南加木屋駅
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南加木屋駅 | |
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駅舎(2024年1月) | |
みなみかぎや MINAMI KAGIYA | |
◄KC02 加木屋中ノ池 (1.4 km) (1.8 km) 八幡新田 KC04► | |
所在地 | 愛知県東海市加木屋町南平井15 |
駅番号 | KC 03 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 河和線 |
キロ程 | 4.1 km(太田川起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
7,817[1]人/日 -2023年[1]- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)4月1日 |
備考 | 無人駅(駅集中管理システム導入駅) |
南加木屋駅(みなみかぎやえき)は、愛知県東海市加木屋町にある名古屋鉄道河和線の駅。駅番号はKC03[2]。
快速急行停車駅である。特急は巽ヶ丘駅と同様、朝に名古屋方面の一部列車が停車し、夕方(名鉄名古屋駅を15時以降に出発する列車)以降の内海、河和行特急は全て停車する。
歴史
[編集]かつては隣の高横須賀駅との間に加木屋駅があったが、加木屋駅が廃止されても駅名は改称されず現在に至っている。
なお、名鉄と東海市は2020年(令和2年)2月に西知多総合病院へのアクセス向上などを目的に、高横須賀駅との中間地点付近に新駅を設置し、2023年(令和5年)に開業することで合意し、基本協定を締結している[3]。新駅は2022年(令和4年)12月22日に駅名が加木屋中ノ池駅となることが決定し、2024年(令和6年)3月16日に開業した。
年表
[編集]- 1931年(昭和6年)4月1日:知多鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)2月1日:知多鉄道が名古屋鉄道に合併。
- 1970年(昭和45年)12月25日:準急停車駅に昇格[4]。
- 1983年(昭和58年)3月11日:駅舎改築[5]、跨線橋設置。
- 1987年(昭和62年)5月:自動改札機設置[6]。
- 2007年(平成19年)
- 2011年(平成23年)2月11日:ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日:トランパス供用終了。
- 2023年(令和5年)12月23日:終日無人化[8]。
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建設中の駅舎(2007年)
駅構造
[編集]8両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅集中管理システムを導入した無人駅である(管理駅は太田川駅)。2023年12月22日までは終日駅員配置駅で、下り線ホーム出入口側に窓口があった。改札口は各ホームの知多半田寄りにあり、自動券売機(継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00 - 22:00に限られる)、自動精算機を備えている。また、跨線橋でホーム間の行き来をすることができる。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | KC 河和線 | 下り | 河和・内海方面[9] |
2 | 上り | 太田川・金山・名鉄名古屋方面[9] |
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太田川方面駅舎
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ホーム
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駅名標
配線図
[編集] ← 太田川・ 名古屋方面 |
→ 知多半田・ 河和方面 |
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凡例 出典:[10] |
利用状況
[編集]- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は7,802人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中51位、河和線・知多新線(24駅)中3位であった[11]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は9,167人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中47位、河和線・知多新線(26駅)中4位であった[12]。
「東海市の統計」、「移動等円滑化取組報告書」によると、近年の1日平均乗降人員は下表のとおりである[13][14][15]。河和線の駅では太田川駅、知多半田駅に次いで3番目に多い。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
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2009年(平成21年) | 6,971 |
2010年(平成22年) | 7,017 |
2011年(平成23年) | 7,204 |
2012年(平成24年) | 7,411 |
2013年(平成25年) | 7,802 |
2014年(平成26年) | 7,658 |
2015年(平成27年) | 7,961 |
2016年(平成28年) | 8,121 |
2017年(平成29年) | 8,244 |
2018年(平成30年) | 8,342 |
2019年(令和元年) | 8,439 |
2020年(令和 | 2年)7,101 |
2021年(令和 | 3年)7,143 |
駅周辺
[編集]主に住宅地となっている。 駅南側には、商店も多く見られる。大府市との境界にも比較的近い。
主な施設
[編集]- 愛知県立東海南高等学校
- 東海市立加木屋中学校
- 東海加木屋郵便局
- 太洋自動車学校
- エルビー(中部オフィス・東海工場)
- 中部安全衛生技術センター
- 愛知県道55号名古屋半田線(半田街道)
- 三ツ池公園
バス路線
[編集]- 「南加木屋駅西」バス停留所
- 東海市循環バス(らんらんバス)南ルート
- 知多市コミュニティ交通(あいあいバス)北部循環コース
- かつては、名鉄バス、のちに知多バスが大池住宅、太田川駅方面のバスを運行していたが、東海市循環バスの再編により廃止された。
- 「南加木屋駅東」バス停留所
- 東海市循環バス(らんらんバス)南ルート
- 系統5:消防署南出張所・西知多総合病院・太田川駅 方面
- 系統6:知北平和公園・大池住宅 方面
隣の駅
[編集]- 名古屋鉄道
- 河和線
脚注
[編集]- ^ a b “令和5年度 移動等円滑化取組報告書”. 名古屋鉄道. 2024年8月20日閲覧。
- ^ 駅ナンバリング制定時より、2024年3月16日開業の加木屋中ノ池駅の設置を見越してKC02は飛ばしていた。
- ^ “名鉄河和線高横須賀-南加木屋間に新駅設置へ”. 鉄道ファン(交友社) (2020年2月18日). 2020年6月1日閲覧。
- ^ “昼間の普通電車増強 名鉄18路線25日からダイヤ改正”、中日新聞、1970年12月22日11版、8面〔三河版〕
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1052頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。
- ^ 生田誠『名鉄の支線、廃線』 上巻、アルファベータブックス、2020年、94頁。ISBN 978-4865988611。
- ^ “一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2023年11月17日). 2023年11月17日閲覧。
- ^ a b “南加木屋(KC03)(みなみかぎや) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 東海市の統計 - 東海市
- ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道
- ^ “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月4日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 南加木屋駅 - 名古屋鉄道