コンテンツにスキップ

南加木屋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南加木屋駅
駅舎(2024年1月)
みなみかぎや
MINAMI KAGIYA
KC02 加木屋中ノ池 (1.4 km)
(1.8 km) 八幡新田 KC04
地図
所在地 愛知県東海市加木屋町南平井15
北緯34度59分20秒 東経136度54分25秒 / 北緯34.98889度 東経136.90694度 / 34.98889; 136.90694座標: 北緯34度59分20秒 東経136度54分25秒 / 北緯34.98889度 東経136.90694度 / 34.98889; 136.90694
駅番号 KC  03 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 河和線
キロ程 4.1 km(太田川起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
7,817[1]人/日
-2023年[1]-
開業年月日 1931年昭和6年)4月1日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
テンプレートを表示

南加木屋駅(みなみかぎやえき)は、愛知県東海市加木屋町にある名古屋鉄道河和線。駅番号はKC03[2]

快速急行停車駅である。特急はヶ丘駅と同様、朝に名古屋方面の一部列車が停車し、夕方(名鉄名古屋駅を15時以降に出発する列車)以降の内海、河和行特急は全て停車する。

歴史

[編集]

かつては隣の高横須賀駅との間に加木屋駅があったが、加木屋駅が廃止されても駅名は改称されず現在に至っている。

なお、名鉄と東海市は2020年令和2年)2月に西知多総合病院へのアクセス向上などを目的に、高横須賀駅との中間地点付近に新駅を設置し、2023年(令和5年)に開業することで合意し、基本協定を締結している[3]。新駅は2022年(令和4年)12月22日に駅名が加木屋中ノ池駅となることが決定し、2024年(令和6年)3月16日に開業した。

年表

[編集]

駅構造

[編集]

8両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅集中管理システムを導入した無人駅である(管理駅は太田川駅)。2023年12月22日までは終日駅員配置駅で、下り線ホーム出入口側に窓口があった。改札口は各ホームの知多半田寄りにあり、自動券売機(継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00 - 22:00に限られる)、自動精算機を備えている。また、跨線橋でホーム間の行き来をすることができる。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 KC 河和線 下り 河和内海方面[9]
2 上り 太田川金山名鉄名古屋方面[9]

配線図

[編集]
南加木屋駅 構内配線略図

太田川・
名古屋方面
南加木屋駅 構内配線略図
知多半田・
河和方面
凡例
出典:[10]


利用状況

[編集]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は7,802人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中51位、河和線・知多新線(24駅)中3位であった[11]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は9,167人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中47位、河和線・知多新線(26駅)中4位であった[12]

「東海市の統計」、「移動等円滑化取組報告書」によると、近年の1日平均乗降人員は下表のとおりである[13][14][15]。河和線の駅では太田川駅、知多半田駅に次いで3番目に多い。

年度 1日平均
乗降人員
2009年(平成21年) 6,971
2010年(平成22年) 7,017
2011年(平成23年) 7,204
2012年(平成24年) 7,411
2013年(平成25年) 7,802
2014年(平成26年) 7,658
2015年(平成27年) 7,961
2016年(平成28年) 8,121
2017年(平成29年) 8,244
2018年(平成30年) 8,342
2019年(令和元年) 8,439
2020年(令和02年) 7,101
2021年(令和03年) 7,143

駅周辺

[編集]

主に住宅地となっている。 駅南側には、商店も多く見られる。大府市との境界にも比較的近い。

主な施設

[編集]

バス路線

[編集]
「南加木屋駅西」バス停留所
「南加木屋駅東」バス停留所
  • 東海市循環バス(らんらんバス)南ルート
    • 系統5:消防署南出張所・西知多総合病院・太田川駅 方面
    • 系統6:知北平和公園・大池住宅 方面

隣の駅

[編集]
名古屋鉄道
河和線
特急
通過
特急(一部の列車が停車)・快速急行急行準急
太田川駅(TA09) - 南加木屋駅(KC03) - ヶ丘駅(KC05)
普通
加木屋中ノ池駅(KC02) - 南加木屋駅(KC03) - 八幡新田駅(KC04)

脚注

[編集]
  1. ^ a b 令和5年度 移動等円滑化取組報告書”. 名古屋鉄道. 2024年8月20日閲覧。
  2. ^ 駅ナンバリング制定時より、2024年3月16日開業の加木屋中ノ池駅の設置を見越してKC02は飛ばしていた。
  3. ^ 名鉄河和線高横須賀-南加木屋間に新駅設置へ”. 鉄道ファン(交友社) (2020年2月18日). 2020年6月1日閲覧。
  4. ^ “昼間の普通電車増強 名鉄18路線25日からダイヤ改正”、中日新聞、1970年12月22日11版、8面〔三河版〕
  5. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1052頁。 
  6. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。 
  7. ^ 生田誠『名鉄の支線、廃線』 上巻、アルファベータブックス、2020年、94頁。ISBN 978-4865988611 
  8. ^ 一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2023年11月17日). 2023年11月17日閲覧。
  9. ^ a b 南加木屋(KC03)(みなみかぎや) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  10. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  11. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  12. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  13. ^ 東海市の統計 - 東海市
  14. ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道
  15. ^ 令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月4日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]