繁藤駅
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繁藤駅[* 1] | |
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駅舎(2009年1月) | |
しげとう Shigetō | |
◄D34 角茂谷 (2.1 km) (6.3 km) 新改 D36► | |
所在地 | 高知県香美市土佐山田町繁藤 |
駅番号 | ○D35 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■土讃線 |
キロ程 | 97.6 km(多度津起点) |
電報略号 |
シケ アマ(天坪駅時代) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
10[2]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)6月21日 |
備考 | 無人駅 |
繁藤駅(しげとうえき)は、高知県香美市土佐山田町繁藤にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。駅番号はD35。JR四国の駅の中で最も高い標高347 mに位置し[3]、ここから高知方面に向けて一気に下っていく。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)6月21日:土佐山田駅 - 角茂谷駅間開業に伴い[1]、天坪駅(あまつぼえき)として開業[1]。
- 1963年(昭和38年)10月1日:繁藤駅に改称[1]。
- 1969年(昭和44年)10月1日:配達の取扱を廃止[1]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:駅員無配置駅となり[4]、同時に手荷物の取り扱いを廃止し小荷物の取り扱いを到着小荷物(特別扱新聞紙に限る。)に限定[1][5]。簡易委託駅となる[6]。
- 1972年(昭和47年)7月5日:昭和47年7月豪雨の影響で駅前の山が地すべり性崩壊を起こし、死者60名の被害を出す(繁藤災害)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる[1]。
駅構造
[編集]ホームは2面3線。改札口側に単式ホーム1線、跨線橋を渡ると島式ホーム2線があり、待避や行き違いが可能である。
2009年春に長年続けられていた簡易委託による乗車券発売が終了し、現在は完全に無人駅化されている。
特急通過駅ではあるが、行き違いのために運転停車することがある。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■土讃線 | 上り | 大歩危・阿波池田方面 | |
2 | 下り | 土佐山田・高知方面 | ||
3 | 下り | 一部列車 | ||
上り | 大歩危・阿波池田方面 |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、666頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “[opendata-web.site 高知県 駅乗降客数]”. 2021年3月11日閲覧。
- ^ プレスマンユニオン編集部: “繁藤駅”. ニッポン旅マガジン(プレスマンユニオン). 2022年4月20日閲覧。
- ^ 「通報 ●土讃本線及び中村線の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月26日、7面。
- ^ 「日本国有鉄道公示第389号」『官報』1970年9月26日。
- ^ 「土讃線中村線10月から営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1970年9月23日、1面。
参考文献
[編集]- 安藤武「四国・中部・関東班の47.7豪雨災害」『地質ニュース』1973年2月号
- 河合正虎「高知県土佐山田町「繁藤地辷地」の地質学的特性」『地質ニュース』1975年8月号
- 「読売新聞が見つめた 高知50年(土佐山田の繁藤災害)」 読売新聞社、2002年11月
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 南小松島駅 - JR四国で最も低い位置にある駅
- トマム駅 - JR北海道管内で最も標高が高い旅客駅
- 野辺山駅 - JR全体およびJR東日本管内で最も標高が高い駅
- 奈良井駅 - JR東海管内で最も標高が高い駅
- 三井野原駅 - JR西日本管内で最も標高が高い駅
- 波野駅 - JR九州管内で最も標高が高い駅
- 繁藤災害