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森 元村(もり もとむら)は、戦国時代から安土桃山時代の阿波国の武将。三好家家臣。通称は志摩守、筑後守。号は九華。
父は佐田九郎左衛門。土佐泊城主。子に森村春、森村吉がいる。
はじめ阿波国名東郡黒田村にいたが後に板野郡土佐泊に移住した。天文年間に土佐泊城を築城。讃岐に攻められたが撃退し、その後、讃岐に攻め込み反撃したことで武将の名を挙げた。
天文8年(1539年)に細川晴元が河野氏と戦い、海賊衆を率いてこれに参戦した。
文禄3年(1594年)6月5日に病死。