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実験のようや形式で対話型。少し難しいという感想。
機能不全家族、上げれば思い当たるところがない人はいないかも知れない。
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機能不全家族で成長した子って定義や色んな創作物から提示される事例を読む限り、心の問題を抱えていれば誰でもアダルトチルドレンになってしまうように思えた。
で、回復の方法にスピやマインドフルネスや『ハッピークラシー』で戦犯として名指しされているセリグマンが出てくるの…救われる人がいるなら良いんだけれども。それはともかくオープンダイアローグの有用性については良くわかった。
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物語形式で語っている、アダルトチルドレンのための教科書です。私も毒親育ち(母親が毒親)なので当事者たちの苦しさに共感することばっかりでした。対話型自助グループによってアダルトチルドレンたちが救われていく姿は私たちのような立場の人たちが生きていく上で希望が持てると思いました。
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タイトル通りまさに「教科書」な感じ。
様々な治療法や、介入の仕方、理論等が当事者による説明の形で紹介されているので、そのあたりをざっくり知りたい人にはいいのかもしれないが、専門用語を使って大枠を説明しているだけに、逆にある程度基礎知識がないとよくわからないのでは。
結構網羅的なので、ある程度の知識がある人が、それぞれの理論を整理して押さえておくのにはいいかも。
現場でどう実践したらいいかを知りたい人には不向き。ほんとに「教科書」だった。
よくよく読んでみたら、サブタイトルに「メタメソッド」ってあったわ笑笑
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「アダルトチルドレン」の意味について、この本を読むまで勘違いしていました。
つまりは、内容的には、自分が思っていたものではありませんでした。
が、自分の勘違いを修正する意味でも、読んでよかったと思えた一冊。
アダルトチルドレンとは、家庭内の問題(アルコール依存症やDV、性的なものをはじめとする虐待が存在する家庭、あるいは毒親、など、親や家庭内に問題のある状態を思い浮かべればよいかと)により、親子関係や兄弟姉妹関係がうまく構築できないまま大きくなり、結果として、人間関係がうまく構築できないまま大人になった人たち、ということができると思います。
結果として、アダルトチルドレンには、大きな苦悩を抱えて生きている人がたくさんいます。
そのようなアダルトチルドレンの状況を説明するとともに、苦悩を解消する方法やそのための場を紹介しているのが本書、といえると思います。
自分自身は、アダルトチルドレンではないと思いますが、アダルトチルドレンの世界を知ることは、決して無駄ではないと思いましたし、世間にももっと知ってもらいたい現実の一つだと思いました。
ただ、読んでいて、メンタル的になかなかしんどい本だったこともあり、世間に知ってもらうためには、時間をかけて少しずつ進める必要があるように思いました。