えさ
ナビゲーションに移動
検索に移動
日本語
[編集]発音
[編集]名詞
[編集]えさ【餌】
- 動物にあたえる食糧、食事。飼料。え。
- 立花先生は、すたすたとうしろへ戻った。そして先生は例の万国骨董商の店へはいった。老主人チャンは、籠の小鳥に餌をやっていたが、店の方をふりかえって、びっくりした。珍らしい客人である。――海野十三 (1949年). “図書カード:少年探偵長”. 青空文庫. 2023年6月9日閲覧。
- 餌の種類はなかなか多いのでこれも一応知って置く必要がある。餌は普通活餌、生餌、共餌、練餌、まき餌、漬餌、擬餌などと別れている。――佐藤垢石 (1938年). “図書カード:道具と餌と天候”. 青空文庫. 2023年6月9日閲覧。
- (比喩的に) 他人を誘惑するための道具や利益。
- 蓋し困難が国民を統一する最良の方法である。今日ルーズベルトが全体主義国の西大陸攻撃(とんでもない事だが)を餌として国民を動員せんとしつつあるもその一例。――石原莞爾 (1941年). “図書カード:戦争史大観”. 青空文庫. 2023年6月9日閲覧。
- その「洋服」というえさに釣られて、彼女はやっと納得が行ったのでした。――谷崎潤一郎 (1924年). “図書カード:痴人の愛”. 青空文庫. 2023年6月9日閲覧。
関連語
[編集]- 類義語:飼料