teppeiikehila

おたまじゃくしから5年間一緒に暮らしてきたカエルが急死しました。 お墓を作って手紙と一緒に埋めました。 かえるが5年間かけて、娘の心の中に作ってくれたものは、これからも僕が大切に育てていきます。

「旅の始まりと終わりを乗せて」 表紙絵を連載させて頂いている「とっとりNOW」。 5年の任期を走り切り、今号が最終回になります。 無事に最後まで一滴も悔いを残すことなく全部出し切りました。 絵を描ききった達成感と同時に「とっとりNOW」の皆様とのお別れが本当に寂しいです。 久しぶりに卒業と始まりの春を感じています。 最終号には下記お別れのご挨拶を寄稿させて頂きました。 編集長の西村さん、関係者の皆様、読者の皆様、本当にありがとうございました。 この5年間の思い出の詰まった鳥取県へまたいつか必ず展覧会を開きに行きます。 ………………………………………………………………………………………………………

今日の日経MJで渋谷で展示中の作品について紹介されました。 全国にありますのでコンビニや図書館などで見かけたら手にとってみてください。 ライターの黒野さんにはアトリエまで足を運んで頂いて丁寧に取材をして頂きました。 多くの人に記事と展覧会が届くことを祈ってます。 ありがとうございました。 ……………………………………………………………………… 「“HIKIKOMORI” ANYONE？他人事じゃないかも展」 ＜参加クリエイター＞ 宮本亞門（演出家／展覧会アンバサダー） ヒャダイン（音楽クリエイター） ひうらさとる（漫画家） せきぐちあいみ（VRアーティスト） 夏井いつき（俳人／「おウチde俳句…

「“HIKIKOMORI” ANYONE？他人事じゃないかも展」 渋谷センター街の「渋谷n_spase」で明日から始まります。 引きこもりの方々とのワークショップで制作した作品「共鳴の宇宙」を展示しています。 週末の渋谷ヒカリエホールでのトークイベントに、ワークショップで絵を描いてくれたみんなが10名も勇気を出して渋谷まで見に来てくれるそうで再会が楽しみです。 展覧会、イベントの詳細は下記からご覧ください。 皆さまのご来場を楽しみにお待ちしております。 …………………………………………………………………………………………………………… 「“HIKIKOMORI” ANYONE？他人事じゃないか…

「HUG FOR_.」でのフィールドワーク「池平徹兵と海まで借景を探す」 奇跡的なお天気に恵まれて、冬の日差しにキラキラ輝く景色に夢中になって、気がつくと2時間も鎌倉の街を散歩していました。 どんな場所でも白熊を置くと景色から感じる空気が変化して、光で揺れる景色のわずかな動きまで心に届き始めます。 1日で何枚もの絵を完成させた後のような自分の内側の進化を感じました。 一緒に散歩してくれた皆様、企画してくれたHUG FOR_.の奥山さん本当にありがとうございました。 グループ展は僕が欲しくなるくらい他の作家さんの作品も好きでした。 まだ会期がありますのでぜひご覧ください。 Group Exhib…

Statement 視界の隅々までを大切に思えた時、人は幸せな気持ちになれます。 私は、キャンバスの隅々までを大切な部分にしたいと考え、その日に最も制作意欲が湧くものを日々キャンバスの中に加えていくという方法で絵を描いています。大切なことは、本当に描きたい気持ちで描けるかどうかであり、たとえそれが制作中の絵に合わなかったり、構図が崩れると感じてもそうします。その結果、自然界の景色のように「すべてが主役で、すべてが互いを引き立て合う世界」が生まれることを発見しました。 さらに、本当に描きたい気持ちを持って描けば、他者が描いたもの同士でもそれが調和し、成立することに気づきました。この経験を通じて、…

「斜面の勇気１」 2025 33.0cm×33.0cm oil on canvas お正月にスノーボードに行った記憶をもとに描いた連作。 何かが怖い時は、いかにして気持ちをこの絵の白熊の状態からライオンの状態に持っていけるかが大事。 スキー場での斜面の勇気は、恐れや不安にこちらから飛び込むことに似ている。 気持ちが守りに入ると失敗する。 思い切って自ら体を崖に放り出し、眠りに近いくらいまで思考と体の力を抜く。 頭と体を無意識の本能に任せて、次々に訪れる大ピンチを越えていく。 恐怖は倒すべき敵ではなく、全部の力を抜いて取り込むべき一部なのだ。 すると、次第に体が雪景色の一部になっていく。 真っ白…