民法第880条
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法学>民事法>コンメンタール民法>第4編 親族 (コンメンタール民法)>民法第880条
条文
[編集](扶養に関する協議又は審判の変更又は取消し)
- 第880条
- 扶養をすべき者若しくは扶養を受けるべき者の順序又は扶養の程度若しくは方法について協議又は審判があった後事情に変更を生じたときは、家庭裁判所は、その協議又は審判の変更又は取消しをすることができる。
解説
[編集]- 扶養に関する家庭裁判所による、協議又は審判の変更又は取消しを定める。「扶養の程度若しくは方法」について明治民法第962条を継承(扶養義務者・被扶養者は「家制度」において自明であったため)。
- について協議・審判により定められているときであっても、「事情変更」が認められるときには、家庭裁判所は、協議・審判の変更・取消しをすることができる。
参照条文
[編集]手続き
参考
[編集]明治民法において、本条には「子の居所の指定」に関する以下の規定があった。趣旨は民法第821条に継承された。
- 未成年ノ子ハ親権ヲ行フ父又ハ母カ指定シタル場所ニ其居所ヲ定ムルコトヲ要ス但第七百四十九条ノ適用ヲ妨ケス
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