近未来の自動車業界を席巻する「新4強」
自動車業界がモビリティ産業へと進化した結果、モビリティ業界の中心が「新4強」と呼ぶべき企業群へとシフトしつつあります。
前編『残念ですが、モビリティ業界の新たな「4強」に「トヨタ」は入っていません…!これから台頭する「4社の名前」と「クルマの未来」』で紹介してきたように、今回はモビリティ業界に今、何が起きているのかを解説しています。
新たな4強とは「テスラ」「ウェイモ」、中国の「BYD」と「百度」の4社のことです。
自動車業界のトップ企業を計る尺度は長い間、「販売台数(販売力)」「性能」「ブランド」の3つでした。しかし、モビリティ業界のトップ企業を計る新しい尺度はどうやら「方式」ではないことが明らかになってきました。それよりも重要な2大要素が「SDV技術」と「自動運転技術」であると考えられるようになってきたのです。
つまり、これから最重要の方式が「ソフトウェア」へと移行するなか、いま注目を集めているのが「新4強」なのです。