闇はささやく
闇はささやく | |
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Things Heard & Seen | |
監督 | シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ |
脚本 | シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ |
原作 | エリザベス・ブランデイジ『All Things Cease to Appear』 |
製作 |
ステファニー・アズピアズー ジュリー・コーエン ピーター・クロン アンソニー・ブレグマン |
製作総指揮 |
ピーター・パストレッリ スティーヴン・リプロス |
出演者 |
アマンダ・サイフリッド ジェームズ・ノートン ナタリア・ダイアー アレックス・ニューステッター |
音楽 | ピーター・レイバーン |
撮影 | ラリー・スミス |
編集 |
ルイーズ・フォード アンドリュー・モンドシェイン |
製作会社 | ライクリー・ストーリー |
配給 | Netflix |
公開 | 2021年4月29日 |
上映時間 | 120分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『闇はささやく』(原題:Things Heard & Seen)は2021年に配信されたアメリカ合衆国のホラー映画である。監督はシャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ、主演はアマンダ・サイフリッドが務めた。本作はエリザベス・ブランデイジが2016年に上梓した小説『All Things Cease to Appear』を原作としている[2]。
概略
[編集]1980年代。キャサリン・クレアは夫(ジョージ)と娘(フラニー)の3人でマンハッタンに暮らしていたが、ジョージの仕事の都合で急遽田舎町に引っ越すことになった。内心では都会を離れたくないと思っていたこともあり、キャサリンは田舎での暮らしになかなか馴染めず、ついには摂食障害の症状を来してしまった。そんなある日、キャサリンは台所の棚に隠されていた聖書を発見した。その聖書は前の家主の一族に受け継がれてきたもののようで、代々の持ち主の名前が記されていた。奇妙なことに、そのうちの何人かの名前は消されており、その痕跡の近くには「地獄に落ちろ」という書き込みがあった。
この出来事をきっかけに、キャサリンとフラニーは家の中で謎の光を目撃するようになったが、ジョージは妻の話を真剣に受け取ろうとしなかった。事態の真相を解明しようとする中で、キャサリンは図らずもジョージの暗い秘密を知ってしまう。しかも、それこそが怪現象の引き金になったものであった。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替声優。
- キャサリン・クレア:アマンダ・サイフリッド(小島幸子[3])
- ジョージ・クレア:ジェームズ・ノートン(小松史法[3])
- ウィリス・ハウエル:ナタリア・ダイアー(Lynn[3])
- エディ・ヴァイル:アレックス・ニューステッター(岩中睦樹)
- ジャスティン・ソコロフ:レイ・シーホーン(藤貴子)
- トラヴィス・ロートン:マイケル・オキーフ(浦山迅)
- メア・ロートン:カレン・アレン(土井美加)
- コール・ヴァイル:ジャック・ゴア
- フロイド・デビアス:F・マーレイ・エイブラハム(沢木郁也)
- エラ・ヴァイル:エミリー・ドーシュ
- フラニー・クレア:アナ・ソフィア・ヘージャー(本保佳音)
製作
[編集]2019年9月13日、アマンダ・サイフリッドが本作の出演交渉に臨んでいると報じられた[4]。30日、本作の主要撮影がニューヨーク州で始まった[5]。10月7日、ジェームズ・ノートン、ナタリア・ダイアー、レイ・シーホーン、アレックス・ニューステッター、F・マーレイ・エイブラハムがキャスト入りした[6]。2021年3月17日、ピーター・レイバーンが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[7]。
マーケティング
[編集]2021年1月13日、本作の劇中写真が初めて公開された[8]。4月1日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[9]。
評価
[編集]本作に対する批評家からの評価は伸び悩んでいる。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには60件のレビューがあり、批評家支持率は37%、平均点は10点満点で5.1点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「観客を怖がらせる要素は存在するが、凡庸で退屈な脚本がそれをかき消している。『闇はささやく』は魅力的な原作を映像化するのに失敗したと言える。」となっている[10]。また、Metacriticには23件のレビューがあり、加重平均値は49/100となっている[11]。
出典
[編集]- ^ “闇はささやく”. allcinema. 2021年5月1日閲覧。
- ^ “Is Things Heard & Seen Based On A True Story? Real Inspiration Explained”. ScreenRant (2021年5月21日). 2022年2月25日閲覧。
- ^ a b c “『闇はささやく Things Heard & Seen』感想(ネタバレ)”. シネマンドレイク (2021年5月1日). 2022年2月25日閲覧。
- ^ “Amanda Seyfried In Talks To Star In ‘Things Heard & Seen’ Film For Netflix”. Deadline.com (2019年9月13日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “Things Heard and Seen”. Production List. 2021年5月1日閲覧。
- ^ “James Norton & More Join Amanda Seyfried In Netflix Film ‘Things Heard And Seen’”. Deadline.com (2019年10月7日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “Peter Raeburn Scoring Robert Pulcini’s & Shari Springer Berman’s Netflix Film ‘Things Heard & Seen’”. Film Music Reporter (2021年3月17日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “Mamma Mia's Amanda Seyfried stars in first look at new Netflix movie”. Digital Spy (2021年1月13日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “Things Heard & Seen starring Amanda Seyfried Official Trailer Netflix”. YouTube (2021年4月1日). 2021年5月1日閲覧。
- ^ “Things Heard & Seen”. Rotten Tomatoes. 2021年5月3日閲覧。
- ^ “Things Heard & Seen (2021)”. Metacritic. 2021年5月3日閲覧。