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祖父江慎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

祖父江 慎(そぶえ しん、1959年 - )は、愛知県生まれのブックデザイナー

人文書、小説、漫画などの書籍の装幀やデザインを幅広く手がける。吉田戦車の漫画本をはじめとして、意図的な乱丁や斜めの裁断など、装幀の常識を覆すデザインで注目を集める。コズフィッシュ代表。

電話の声で女性と間違われるほど女性っぽい振舞いや話し方をするが、既婚で一女あり。元・妻は理論社(のちイースト・プレス)の『よりみちパン!セ』編集長の清水檀

経歴

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愛知県立旭丘高校美術科卒業。浪人時代に味岡伸太郎の影響を受ける。

多摩美術大学グラフィックデザイン科入学[1]。漫画研究会の先輩にしりあがり寿喜国雅彦がいた。在学中の1981年から杉浦康平のデザインにひかれ、工作舎でアルバイトを始め大学を中退[2][3]

1987年に工作舎を退社。秋元康が設立した株式会社フォーセールでアートディレクターを務め、1988年フリーランスとして独立。1990年にコズフィッシュを設立する[1]東京藝術大学美術学部デザイン科客員教授[4]AGITDC会員[3]

主な装幀作品

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書籍

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雑誌

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著書

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受賞歴

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脚注

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  1. ^ a b ほぼ日刊イトイ新聞 - 言いまつがい - 祖父江慎さん”. www.1101.com. 2020年12月7日閲覧。
  2. ^ 香山リカの著書『ポケットは80年代がいっぱい』によると、夏休みが終わったので学校に行こうとした祖父江を、当時カリスマ的で「グル」的存在だった松岡正剛が、「大学がなんだ!」と一喝し、祖父江は中退を余儀なくされたという。その後、香山や山崎春美も関与した雑誌『HEAVEN』でもデザインを行った。
  3. ^ a b 祖父江慎 プロフィール|六本木未来会議 -デザインとアートと人をつなぐ街に-”. 六本木未来会議 -デザインとアートと人をつなぐ街に-. 2020年12月7日閲覧。
  4. ^ http://design.geidai.ac.jp/staff/
  5. ^ 中国嫁日記 2013年1月24日付.

外部リンク

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