!プリンセスプリキュア(2015年 - 2016年 、企画)
- 2016年
-
- 魔法つかいプリキュア!(2016年 - 2017年、企画)
- ワールドトリガー(チーフプロデューサー)
- 金田一少年の事件簿R(企画、チーフプロデューサー)
- 美少女戦士セーラームーンCrystal(企画)
- デジモンユニバース アプリモンスターズ(2016年 - 2017年、企画)
- タイガーマスクW(企画)
- 2017年
-
- キラキラ☆プリキュアアラモード(2017年 - 2018年、企画)
- 2018年
-
- HUGっと!プリキュア(2018年 - 2019年、企画)
- ゲゲゲの鬼太郎(2018年 - 2020年、企画)
- おしりたんてい(2018年 - 2022年、企画)
- 2019年
-
- スター☆トゥインクルプリキュア(2019年 - 2020年、企画)
- 2020年
-
- ヒーリングっど♥プリキュア(2020年 - 2021年、企画)
- 2021年
-
- トロピカル〜ジュ!プリキュア(2021年 - 2022年、企画)
- 2022年
-
- デリシャスパーティ♡プリキュア(2022年 - 2023年、企画)
- 2023年
-
- ひろがるスカイ!プリキュア(2023年 - 、企画、エグゼクティブプロデューサー)
- キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜(エグゼクティブプロデューサー)
- 2024年
-
- わんだふるぷりきゅあ!(2024年 - 、企画、エグゼクティブプロデューサー) [9]
劇場アニメ
[編集]- 1999年
-
- 金田一少年の事件簿2・殺戮のディープブルー(プロデューサー補)
- 2000年
-
- ONE PIECE(プロデューサー補)
- 2001年
-
- ONE PIECE ねじまき島の冒険(企画)
- キン肉マンII世(企画)
- 2002年
- 2005年
- 2006年
- 2007年
- 2008年
-
- 映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪(企画協力)
- ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ(企画)
- 映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪(企画協力)
- 2009年
- 2010年
- 2011年
- 2015年
- 2017年
- 2020年
-
- 人体のサバイバル!(プロデューサー)
OVA
[編集]- ビー・バップ・ハイスクール(1998年、製作進行)
- 金田一少年の事件簿(2012年 - 2013年、アニメーションプロデューサー)
実写映画
[編集]- ママレード・ボーイ(2018年、製作)
特撮
[編集]- 手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!(2015年、企画)
舞台
[編集]- 「『Dancing☆Starプリキュア』The Stage」(2023年・2025年、スーパーバイザー)[10][11][12]
出典
[編集]- ^ a b c 加藤レイズナ. “「プリキュア」シリーズの生みの親、鷲尾プロデューサーにインタビュー編”. 幻冬舎. 2012年5月18日閲覧。
- ^ “プリキュアの父”鷲尾天は、いかにしてアニメ『おしりたんてい』をヒットに導いたか ライブドアニュース 2020年4月27日 2023年6月21日 閲覧
- ^ 「プリキュアの父」が危機感と期待を込めて児童書発アニメに全力を注ぐ理由 現代ビジネス 2020年7月31日 2023年6月21日 閲覧
- ^ 《塾員インタビュー》『プリキュア』シリーズ生みの親 鷲尾天さん 慶應塾生新聞 2021年7月14日 2023年6月21日 閲覧
- ^ プリキュアは“破壊と挑戦”の繰り返し FIREBUG 佐藤詳悟×アニメプロデューサー鷲尾天対談2023年12月23日,Real Sound テック
- ^ 人事異動に関するお知らせ,東映アニメーション株式会社,2015年6月1日
- ^ 組織変更及び人事異動に関するお知らせ,東映アニメーション株式会社,2016年6月28日
- ^ 人事異動に関するお知らせ,東映アニメーション株式会社,2017年6月28日
- ^ “おうちのかたへ”. わんだふるぷりきゅあ!. 東映アニメーション. 2024年2月4日閲覧。
- ^ Inc, Natasha (2023年4月28日). “プリキュア初の舞台化!男子高校生がプリキュアに変身、ステージでダンス&バトル”. コミックナタリー. 2023年4月28日閲覧。
- ^ 男子プリキュア再び登場!「Dancing☆Starプリキュア」第2弾上演決定,2024年4月5日,ステージナタリー
- ^ 男子プリキュアの舞台「ぼくプリ」第2弾決定!キャスト・スタッフ続投で2025年上演,2024年4月5日,コミックナタリー