アンジェントルメン : 特集
【「007」のモデルになった大注目スパイアクション】
異常者×異常者×異常者のヤバい特殊部隊!
「キングスマン」「コードネームU.N.C.L.E.」好きなら
激烈にオススメしたい、映画館で体感すべき7の理由
とにかくヤバい、そして危うい色気を醸し出す“異常者”が揃ってしまった特殊部隊の活躍を描くスパイアクション「アンジェントルメン」が、4月4日から公開されます。
描かれるのは、第2次世界大戦の裏で、無認可・非公式の特殊部隊が超高難易度のミッションに挑んでいたという驚きの実話。
リーダーはなんと、あの
監督を務めたガイ・リッチー(「コードネームU.N.C.L.E.」「シャーロック・ホームズ」)らしさ満載で、スタイリッシュなアクションはもちろん、軽妙な会話が超超超おしゃれ。
さらには製作には「トップガン マーヴェリック」のジェリー・ブラッカイマーが参加しており、いろんな作品を観てきたアクション映画好きにとっては、特にぶっ刺さる1本になるはずです。
痛快で爽快、そして刺激的。映画観で観る作品はこうでなくっちゃ!
【イカれた映画が爆誕】これが「007」のモデル――!
アクション好きの大好物! 観てよかった7つの魅力
アクション映画好きにとって“大好物”な要素が詰まっている本作。語りたいポイントは山ほどありますが、ここでは「本当に観てよかったポイント」を7つに分けて解説します。知れば知るほど好きにならずにいられない、最高にイカれたチームが誕生しました!
【アクション映画好きに刺さる①】物語と題材が良い! リーダーはあの「007」ジェームズ・ボンドモデルとなった男! 史上初の“非公式”特殊部隊の実話を映画化!
第二次世界大戦中、独ナチス軍の猛攻により英国は窮地に追いこまれていました。ガス少佐(ヘンリー・カビル)は特殊作戦執行部に召喚され、ガビンズ‘M’准将とその部下イアン・フレミング(「007」の原作者!)から任務を言い渡されます。
「英国軍にもナチスにも見つからず、北大西洋上のUボートを無力化せよ――」
“イカれた”メンバーを集め、漁師を装い船で現地へと向かうガス少佐。潜入工作員のマージョリー、RHらとともに作戦決行に向け準備を進めますが、予想だにしない展開により事態は暗礁へと乗り上げてしまい……。
写真:Photofest/アフロ
しかもこの部隊、「無許可、無認可、非公式。政府は一切、助けないし、捕まれば拷問と死」という史上初の“非公式”特殊部隊。リーダーとなるガス少佐は、「007」のジェームズ・ボンドのモデルとなった男と言われているのですが、どこまでもついていきたくなるカリスマ性と大胆過ぎる行動力があり、それも納得。立派な口ひげと葉巻を愛するところが渋くて、憧れちゃいます。
エンターテインメントとして楽しめる作品ですが、重要な実話である点も見逃せません。初期の編集版を観た際に、リッチー監督やスタッフは本作が実話であることを改めて実感し、涙を流したそうです。ガス少佐らの行動が戦争の流れを変えていく様子は、現代を生きる私たちにとっても無縁ではない、重要な物語なんです。
【アクション映画好きに刺さる②】このチーム、異常者だらけ 計画の達人、上腕バカデカ怪力男、爆破のスペシャリストetc…キャラ立ちまくり&非紳士的な大暴れが面白すぎた!
ガス少佐自ら“イカれてる奴”を集めた特殊部隊のメンバー。スクリーンを縦横無尽&ハイテンションで暴れまわる様子に、興奮は爆発必至!
上腕がバカでかすぎる怪力男“ラッセン”(まさかの弓使い!)、外科医でもある計画の達人“アップル”、ナチスを心底憎む航海の天才“ヘイジー”、趣味は破壊活動だという爆破のスペシャリスト“フレディ”など、全員キャラが強い&キャラ以上に本当に強い。殺しに躊躇しないところもぶっ壊れちゃっててたまらないです。
さらに、ガス少佐たちとは別部隊として、秘密通信に長けた諜報員も任務成功のため動き出します。女優であり歌手であり、さらに射撃の名手(天は何物も与えすぎ)でもある唯一の女性メンバー“マージョリー”は、ナチスの指揮官を誘惑して気をそらせるという任務を任される……。
頭脳派だったり肉体派だったり。それぞれが個性的な武器を使うわけですが、その姿が普通じゃなさすぎて、面白すぎて、あまりに狂いすぎてて……具体的にどんな活躍をするのかは、本編で確認してください!
【アクション映画好きに刺さる③】“メロい”ってきっとこういうこと 異常なだけじゃない! 危険な色気あふれる男たちに、心の底から憧れる、ゾクゾクする
紹介した通り、全員何かと語りたくなる背景や特殊性があるメンバーたち。ただヤバいヤツらなのではなく、それぞれ違った色気や渋さがあり、全員が揃ったときのバランスも凄まじくイイんです。
相対する敵をジョークを飛ばしながら殺し、仲間には人懐っこい笑顔をみせる――任務遂行中に見せる狂気的な顔と仲間に向ける顔のギャップがゾックゾクします。最近何かと聞く“メロい”という言葉(メロメロになる、などの意)がありますが、正直言うと「どういうこと?」といまいちピンときていませんでした。でも、本作を観て初めて納得しました。なるほど、メロいってこういうことだ。
個人的には、計画の達人“アップル”ことジェフリー・アップルヤード(アレックス・ペティファー)に心を持っていかれました。頭の切れる外科医であり、究極のサバイバーであり、チェスのグランドマスターなんて最強じゃん……いやいや、やっぱり怪力男“ラッセン”のワイルドさも大好きになっちゃったからなぁ~。
鑑賞後、メンバーの“危険なまでの色気と魅力”をこんな風に語り合えば、大盛り上がり間違いなしです!
【アクション映画好きに刺さる④】アクションが最っっ高! 痛快で爽快で豪快!なにこのシーン!? スタイリッシュ×トリッキーは、大スクリーンで何度も観たくなる!
ガイ・リッチー監督印のアクションシーンも熱烈におすすめしたいポイント。
たとえば、捕虜として捕らえられたアップルをチームが救出するシーンでは、ガッチリ守備が固められた敵拠点に攻め入るわけですが……ここで“非紳士的手段”が爆裂! さまざまな武器を用いたトリッキーなアクションが展開し、観ていて全然飽きないうえに、物語が進むにつれてどんどん派手になっていくアクションに、前のめりで夢中になっていきます。
個人的なハイライトは、終盤にある夜の海でのシーン。計算されたスタイリッシュさと、迫力たっぷりの映像が融合し、見応え抜群。鑑賞時に大きなスクリーンを選んだ自分を褒めたくなるシーンです!
【アクション映画好きに刺さる⑤】このコンビは間違いない! 歓喜のコラボ! 監督ガイ・リッチー×製作ジェリー・ブラッカイマー=「コードネーム U.N.C.L.E.」「シャーロック・ホームズ」×「マーヴェリック」!?
実は本作、プロデューサーにもすごい人の名前が。「アルマゲドン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、「トップガン マーヴェリック」を手掛けたレジェンド、ジェリー・ブラッカイマーが参加しているんです。
「コードネーム U.N.C.L.E.」「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督のスタイリッシュなアクションと、ジェリー・ブラッカイマー作品らしいド派手で爽快な要素、特にどデカい爆発がいい感じに混ざりあって……もうおわかりですね、とにかく最高なことになってます!!!!
写真:PictureLux/アフロ
Photo by Carlos Alvarez/Getty Images
このコラボの喜びと衝撃、皆さんにも早く味わってほしい!
【アクション映画好きに刺さる⑥】ちなみに… ガチアクション映画好きの意見はこちら→ナチス、チャーチル、Uボート……バキバキに大好物だらけです!
ここで突然ですが、ガチのアクション映画好きの声を聞いてみましょう。
ここまで書いた筆者とは別の、“大のアクション好き”編集部メンバーも本作を鑑賞したところ、バキバキに大好物でぶっ刺さる作品だったと、大興奮状態が現在も続いています。
アクション好き編集部員「とにかく言いたいのは、ナチス、チャーチル、第二次世界大戦、Uボートなどなど、アクション映画好き的に“これがあれば間違いなし”な要素だらけだったこと。そしてそのどれもが予想以上にすごいということ。チャーチルの存在感は、もっと映画界がざわついていいレベルです。アクションのスピード感にもワクワクして『やった、これぞガイ・リッチーだ!」と心の中で万歳しました。
『キングスマン』とか『コードネームU.N.C.L.E.』とか『シャーロック・ホームズ』とか……そんな作品にハマってきたアクション好きには、特に激烈におすすめ。期待値を上げて映画館に行ってください!」
【アクション映画好きに刺さる⑦】高評価も納得! 映画ファンたちが熱く絶賛、辛口批評サイトで観客スコア92%支持! 鑑賞後の爽快感がたまらんのよ……
アクション映画好き以外にも、ガイ・リッチー監督のファンはもちろん、幅広い映画好きからも熱く支持されている本作。
辛口映画批評サイト「RottenTomatoes」は一般観客のスコアが92%を獲得(※2025年3月24日現在)し、「ジョークに笑い、大爆発、そして良い銃撃戦。これ以上言う必要はない」「最初から最後まで大好き」などの感想が寄せられています!
ここまで高評価を受けた理由を考えてみたのですが、鑑賞後の満足感もその一つかなと。とにかく爽快で気持ちがいい、そしてもう1度この“ヤバい”特殊部隊のメンバーに会いたくなります。エンドロールもこれまた胸アツでテンション上がるので、しっかり最後まで見届けてください!
【最後に】もう多くの言葉はいらない―― ここまで読んだなら、そしてアクション映画が好きなら、絶対に映画館へ!!!!
もうすべてを語らなくても伝わっていますよね……? 結論はただ一つ。
「アンジェントルメン」は劇場で観るべき作品です。
アクション映画が好きなら、絶対に映画館へ行きましょう!