自分のために料理を作れる心の豊かさ
2023/12/07 15:17
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投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きで趣味にも近い“料理”と、仕事に関連する“ケア”がどう繋がるのか気になり購入。
精神科医の視点が入るのが面白い。
「おいしさの9割は安心感でできている」に納得!
自信の無いまま作ったものや、信用できない人や店のものは美味しく感じられない。みんなが口コミの評価を見て店を選ぶのも「安心」を得るためなんだろうなと思った。
とにかく自分の気持ちに正直であること、素直に受け入れることが大切。
自分の整った状態を知り、違和感や自分の機嫌に気づけることが、心身の健康をつくるのだと改めて感じられた。
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自炊料理家・山口祐加さんの著。
「自分のために料理をつくる」に注目して、様々な人とのレッスン内容、その後のインタビューを纏めた一冊です。
『自炊からはじまる「ケア」の話』という副題がついているので、読む前は「何かしらケアを必要としている人が、自分自身をケアするために料理を作るという内容なのかな?」と思っていましたが、それほど深いものではなく、むしろカジュアルに、「人が自分をご機嫌にするために料理をするにはどうしたらいいか?」について語る本でした。
全て読んでまず思ったのは、「この人(著者)、本当に料理が好きなんだな」ということ。
そして「この人(著者)は料理に矜持を持っている、だからこそ、時々何かしら私にはヒリヒリするものがあるな」とも感じました。
参考までに言うと、私は料理をほぼしません。女性が料理を担当するということに負い目を感じて生きてきて、トラウマの影響もあり、食べることそのものに興味があんまりありません(ときどき、そのせいで食事が苦痛になることも)。外食する場面では好みの食べ物を選ぶことはあれど、「あれが食べたい」と思うことが日常の中ではほぼありません(本書内で誰かの夫が似たようなことを言っていましたね)。
そういう私から見て、著者は本当に料理の楽しさを知っている人だなと感じましたし、と同時に「私料理できるからさ」と唐突に言い放たれたような気持ちになりました。
これは決して著者が傲慢だとか言いたいのではなくて(あとがきで触れられている通り、著者は「誰かを傷つけてしまっていないかといつも考えるようになりました」と述べておられます)、料理というものはいつも、出来て当たり前の位置づけになって、それに輪をかけて「こうあらねばならない」という呪縛によって下支えされている存在なのだと、改めて感じたということです。
本書では料理のプロセスを味わうことを推奨されていますが、このことについても「(時間や予算などに)追われている状態」では考えられないですし、「自分で気づけなければ~」というようなことを言われていますが、気付ける余裕のある人が一体どれだけいるだろう? と思うと、やっぱり料理というものについて語れば、意図とは無関係に傷つく人は出てきてしまうのかもしれないと思いました。
楽しめない人もいる、生きる為だけにしか食べられない人もいる。でも、著者のスタンスとしてはできれば少しずつ、料理に親しんでもらいたい。そういうことなのかなと考えました。
学びの多かった一冊でした。
ありがとうございました。
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料理とケア、なんで良い組み合わせの本だろうと思って手に取ってみた。
料理をすることは好きで毎日自炊をしているけど、自分の身体を作る物を自分で作り食べる事ってちゃんと生きることだよなと普段から感じていたから、全く同じようなことがこの本にも書かれていて自分の価値観に合うなぁと思いながら読み進めることが出来た。
何が食べたい?と小さい自分に聴いてあげるのは素敵だなと思った。
普段冷蔵庫にあるものから作る物を決めているけど、それを逆にして自分の食べたい物を作って心を満たしてあげる事って大切だな、そしてすごく元気になれそう!とも思えた。
いい意味で気の抜けた料理をこれからも作っていきたいと思う。
普段料理が苦手な人も色んな理由があるとは思うけど、食べられる状態にするのが料理だ!と料理に対するハードルをすごく低くしてくれそうな本。
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タイトルを見たとき、そうだよなあって共感した。
『自分のために料理を作る』って意外と難しい。
そして大切なことなんだ。
私は普段は家族のために料理を作っているのだけれど、一人で食事することが多い昼食は、ここ最近、冷凍パスタかパンがほとんどだった。
それが、昨日、本書を読んでいたら、むくむくと、自炊をやる気がでてきて、めっちゃ久しぶりに自分のためだけに料理をした。
前夜の夕食の豚丼の汁に前日買った焼き鳥の残りとしめじと玉ねぎと玉子入れて親子丼。
半年ぐらい放置してあったさつまいもをレンチンしてレモン味のサラダ。
どちらも美味しくて、自分やるじゃん、と、嬉しくなった。
本書は「ケア」という観点から「自炊」を見直して、新しい視点で、「料理をするということ」が捉え直されているのが魅力。
そもそも、自分で何かを達成できる、ってすごいこと。
目玉焼き焼いたり、具なし袋ラーメンを作って食べることも「自炊」
「自分で料理をして食べること」は、自尊心を育むことにも通じる。
あと、ホッとしたのは著者の山口さんの言葉「(食べる人じゃなくて←筆者註)作るひとがいちばんえらい」。
山口さんと、精神科の医師の星野概念さん、山口さんがリモート自炊レッスンした「自分のために料理ができない人」たちとの個々のセッションも、面白かった。
星野さんは臨床医だから当然かもしれませんが、山口さんもカウンセラーのように、お話を引き出すのがお上手。
レッスンを受けた方たちも自己分析が鋭い。
こうやって、ふだん、話さないことを話すことも、「ケア」なのかもしれない。
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ここ数年ずっとテレワークで、なおかつ最近はパートナーが出社しており1人で昼食を取っている。こうなると結構適当になりがち。外食もするのだが飽きてしまったり、逆に内食ばかりでも疲れてしまったりで悩んでいた。そんな状況に対して参考になりそうだったので読んだ。もともと料理する方だけど、その動機、初心を取り戻させてくれる読書体験で良かった。
料理家の著者による自炊論考、相談者との自炊に関する対話、料理を作るヒントの3部構成となっている。自炊論考では自分自身もぼんやり考えていたことが明確に言語化されていた。料理は美味しいか、美味しくないかの二元論になりがちだけど、そうではない。そのプロセスにこそ醍醐味が詰まっているのだという主張はとても納得した。大人になると上手くなることってあんまりないけども、食べないと生きていけないがゆえに毎日取り組む料理はトライ&エラーのサイクルが短くフィードバックをすぐに得られるのが好きなところというのは著者と同意した。
最大の魅力は2部の相談者との対話。自分のための自炊に悩める人々との対話する中で、具体的な料理方法からどうして料理するのかまで、結論ありきではなく会話の中で答えを探して会話がスイングしているのがオモシロい。また星野概念氏参加パートではオープンダイアローグを採用。(相談者は会話に参加していないが著者と概念氏の会話を相談者も聞いてる状態)風通しの良さを担保しつつ自炊に関する論考が深まっていく過程は自分もその場にいるようで楽しかった。
料理に大きくフォーカスしているが、そこに閉じずに広い意味で自分の手で何かを生み出すことの意味についても話されている。今の時代はSNSを筆頭にした相対評価が当たり前で自分による絶対評価を大切にできていないことに気付かされる。以下の文は何かトライするときには常に思い出したいライン。
せっかちで、待てなくて、なんでもすぐにできるようになりたい。ついそう思ってしまいますが、下手には下手なりの味わい深さがあるなぁと子どもたちを見ていてひしひしと感じるのです。何事も上手になってしまったら、小さい成長の喜びはもうやってこない。始めたばかりの下手な時期にしか体験できない感覚や心の動きが必ずあります。それは大人も子どもも変わりません。
結局何を食べたいのか、自分の中でしっかりと向き合うことが大事だと気付かされた。ちょっと前までは考えるの面倒なのでルーティン化してしまうことを考えていたけれど、ルーティンとインプロビゼーションのバランスを模索し、調理を駆使しながら自分がご機嫌になれる食事を目指したい。
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年々、家でごはんを食べることが好きになっているので、自炊が好きな私とは正反対の方々。
管理栄養士の方もいて、驚きもありつつ読了。
みんな自分が作ったものにもっと自信持とうよ。
作った自分はエライのに。
それに本やSNS上のレシピはあくまで参考にしかならないから、それらを見て作ってうまくいかなかったとしても、落ち込む必要ない。同じ食材、同じ調味料、同じお鍋、同じ火加減じゃないんだから。
なんで上手くできないかの理由を教えてくれるのが、料理教室だと思うのよね。
調味料の役割とか、入れる順番とか。全部意味あるから。
あとは料理のジャンルによって使い分けるだけだし。
家で作る料理って、本当はそんなに難しいものじゃない。
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自炊料理家の山口裕加さんは、単なるテクニックを超えて料理初心者が料理をできるようにするための考え方、そしてそれに付随するテクニックを教える独特のスキルが面白いと思っていた。
そんな山口さんが、自炊をしたいのだができないという6名の参加者に3ヶ月間、コーチとして伴走し、さらに終了時に精神科医の星野概念さんを交えたインタビューを行い、自炊という行為を通じて心と身体の両方でどのような変化があったかをまとめたのが本書である。
山口さんの自炊術というのは、ある種のセルフケアの要素を強くはらんでいると前々から思っていたのだが、まさにその点が強くフォーカスされており、具体的な6名に様々な変化が表れた点に、自炊という行為の可能性を改めて実感した。
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世の中に出回っているキラキラした情報のせいで、料理に関するハードルが無意識のうちにあがっているが、実はそんなことはない、という趣旨の話が続く。料理に関する自己啓発・哲学のような。
日頃から感じていた「丁寧な暮らし」という言葉への違和感を見事に解消してくれてありがたい。そんなにハードルを上げなくても、日々していることを少しだけ「味わう」感覚を加えるだけで十分に楽しい。そのモヤモヤを言語化してもらった気分。本の中で出てきた料理も自分のためにどんどん作っていきたい。
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・料理に関する「ねばならない」を手放すと、料理は本当にラクになります。料理筋肉痛がほぐれれば、気楽になり、身体も頭も自由に動き始めますよ。(p.30)
・自尊心の3つの軸
①自分が誰かの役に立っているか
②自分のやりたいことをできているか
③安心できる環境にいつもいられるか
このうち、②と③は自分だけでも実践でき、自ら料理を作ることによって満たされるもの。(pp.48-49)
・ただそこにいるだけでいいのが家事の時間です。「いるだけでいい時間」を過ごすことで、実は明日を生きるエネルギーがゆっくりと回復していっているのではないか、と私は感じます。料理は「いる時間」を過ごすことができ、自分が用意した食事でお腹も満たされる一石二鳥の行為なのです。(p.62)
・非常時に自分が食べたいと思うものが常備してあるのって、なかなか心の支えになる気がしたので。賞味期限がそろそろ切れそうだっていうタイミングでも食べたいって思えるじゃないですか。機能で買うんじゃなくて、感情で買うというか、心躍るものを買うっていうのはすごく大事だなって思います。生きのびるためのものじゃなくて、これを買ってよかったと思えるものを置いておくみたいな。(p.118-119)
・体力がまだ残っている17時とかにいったん仕事を中断して。自分の好きなものを作って食べるんです。その後、19時半とか20時から残った仕事を1、2時間で片づけて、終わったあとは好きなことをする、としておくといいと思います。「夕食を食べたらすべてが終わり」にしていると、ずるずると時間が押して遅くなっちゃうので。ご飯と一緒にお酒も飲みたくなるし。(p.125)
・多くの家事は繰り返しのことが多く、ルーティンでできます。でも料理の場合は、食材も毎回違うし、味つけを工夫したりと、かなり頭を使うので、元気じゃないととてもできないんです。料理ってスポーツのやうなもので身体も頭も使いますからね。(p.137)
・その人の困りごとをなるべく想像するにはどうしたら良いのでしょうか。これはもう、興味を持って愚直に知ろうとするしか道はないと思います。困りごとのある人の話をできるだけたくさん聞かせてもらい、その時の表情や雰囲気なども含めて感じて、その人に対する想像力を細かくしていくことが、その道を進めていく唯一の方法ではないかと考えています。(p.157)
・一対一という割合を覚えておけば、計量用の大さじがなくても、いつも使ってるスプーンでもなんでも計れちゃう。経験を積んだら、目分量でも大丈夫になり��す。マニュアルは自分を助けてくれるものでもあるけど、頼りすぎちゃうと自分の学びが少なくなっちゃうと思うんです。(p.181)
・料理のプロセスに集中するのはすごくいいことだと思います。自分のためかどうかはいったん脇に置き、卵が焼けていく様子をただ眺めることに集中してみるとか。
私は調理中、よく匂いをかぎます。きんぴらを炒めているときなど、手のひらで扇ぐようにして。炒めているときのごぼうの香りっていいなとな、みりんと醤油を入れた後の煙の立ち方最高だなと思うし、生卵が目玉焼きに変わる姿を眺めていても、うっとりしちゃう。料理経験のある藤井さんにはそれを楽しめる素養があるので、「過程」に没頭してみるのはいいんじゃないかな。(pp.214-215)
・料理って、どんなに慣れていても手を動かして細かい作業をするし、火はついているし、常に状況を確認しながら進めなきゃいけない。それはつまり「今、ここ」に集中する、そこにとどまるということです。料理していれば不安がなくなるというわけでは決してありませんが、嫌なことに思考を飛ばし難くはなる、
それってすごくいいことだと思うんです。地に足のついていないような不安や焦り、心配事が少し軽くなるというか。(p.236)
・料理はボタン一つではできませんからね。何かを作るって、手間暇がかかる。そういう感覚をまずは獲得しておくことが大切だと思います。簡単なものに触れるのは、大人になってからのほうが安全だし、複雑さを知る人間になれるのではないかと思う。(p.245)
・「味わいを感じる」というのは、丁寧な暮らしをしている人しかできない、ゆとりのない私には縁のないことだと思っていたのですが、そういうことじゃないんだな、って。お二人とも、歩くこと、茶道、気功などを通して感度が高くなり、「味わう」を体感されている。新しいことにチャレンジしたことで、新鮮な気づきを得るのとが「味わう」であって、ゆとりがあるかないかでないんですね。(pp.292-293)
・何を食べるのか・何を作るのかは、その人の価値観を映し出す鏡です。(p.349)
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料理はわりとするのだけれど、自分のために、となると面倒で仕方なくて
ってまんま私のことじゃないか!
と思って手に取った本
読んでたら、料理したくなってきました
おかげで、2品も作り、材料もあれこれ買ってきてしまう始末
面倒、と思うことは沢山あるけれど、私は料理することは嫌いじゃないんだなと再確認
料理のハードルを下げてくれます
なんだ、私の料理はちゃんと料理だったんだなって
きゅうり切ってマヨネーズかけただけでも料理なんて、そんなこと思わなかった
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とてもいい本だった。
しらすとカブのサラダも、大根バージョンで作ってみたけれど、とても美味しかった。
レンチン シーフードカレーも作ってみたい。
でもこれは、レシピ本ではない。
料理家の山口さんが、なんでか自分のためには料理を作ることができない人と対話しながら、
「なんで人のためには作れるのに、自分のためになると面倒になって作れないのか」を考える本。
相談者はいろんな人がいる。
まずは「死ぬまで生きる日記」の土門さん。
レシピ通りじゃないと作れないのはなぜか、という悩みや、妻のためなら作れるが、自分のためには作れない男性。
仕事はバリバリこなし、パートナーにも料理をすることを求められていないが、これで良いのかと
苦悩する女性など、食べることや料理を作ることへの思い、考えは本当にその人その人の、人生、生き方そのものだなと考えさせられる本だった。
料理家山口さんの対話運びは、細やかだけれど、さっぱりしていて心地よく、一人一人のこだわりを解きほぐしていく。もっと自由でいいんだよと。
二回目のセッションからは精神科医の星野概念さんも対話に加わる。星野さんは精神科医であるけれど、音楽バンドや文筆業もされているようで、とても魅力的。
自分で自分のために料理をすることは、何よりの自分へのケアであり、人生を豊かにしてくれる。何よりその作るプロセスを楽しむこと。
いろんなことを教わった。
これから、新生活をはじめる人も、料理にもやもやがある人にも、とにかく作るが億劫な人にも、食べることは生きることだから、いろんな人の葛藤を読んでみることで、自分のもやもやにも向き合えるかもしれない。
最後は、パートナーに先立たれ一人で生きていくための自信がほしい、という50代女性。
ちなみに、” 塩一つまみは、これくらい ”
の写真もあってわかりやすい。この本はうまく作れるようになるための本というより、自分のために楽しく料理をできるようになったら人生楽しくなるかもよ、の本。
ただ自分のために料理を作ることこそが、ものすごく自分を大事にすることなんだな、ということに気づけた本だった。
とてもよかった。レシピも最後に載ってます(^^)
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今出会えて良かった一冊。
自炊の頻度が、自分の心の状態を測るバロメーターになっているなぁと改めて実感した。
受講者と山口さんとのレッスン、その後星野概念さんも加わってZoomセッションという流れも、とてもいいなぁと感じた。
そして、この本を読み終わった後、ネットでぬか床をポチっていた。
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自分のために料理を作る、簡単に言うと自炊ということだが、これは自分をケアする、自分を大事にするための第一歩なのだ。「食べることを考えることは、自分が何を大事に生きているかに直結する」という言葉に凝集している。その生き方のコツを引き出すわき役として星野概念氏がODの手法で絡まり合い、より上質な味わいを引き出している書であった。
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11561737
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かなり良かった。節約や健康のためにも最近は自炊を頑張ってるけど、働きながらだとなかなか大変。手際も良くないから、自分のためにやってるのに、たまに疲れて自分何やってるんだろってなっちゃう。そんな時に出会えてよかったな、って思った。お守りにしてたまに読み返したい。
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自炊がテーマの本ですが、読み進めていくとかなり深い内容だな、と思いました。自炊って学校で教わるものでもないし、いつの間にか「料理」そのもののハードルもあがっていて。山口さん曰く、きゅうりに味噌をつけて食べるのも料理。なるほど。
本の構成も、まずは参加者の方と料理をして、その後対話していくのですが、そこでも様々な気づきがありました。