華東(かとう)とは、中国東部の呼称。上海を中心に江蘇省、浙江省地帯を総称した長江デルタ地帯のことである。
中国政府による行政区域大区分では華東地区(中: 華東地區)があり、「華東六省一市」の言葉通り、山東省、江蘇省、安徽省、浙江省、江西省、福建省、上海市が含まれる[1] [2]。
1 大陸沿岸の一部島嶼は中華民国が福建省・金馬地区として管轄している。
2 全域が中華人民共和国の管轄外にあるため、実体のある地方政府が存在しない。(詳細は台湾問題を参照。)
1 中華民国の領域(中国語版)のうち、1955年の大陳島撤退作戦以降も中華民国政府が実効支配する地区は台湾地区(自由地区)、台湾地区以外の境域を大陸地区と呼称。行政区分は2006年刊行の「中華民國九十四年年鑑」に基づく。同書を最後に、政府は大陸地区に関する行政公告を出していない。
2 金馬地区(金門県と連江県の一部)は台湾地区に、金馬地区以外は大陸地区にそれぞれ属する。
3 全域が台湾地区に属する。1912年の建国時点では日本(日本領台湾)に属していたが、日本の降伏を契機として1945年に国民政府が中華民国に編入した(台湾光復)。ただし、台湾では中華民国への編入に対し異論も存在する(詳細は台湾地位未定論参照)。
4 1949年の遷台以前(大陸統治時代)、香港はイギリス(イギリス領香港)の、マカオはポルトガル(ポルトガル領マカオ)の植民地であった為、両地域には大陸地区の行政区分が適用されていない。(詳細は台湾香港関係、または台湾マカオ関係(中国語版)参照。)
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