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中部地方整備局

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日本の旗 日本行政機関
中部地方整備局
役職
局長 佐藤 寿延
副局長 西尾 保之
中川 雅章
組織
上部組織 国土交通省
出先機関 (本文参照)
概要
所在地 名古屋市中区三の丸二丁目5番1号
名古屋合同庁舎第2号館
ウェブサイト
国土交通省中部地方整備局
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中部地方整備局(ちゅうぶちほうせいびきょく)は、国土交通省地方支分部局である地方整備局の一つ。北陸地方山梨県を除く中部地方の土木建築行政全般を管轄する。岐阜県静岡県愛知県三重県[1]を管轄地域とする。

所在地および管轄区域

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沿革

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  • 1878年(明治11年) - 岐阜県羽島郡竹鼻村(現在の羽島市)に「内務省木曽川土木局出張所」を設置[3]
  • 1886年(明治19年) - 内務省第四区土木監督署(現在の近畿地方整備局)の出先機関「第四区土木監督署派出所」となり、庁舎を岐阜県安八郡大垣町(現在の大垣市)に移転。翌年には庁舎を三重県桑名郡桑名町(現在の桑名市)に再移転。
  • 1894年(明治27年) - 組織改編(第四区土木監督署の分割)により新たな「内務省第四区土木監督署」となり、庁舎を名古屋市中区南久屋町に移転。翌年には庁舎を名古屋市東区上堅杉町に再移転。
  • 1905年(明治38年) - 「内務省名古屋土木出張所」に改組。
  • 1913年(大正2年) - 「内務省名古屋土木出張所」を廃止(東京第2土木出張所に合併)、中部地方から出先機関が一時消滅。
  • 1923年(大正12年) - 「内務省名古屋土木出張所」再設置(庁舎は上堅杉町に置く)。
  • 1943年(昭和18年) - 「内務省中部土木出張所」に改称。
  • 1948年(昭和23年) - 内務省解体に伴い総理府の出先機関である「建設院中部地方建設局」に移管。同年、「建設省中部地方建設局」に改組。
  • 1951年(昭和26年) - 中部地方建設局庁舎を名古屋市昭和区狭間町に移転
  • 1953年(昭和28年) - 天竜川水系上流部が関東地方建設局から中部地方建設局へ移管。
  • 1958年(昭和33年) - 富山県・石川県内の事務所(金沢営繕工事事務所を除く)を北陸地方建設局へ所属換え。
  • 1961年(昭和36年) - 運輸省伊勢湾港湾建設部が発足(港湾建設部の前身)
  • 1964年(昭和39年) - 官制改正により、伊勢湾港湾建設部を第五港湾建設局に改称。
  • 1967年(昭和42年) - 中部地方建設局庁舎を現在地の名古屋市中区三の丸に移転。
  • 1980年(昭和55年) - 金沢営繕工事事務所を関東地方建設局へ所属換え。
  • 2001年(平成13年)1月6日 - 省庁再編により国土交通省発足。建設省中部地方建設局と、運輸省第五港湾建設局を統合し国土交通省中部地方整備局を設置。
  • 2016年(平成28年)4月1日 - 奈良県内の名阪国道針IC以東が近畿地方整備局から中部地方整備局へ移管。

出先機関

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名称 区分 管轄区域・施設 所在地
多治見砂防国道事務所 砂防 木曽川
庄内川
岐阜県多治見市
道路 国道19号
国道21号
国道475号東海環状自動車道
木曽川上流河川事務所 河川 木曽川
長良川
揖斐川
岐阜県岐阜市
国営公園 国営木曽三川公園
越美山系砂防事務所 砂防 揖斐川 岐阜県揖斐郡揖斐川町
新丸山ダム工事事務所 ダム再開発 新丸山ダム(木曽川) 岐阜県加茂郡八百津町
岐阜国道事務所 道路 国道21号
国道22号
国道41号
国道156号
国道158号中部縦貫自動車道
国道258号
国道475号(東海環状自動車道)
岐阜県岐阜市
高山国道事務所 道路 国道41号
国道158号・中部縦貫自動車道
岐阜県高山市
沼津河川国道事務所 河川 狩野川 静岡県沼津市
砂防 狩野川
伊豆東部火山群
海岸 伊豆半島沿岸
駿河湾沿岸
道路 国道1号
国道138号
国道246号
国道414号伊豆縦貫自動車道
浜松河川国道事務所 河川 天竜川
菊川
静岡県浜松市中央区
海岸調査 遠州灘沿岸
道路 国道1号
国道474号三遠南信自動車道
静岡河川事務所 河川 安倍川
大井川
静岡県静岡市葵区
砂防 安倍川
海岸 伊豆半島沿岸
駿河湾沿岸
富士砂防事務所 砂防 富士山
薩捶山
静岡県富士宮市
静岡国道事務所 道路 国道1号
国道52号
国道139号
吉田町道古川川尻一号線(古川橋)
静岡県静岡市葵区
庄内川河川事務所 河川 庄内川 愛知県名古屋市北区
豊橋河川事務所 河川 豊川
矢作川
愛知県豊橋市
海岸 遠州灘沿岸
三河湾伊勢湾沿岸
設楽ダム工事事務所 ダム建設 設楽ダム(豊川) 愛知県新城市
名古屋国道事務所 道路 国道1号
国道19号
国道22号
国道23号
国道41号
国道153号
国道155号
国道302号名古屋環状2号線
愛知県名古屋市瑞穂区
愛知国道事務所 道路 国道1号
国道19号
国道22号
国道41号
国道155号
国道247号
国道302号(名古屋環状2号線)
国道475号(東海環状自動車道)
近畿自動車道伊勢線
愛知県名古屋市千種区
名四国道事務所 道路 国道1号
国道23号
国道153号
国道155号
国道302号(名古屋環状2号線)
国道475号(東海環状自動車道)
愛知県名古屋市瑞穂区
三重河川国道事務所 河川 鈴鹿川
雲出川
櫛田川
宮川
三重県津市
海岸調査 三河湾・伊勢湾沿岸
熊野灘沿岸
道路 国道1号
国道23号
国道25号
国道258号
木曽川下流河川事務所 河川 木曽川
揖斐川
長良川
三重県桑名市
国営公園 国営木曽三川公園
紀勢国道事務所 道路 国道23号
国道42号
近畿自動車道尾鷲多気線
三重県松阪市
北勢国道事務所[4] 道路 国道1号
国道25号
国道475号(東海環状自動車道)
三重県四日市市
天竜川上流河川事務所 河川
砂防
天竜川 長野県駒ヶ根市
三峰川総合開発工事事務所 ダム再開発 美和ダム(三峰川) 長野県伊那市
飯田国道事務所 道路 国道19号
国道153号
国道474号(三遠南信自動車道)
長野県飯田市
天竜川ダム統合管理事務所 ダム管理 天竜川上流ダム群
小渋ダム(小渋川)
美和ダム(三峰川)
長野県上伊那郡中川村
木曽川水系ダム統合管理事務所 ダム群連携 木曽川上流ダム群
味噌川ダム(木曽川)
丸山ダム(木曽川)
 阿木川ダム(阿木川)
岩屋ダム(馬瀬川)
徳山ダム(揖斐川)
横山ダム(揖斐川)
岐阜県岐阜市
ダム管理 丸山ダム(木曽川)
横山ダム(揖斐川)
長島ダム管理所 ダム管理 長島ダム(大井川) 静岡県榛原郡川根本町
矢作ダム管理所 ダム管理 矢作ダム矢作川 愛知県豊田市
蓮ダム管理所 ダム管理 蓮ダム蓮川 三重県松阪市
中部技術事務所 建設技術
調査・試験・開発
愛知県名古屋市東区
中部道路メンテナンスセンター 道路 愛知県名古屋市東区
静岡営繕事務所 官庁営繕 静岡県 静岡県静岡市葵区
清水港湾事務所 港湾整備 清水港
御前崎港
田子の浦港
下田港
静岡県静岡市清水区
名古屋港湾事務所 港湾整備 名古屋港 愛知県名古屋市港区
三河港湾事務所 港湾整備 三河港
衣浦港
愛知県豊橋市
四日市港湾事務所 港湾整備 四日市港
津松阪港
三重県四日市市
名古屋港湾空港技術調査事務所 港湾空港技術
調査・試験・開発
愛知県名古屋市南区
  • 廃止組織
    • 東海幹線道路調査事務所(2009年(平成21年)3月31日廃止)[5]
    • 小里川ダム管理所(2010年(平成22年)3月31日廃止)[6]
    • 横山ダム工事事務所(2011年(平成23年)3月31日廃止)[7]
    • 丸山ダム管理所(2021年(令和3年)3月31日廃止)[8]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 国土交通省組織令(平成十二年政令第二百五十五号)第二百六条
  2. ^ a b 地方整備局組織規則(平成十三年国土交通省令第二十一号)別表第一
  3. ^ 中部地方整備局の沿革(2022年5月22日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  4. ^ “県のエリア分類「無理ある」 伊賀市長が本紙記事の感想 生活実態に合った境界線を”. 読売新聞オンライン (読売新聞). (2021年1月27日). オリジナルの2021年2月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210201035518/https://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20210126-OYTNT50113/ 2022年1月27日閲覧。 
  5. ^ 地方整備局組織規則の一部を改正する省令(平成21年3月31日国土交通省令第19号)
  6. ^ 地方整備局組織規則の一部を改正する省令(平成22年4月1日国土交通省令第23号)
  7. ^ 地方整備局組織規則の一部を改正する省令(平成23年3月31日国土交通省令第23号)
  8. ^ 地方整備局組織規則の一部を改正する省令(令和3年3月31日国土交通省令第20号)

関連項目

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外部リンク

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