津治姫
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津治姫(つじひめ、宝永7年6月23日〈1710年7月19日〉 - ?)は、越後村松藩第5代藩主・堀直堯の正室。父は陸奥守山藩藩主・松平頼貞。母は側室の松本氏(多美)。初名は与志、満佐、頼など。兄弟には松平頼尚、松平頼寛、松平定賢、松平頼恭、松平頼済などがいる。
生涯
[編集]宝永7年(1710年)、松平頼貞の娘として江戸吹上邸に生まれる。享保5年(1720年)3月、阿波富田藩第3代藩主・蜂須賀正員(後の徳島藩第6代藩主・宗員)と婚約する。しかし、正員が兄の早世により徳島藩の嫡子となり、家格の釣合いが悪くなったためか、婚儀には至らず、享保12年(1727年)12月に離縁となった。
享保20年(1735年)12月、越後村松藩の嫡子・堀直堯(後の第5代藩主)のもとへ改めて嫁いだ。元文3年(1738年)、直堯との間に長男・堀直泰を産んだ。
参考文献
[編集]- 『蜂須賀家記』
- 『守山藩御家譜大全』(大洗町史資料第2集 守山藩史料(上))
- 『寛政重修諸家譜』