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斜里岳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
斜里岳
北から(斜里町)
標高 1,547[1] m
所在地 北海道斜里郡斜里町清里町
標津郡標津町
位置 北緯43度45分56秒 東経144度43分04秒 / 北緯43.76556度 東経144.71778度 / 43.76556; 144.71778[2]
山系 知床半島
種類 成層火山
最新噴火 25万年前[3]
斜里岳の位置(日本内)
斜里岳
斜里岳の位置
プロジェクト 山
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斜里岳(しゃりだけ)は北海道知床半島にある火山標高は1,547 m斜里岳道立自然公園に属し、深田久弥による日本百名山に選定されている[4]清里町の観光スポットの一つである。

概要

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アイヌ語名は「オンネヌプリ(onne-nupuri)」であり「大なる(←年老いたる)・山」を意味する[5][6]。現在の名称については斜里川の水源に当たることからとされている[5]。オホーツク富士、斜里富士とも呼ばれる。

山頂部は斜里岳、南斜里岳、西峰からなる。二等三角点名は「斜里岳」[7]

火山の基底は直径約12 km[3]、山体比高950 m[3]。活動時期は約30万 - 25万年前[3][注釈 1]。中央火山は溶岩円頂丘[3]。山頂には6個の爆裂火口がある[3]

登山

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山頂には展望がある。登山道は3つあるが、清里町側から登るルートが一般的で、途中で沢筋の旧道と尾根筋の新道に分岐する[9]。登山口には山小屋「清岳荘」がある[9]

参考画像

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脚注

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注釈

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  1. ^ 約28 - 25万年前という記述もある[8]

出典

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  1. ^ 地図閲覧サービス 2万5千分1地形図名:斜里岳(斜里)”. 国土地理院. 2012年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月30日閲覧。
  2. ^ 日本の主な山岳標高:北海道”. 国土地理院. 2010年12月29日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 日本の第四紀火山 斜里岳”. 産業技術総合研究所 地質調査総合センター. 2017年3月25日閲覧。
  4. ^ 深田久弥『日本百名山』朝日新聞社、1982年。ISBN 4-02-260871-4 
  5. ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、219頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  6. ^ 斜里岳登山ガイド 斜里岳 実話・逸話・裏話”. きよさと観光協会. 2014年9月30日閲覧。
  7. ^ 国土地理院 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2013年6月28日閲覧。
  8. ^ 斜里岳道立自然公園”. 北海道. 2014年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月30日閲覧。
  9. ^ a b 観光情報斜里岳”. 清里町. 2014年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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