川上公一
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川上 公一(かわかみ こういち、1950年(昭和25年) - )は、日本の外交官。トロント総領事、レバノン駐箚特命全権大使を経て、外交記録公開担当特命全権大使を歴任した。
経歴・人物
[編集]石川県金沢市出身。金沢大学附属高等学校を経て、1976年(昭和51年)東京大学法学部を卒業して、外務省に入省した。
1977年(昭和52年)フランス大使館の外交官補となり、在外上級研究員として、グルノーブル政治学院、ENA(フランス国立行政学院)で学ぶ。後に首相となるドミニク・ド・ヴィルパン、フランス社会党の大統領候補となったセゴレーヌ・ロワイヤルとは同窓であった。
1986年(昭和61年)駐フランス大使館一等書記官。外務省アジア局南東アジア第二課長を経て、1995年(平成7年)駐ミャンマー大使館公使参事官。1998年(平成10年)駐仏大使館参事官兼広報文化センター所長を経て、2000年(平成12年)駐仏公使。2001年(平成13年)マレーシア公使。2003年から2006年3月まで、政策研究大学院大学教授として外交政策を担当した[1]。2006年(平成18年)トロント総領事。2009年レバノン駐箚特命全権大使。2012年(平成24年)3月23日、外交記録公開担当大使。2013年(平成25年)3月29日依願免官、4月1日防衛大学校防衛教育学群安全保障・危機管理教育センター長・教授[2]。
同期
[編集]- 齋木昭隆(13年外務事務次官・12年外務審議官(政務)・11年駐印大使・08年外務省アジア大洋州局長)
- 鶴岡公二(13年内閣官房審議官兼TPP政府対策本部首席交渉官・12年外務審議官(経済)・10年外務省総合外交政策局長)
- 兒玉和夫(13年OECD大使・外務省研修所長・10年国連大使(次席)・08年外務報道官)
- 木寺昌人(12年駐中国大使・内閣官房副長官補)
- 國方俊男(13年北極担当大使・11年駐チェコ大使)
- 小菅淳一(11年駐ヨルダン大使・06年駐アフガニスタン大使)
- 高田稔久(13年沖縄担当大使・駐ケニア兼ソマリア兼エリトリア兼セーシェル兼ブルンジ大使・10年駐ケニア大使)
- 福川正浩(11年駐ペルー大使)
- 田尻和宏(13年駐パラオ大使)
- 篠田研次(12年駐フィンランド大使)
- 高橋邦夫(11年駐ネパール大使・09年駐スリランカ兼モルディブ大使)
- 久枝譲治(11年駐オマーン大使)
- 加茂佳彦(12年駐アラブ首長国連邦大使)
- 西宮伸一(12年中国大使・10年外務審議官(経済))
- 大塚聖一(12年駐レバノン大使)
- 高瀬康夫(12年駐ジャマイカ兼ベリーズ兼バハマ大使・09年駐トンガ大使)
- 渡部和男(12年駐コロンビア大使・11年科学技術協力担当大使・08年駐パラグアイ大使)
- 小泉崇(12年駐ブルガリア大使)
- 東博史(13年駐ポルトガル大使・10年駐モーリタニア大使)
- 長内敬(09年駐ラトビア大使)
- 今井治(13年国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当兼安保理非常任理事国選挙及び安保理改革(中南米諸国)担当大使・12年国際テロ対策・組織犯罪対策協力兼サイバー政策担当大使・09年駐エクアドル大使)
- 細谷龍平(13年駐マダガスカル大使)
- 山本啓司(12年駐ルーマニア大使・11年査察担当大使・駐カメルーン大使)
- 塚原大貮(12年駐ベナン大使)
脚注
[編集]- ^ 「日本の直接投資とソフトパワーが大切・・・」トロント 川上公一総領事 ”. 日加タイムズ (2006年5月12日). 2014年6月30日閲覧。 “
- ^ 【外務省人事】 川上公一レバノン大使、外交記録公開担当大使に ”. e-Nikka (2012年4月5日). 2014年6月30日閲覧。 “
外部リンク
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