【2025年】CRMツール比較10選!失敗しない選び方とSFA・MAとの違いを解説
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※ 2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より
CRMツールは顧客情報の管理に関する次のような課題を解決したい方におすすめのツールです。
- 顧客情報がバラバラに管理されている
- 同じ顧客に別部署からアプローチをかけてしまっている
- 顧客情報をマーケティング施策に活かしきれていない
- 問い合わせ情報を蓄積できず対応の質が悪くなっている
目次を閉じる
- CRMツールとは
- CRMツールの基本機能
- CRMとSFA・MAとの違い
- CRMツールのシェア No.1は「Salesforce Sales Cloud」
- CRMツールの選び方・比較ポイント
- CRMツールの用途を明確にしよう
- 機能が多すぎるとコストパフォーマンスが下がる可能性も
- 料金を抑えるならZoho CRMの無料プランを使おう
- 既存顧客データのインポート方法にも要注目
- 既存システムとの連携が効率化のカギに
- おすすめCRMツールの比較
- Salesforce Sales Cloud
- Sansan
- esm(eセールスマネージャー)
- kintone
- HubSpot
- カスタマーリングス
- Mazrica Sales
- Zoho CRM
- F-RevoCRM
- monday.com
- 業界特化型のCRM
- いえらぶ顧客管理システム
- BOXIL SaaS AWARD
- 「BOXIL SaaS AWARD 2025」の受賞サービス
- 「BOXIL SaaS AWARD Spring 2025」の受賞サービス
- CRMを導入する際の注意点
- CRMツールの導入で顧客管理を効率化しよう
CRMツールとは
CRMツールとは、顧客情報を一元管理して営業活動やマーケティング、カスタマーサポートなどの顧客関連業務を最適化するシステムです。企業が顧客との関係を強化し、売上向上や業務効率化を実現するために活用されます。
CRMツールを導入することで、顧客との接点を記録して部署の垣根を超えて組織全体で情報共有できるため、営業活動の効率化やマーケティング施策の最適化が可能です。さらに、顧客データを活用した分析やレポート作成により、的確な戦略を立てられます。
CRMツールの基本機能
CRMツールには、顧客管理をするために次のような機能が搭載されています。
- 顧客情報の入力
- 顧客データベースの作成
- 顧客データベースの項目カスタマイズ
- 顧客情報のインポート/エクスポート
- 顧客分類(タグ付け・ラベル)
- 顧客情報の検索機能
上記に加え、ツールの強みや用途ごとに営業向け・マーケティング向け・問い合わせ管理向けなど、用途に応じた機能が搭載されています。
機能 | 詳細 |
---|---|
リード管理 | リード分類や育成、スコアリングをする機能 |
商談管理・案件管理 | 案件の進捗・確度・担当者などの管理ができる機能 |
見積書・請求書作成 | 顧客情報を自動入力して見積書や請求書に反映できる機能 |
営業活動の記録 | 営業日報の作成ができる機能 |
売上予測(パイプライン管理) | 入力されたデータにもとづき売上を予測してくれる機能 |
営業目標・KPIの算出 | 営業数値の目標を管理できる機能 |
営業パートナー管理 | 代理店や販売パートナーとの関係管理ができる絹 |
これらの機能により、営業担当者は過去の商談履歴や対応状況を共有でき、顧客情報の一元管理が可能になることで案件の引き継ぎがスムーズになります。案件管理によって見込み顧客のスコアリングをすることで、優先順位付けや温度感の高い顧客のフォローができる点は大きなメリットです。
CRMツールに蓄積されるほど売上予測の精度が向上するため、戦略的な営業戦略が立てられるようになるでしょう。
機能 | 詳細 |
---|---|
メールマーケティング | 通常のメール配信に加え、ターゲティングメール・ステップメールが送れる機能 |
キャンペーン管理 | 広告・SNS・イベントなどのキャンペーンを管理できる機能 |
SNS管理 | 投稿予約・エンゲージメント分析・アカウント管理などSNSにまつわる情報を管理できる機能 |
広告連携 | Google広告・Facebook広告などと連携できる機能 |
ウェブトラッキング | サイト訪問履歴の解析ができる機能 |
アンケート | アンケート配信・NPS・顧客満足度調査ができる機能 |
プッシュ通知 | 収集した顧客情報にもとづいてWebプッシュ・アプリプッシュが打てる機能 |
マーケティング担当者は、蓄積された顧客情報にもとづいて属性(年齢・地域・購買履歴)や行動データ(閲覧履歴・訪問履歴・SNS)から適切なターゲットリストを作成できるようになります。
開封率やクリック率、キャンペーンごとの効果測定も行えることで、メールマーケティングの最適化やパーソナライズドマーケティングによる顧客エンゲージメント向上につながる点がCRMツール活用のメリットです。
機能 | 詳細 |
---|---|
チケット管理 | 問い合わせ対応履歴の蓄積ができる機能 |
オムニチャネル対応 | 電話・メール・SNSなど経路別の顧客情報の統合ができる機能 |
ナレッジベース | FAQ・マニュアルの作成ができ、ユーザー・社内向けに共有できる機能 |
チャットボット連携 | 顧客情報をもとに自動応答できる機能 |
コミュニティ管理 | フォーラム・ユーザーグループのようなコミュニティの管理ができる機能 |
CRMツールでは、過去の問い合わせ内容を保存して顧客に合わせた適切な対応が可能になる点も大きなメリットです。顧客情報が共有されることで、対応の属人化防止につながります。電話・メール・チャット・SNSなど、チャネルを問わずに管理できるため、引き継ぎ不足によるクレームの防止や問い合わせ件数の分析などの場面でも有効です。
機能 | 詳細 |
---|---|
タスク管理/プロジェクト管理 | ToDoを管理し、進捗管理ができる機能 |
社内コラボレーション | 顧客情報に関連するコメントを残したり・情報共有をしたりできる機能 |
ダッシュボード作成/分析 | 顧客情報に関連したデータを一覧で確認・分析できる機能 |
カスタムレポート作成 | 必要な情報を組み合わせて出力できる機能 |
モバイル対応 | スマートフォン対応 |
アクセス権限管理 | 部署ごとや役職ごとなどでアクセス権限を設定できる機能 |
シングルサインオン/多要素認証 | ログイン時のセキュリティ関連機能 |
ログ管理 | アカウントごとの操作履歴を確認できる機能 |
これらの機能により、集約された顧客情報を組織全体で活用できる状態を目指せます。顧客情報は企業の大切な資産であり、企業全体で共有しない限り資産として有効活用できません。CRMツールにより効率的な顧客管理を実現し、顧客情報を活用した営業アプローチやマーケティング施策につなげられます。
CRMとSFA・MAとの違い
CRMとSFA、MAとの違いは目的や活用される場面です。
SFA(Sales Force Automation)は営業支援を目的としたツールで、案件管理や商談の進捗管理、営業プロセスの最適化に特化しています。一方で、CRMは顧客情報の管理や関係の管理に重きを置いており、SFAツールの一部としてCRM機能が搭載されることも多いです。
MA(Marketing Automation)はマーケティング施策を効率化するツールで、リードの育成やメールマーケティング、広告配信などに特化しています。見込み顧客の獲得やナーチャリングに強みを持っているのが特徴です。SFAと同様にMAツール内にもCRM機能が搭載されていることが多いです。
SFAとMAは利用する担当者や利用するフェーズが異なります。SFAがリード獲得に使われるのに対し、MAはリード育成に利用されます。
【関連記事】
CRMとMAの違いは?おすすめシステムや連携のポイントとは
SFAとは?意味やCRMとの違いを図解 - 営業活動を効率化するシステム選びのポイント
CRMツールのシェア No.1は「Salesforce Sales Cloud」
スマートキャンプで実施したアンケート※では、シェアの最も多かったCRMツールは「Salesforce Sales Cloud」が38.82%、次いで「Sansan」で16.13%、「esm(eセールスマネージャー)」が11.21%でした。
知名度が高く全世界的に幅広い企業で利用されているSalesforceシリーズは、導入実績があり機能面やセキュリティ面で安心材料となるため、決済者は稟議を通しやすいでしょう。そしてシェア率の高いSansanは、名刺情報を集約するだけではなく、効率的に営業をするための顧客データベースの構築にも活用できる点から導入する企業が多いです。
※調査概要:インターネット調査にてCRMツールの導入に携わった全国20〜60代の男女1,829人へ実施。本調査の期間は2025/02/07〜2025/02/08。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
シェア上位の導入実績社数・ユーザー数(クリックで開く)
CRMツールの選び方・比較ポイント
CRMツールを選ぶ際には、まずはCRMツールの活用目的を洗い出し、その用途にあわせて必要な機能を搭載しているサービスを比較するのがおすすめです。まずチェックすべき比較ポイントは次のとおりです。
「CRMツールといえばSalesforce。Salesforceさえ入れておけばいいんじゃないの?」と思っている方は多いのではないでしょうか。事実、今回の調査ではSalesforceのシェアはトップでした。しかし、Salesforceは機能が豊富で1人あたりの料金が他サービスと比較して高いため、CRMツールの導入目的によってはオーバースペックになってしまいコストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
実際のところ、スマートキャンプが実施したインタビューでも、「Salesforceにしておけば安心だと思ったが、多機能すぎて使いこなせていないのでコストを考えると他サービスでも良かったかも」という声が複数ありました。
CRMツールの用途を明確にしよう
CRMツールを選ぶ際には、まずCRMツールに導入の用途を明確にすることが重要です。CRMツールはあくまで「蓄積した情報をどのように活用するのか」という点をベースに設計されていることが多いため、導入して何に使いたいかを考えておきましょう。
CRMツールの代表的な用途は次のとおりです。
- 営業活動に活用したい
- マーケティングに活用したい
- 問い合わせ管理・顧客対応に活用したい
- カスタマーサクセスに利用したい
本記事で紹介するサービスが、それぞれ何に活用できるかをまとめました。
サービス名 | 営業 | マーケティング | 問い合わせ管理 | カスタマーサクセス |
---|---|---|---|---|
Salesforce Sales Cloud | ○ | ○ | ○ | ○ |
Sansan | ○ | △ | - | - |
esm(eセールスマネージャー) | ○ | ○ | △ | ○ |
kintone | ○ | ○ | ○ | ○ |
Hubspot | ○ | ○ | ○ | ○ |
カスタマーリングス | - | ○ | - | △ |
Mazrica Sales | ○ | ○ | ○ | - |
Zoho CRM | ○ | ○ | ○ | ○ |
F-RevoCRM | ○ | ○ | ○ | - |
monday.com | ○ | ○ | ○ | △ |
いえらぶ顧客管理システム | - | ○ | ○ | - |
※「○」:その業務向けの機能が多く搭載されている 「△」:その業務向けではないが搭載されている機能で対応できる 「 - 」=情報なし または 対応なし
Salesforceはどの用途にも対応できますが、プランごとで利用できる機能が制限されます。全社的に部署横断でCRMツールを活用したい場合は、HubspotやZoho CRMの方がトータルコストが安く済む場合も。
名刺情報を活かして営業体制を整えたい場合はSansan、マーケティングへの活用をメインとして考えているのであればカスタマーリングスがおすすめです。
機能が多すぎるとコストパフォーマンスが下がる可能性も
CRMを選ぶ際には、必要最低限の機能に加え、将来性を考えて必要になりそうな機能が搭載されているものに絞って選ぶことも重要です。その理由としては、CRMツールは多機能なため機能が多すぎるとオーバースペックになり、コストパフォーマンスが下がってしまうためです。
たとえば、Salesforce Sales Cloudは年に3回大きなアップデートがあり、機能が数十〜数百単位で追加されます。そのため、大規模な営業組織が整備されている企業にとって非常に有用なサービスです。しかし、1人あたりの料金も他サービスと比較すると高いため、たんに「顧客情報を一元管理してメールマーケティングに活用したい」「営業案件をチーム横断で管理したい」という用途の場合は、使わない機能が多すぎてオーバースペックになります。
その点、Zoho CRMであれば機能が豊富なうえに、プランごとに使える機能も細かく分かれているためオーバースペックな選択をしづらいです。
また、社内でCRMツールと連携できるサービスがあり、そのツールで補える場合は後述する連携についても確認しておく必要があります。
料金を抑えるならZoho CRMの無料プランを使おう
CRMツールを選ぶ際には、1人あたりの料金を確認しましょう。CRMツールの料金体系としては、初期費用+月額1ユーザーあたりの料金×ユーザー数のものが多いです。
本記事で紹介するサービスの中だと、Zoho CRMには3ユーザーまで使える無料プランがありお得です。3ユーザーまで利用でき、無料プランでも他ツールと遜色ない機能が搭載されています。よって、まずはZoho CRMの無料プランを利用して、必要な機能を確かめると失敗しづらいです。
Zoho CRMの有料プランは1,680円、monday.comのCRMは1ユーザー1,560円、kintoneは1,000円なので、コスト面が導入ハードルになっている企業はこれらのサービスを選ぶといいでしょう。
既存顧客データのインポート方法にも要注目
CRMツールを導入する際には、既存で管理している顧客情報のインポート形式も必ずチェックしておきましょう。多くのサービスがCSVファイルでのインポートに対応しているものの、ある程度データの整形が必要になります。ExcelファイルやVCFファイルに対応可能なサービスもありますが、データサイズや行数に制限のある場合があるので注意してください。
kintoneやHubspot、Zoho CRM、F-RevoCRMはサポートサイトにてインポート方法や制限が詳しく解説されており、知識がなくてもインポート作業がしやすいです。
もちろん、インポート作業で不明点があったら営業担当者やサポートへ確認できるので、積極的に活用しましょう。
サービス名 | データのインポート方法 | 注意点 |
---|---|---|
Sansan | ・CSV形式(csv) | ・一度にインポートできる名刺データは最大で10万件/上限50MBまで ・名刺画像はインポート不可 ・専用フォーマットのCSVファイル必須 |
Salesforce Sales Cloud | ・CSV形式(csv) | ・一度にインポートできるレコードは最大5万件 |
esm(eセールスマネージャー) | ・CSV形式(csv) | ・専用フォーマットのCSVファイル必須 |
kintone | ・CSV形式(csv) ・Excel形式(xlsx) ・TXT形式(txt) ・TSV形式(tsv) |
・1シート目のデータのみ読み込み ・非表示のセルや結合されているセルのデータも読み込み ・文字コード「UTF-8」に指定が必須 |
Hubspot | ・CSV形式(csv)/・Excel形式(xlsx または xls) | ・1シートのみで構成されている必要あり ・最大1,000列未満 ・日付と時刻がある場合は数値形式のセルに変換必須 ・最大512MBのファイル/1日最大500件・最大1,000万行(インポートAPIを介している場合は、1日最大8,000万行まで) |
カスタマーリングス | ・カート情報 ・LINE ・アプリ ・その他システム |
・インポート作業の設定も代行 ・ECデータ/POSデータ/アンケートデータ/コールログデータ/アクセスデータ/広告データなども統合可能 |
Mazrica Sales | ・CSV形式(csv) | ・重複検知機能および登録後の全件一括削除機能はなし ・ファイルの文字コードはShift JIS、UTF-8 ・CSVの一括登録・更新処理は同時に実行不可 |
Zoho CRM | ・CSV形式(csv) ・Excel形式(xlsx または xls) ・VCF形式(vcf) |
・ファイルサイズはCSVが最大25MBまで/VCFが5MBまで ・ファイル行数は最大5万行 |
F-RevoCRM | ・CSV形式(csv) ・VCF形式 (vcf) |
・UTF-8形式とISO8859-1形式が選択可能 ・1,000件を超えるとインポートの処理に時間がかかる |
monday.com | ・CSV形式(csv2) ・Excel形式(xlsx または xls) |
・XLSMファイルは不可 |
いえらぶ顧客管理システム | 情報なし | - |
既存システムとの連携が効率化のカギに
CRMツールを導入する際には、既存システムとの連携方法も確認するようにしましょう。CRMを顧客データベースとしてのみ利用する場合、既存で利用しているシステムと連携させることで効率化できる場合もあるため、自社の他システムを洗い出しましょう。
CRMツールと連携して活用できる代表的な用途には、次のようなものがあります。
営業系システム | 営業リスト作成ツール | アプローチ先の特定を容易にするリストを作成 |
---|---|---|
見積書作成システム/ 請求書発行システム | 帳票発行の効率化 | |
BIツール | 顧客データに基づいたより深い分析の実施 | |
マーケティング系システム | ポップアップツール | パーソナライズされた訴求の実施 |
メール配信システム | 顧客属性に基づいたメールマーケティング | |
SNS管理ツール | 顧客の反応を記録し施策に活かせる | |
問い合わせ管理系システム | CTI | 顧客の連絡先表示やワンクリックコール |
IVR | 顧客に合わせた対応を自動音声で実現 | |
FAQシステム | 問い合わせ内容の最適化/オペレーターが回答中にFAQシステムを参照可能に | |
チャットボット | 顧客属性に合わせて回答 | |
その他ツール | 決済システム | 請求管理や財務分析に活用 |
POSシステム | 顧客属性と購買データの紐付け |
これ以外にも数多くのツールと連携できるため、顧客情報を使用しているツールは可能なかぎりリストアップしてから連携できるか確認しておきましょう。そうすることで、CRMツールの機能が最小限で済み、安いプランを利用できる可能性が高まります。
おすすめCRMツールの比較
おすすめのCRMツールを、前述の用途や機能などの選び方にもとづいて比較して紹介します。紹介するサービスは、スマートキャンプが実施したアンケートでシェアの高かったサービスや選び方に基づいておすすめするサービスです。
各CRMツールの情報を収集している方には、各サービスで提供しているサービス資料が役立つでしょう。必要に応じて下ボタンより無料でダウンロードできます。
Salesforce Sales Cloud - 株式会社セールスフォース・ジャパン
- 年3回の大型アップデートで機能が増える
- 世界的な企業に利用される堅牢なセキュリティ
- カスタマイズ性が高く自社の営業フローに最適化しやすい
- カスタマイズ選定なので導入ハードルが高い
- 機能が多く使いこなせない可能性がある
プラン名 | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|
Starter Suite | 要問い合わせ | 1ユーザー3,000円 |
Pro Suite | 要問い合わせ | 1ユーザー12,000円 |
Enterprise | 要問い合わせ | 1ユーザー19,800円 |
Unlimited | 要問い合わせ | 1ユーザー39,600円 |
Einstein 1 Sales | 要問い合わせ | 1ユーザー60,000円 |
Salesforce Japanが提供するSalesforce Sales Cloudは、マーケティング・営業・カスタマーサービスの各分野の機能が充実した拡張性の高いCRMツールです。Salesforce Sales Cloudの最大の強みはそのカスタマイズ性にあり、自社に最適な形でのレポーティングやタスク自動化の設定を行えます。Salesforceの関連アプリやアドオン製品を組み合わせることで、より目的に特化したCRMツールの構築が可能です。
Salesforce Sales Cloudの料金プランは5つに分かれており、中小企業での利用が最適な「Starter Suite」「Pro Suite」と、より大企業向けの「Enterprise」「Unlimited」「Einstein 1 Sales」があります。Enterprise以上のプランでは、ワークフロー機能や生成AI機能の利用ができますが、一般的な中小企業ではStarter Suite・Pro Suiteで十分でしょう。
その理由としては、Pro Suiteプランでも自動化機能や営業の見積もり・売上の予測が利用できるだけではなく、Salesforce用にカスタマイズされたアプリのマーケットプレイスである「AppExchange」へのアクセス可能なためです。よって、Pro SuiteプランでもSalesforceを活用するための基盤が十分整えられるからです。
顧客情報を一元化し、見込み客・商談中顧客・既存顧客のすべての情報を一か所に集約するだけではなく、その情報を最大限活用したい企業にとっておすすめのサービスです。
Salesforceの導入はハードルが高いと思っていませんか?Salesforceの導入支援・活用支援サービスを受ければ、導入がスムーズに進みます。
- スキャンの手間がかからず高精度なデータ化を実現
- 名刺情報の更新が自動行われる
- 反社チェック機能がIPOに役立つ
- 一部読み取りきれない名刺もある
- 名刺のやり取りが少なくなり費用面に課題を感じる声も
プラン名 | プラン詳細 |
---|---|
Liteプラン | 名刺のデータ化/最新人事異動情報の通知/休眠顧客への一括メール |
Standardプラン | Liteプランの機能に加え、100万件を超える企業情報/20万件の役職者情報/営業履歴からの案件推進 |
Enterpriseプラン | Standardプランの機能に加え、SAML認証や二要素認証必須化設定/スマホアプリの利用端末制限/取引リスクの早期検知 |
※具体的な料金は要問い合わせ
Sansanは、Sansan株式会社が提供する名刺管理ソフトで、読み取った名刺情報を全社的なデータベースにして管理できるサービスです。Sansanの最大の強みは、AIと人力によるダブルチェックにより、99.9%の精度で名刺情報を正確にデータ化できる点です。顧客情報の正確性や最新性は、営業力の強化に直結します。部署異動や役職変更などの最新情報が通知されて更新される機能もあり、顧客データベースとしての鮮度を保てるのは大きな強みです。
Sansanの料金プランは3つに分かれており、企業情報や役職者情報を確認するためにはStandardプラン以上を利用しましょう。オプションで名寄せや属性情報の付与、Salesforce連携なども利用でき、その取り込んだ名刺情報からメール配信を行いたい場合はLiteプランで十分な場合もあります。取引先企業のリスクチェックやセキュリティ関連機能を充実させたい企業には、Enterpriseプランがおすすめです。
また、「訪問先の周辺で名刺交換したことのある企業を、地図上に可視化する機能」「経営方針や経営課題に関する情報を入力すると、AIが有価証券報告書の内容を分析・検索して該当する企業をリストアップする機能」などが使えるSansan Labsという実験的な機能も提供しているため、名刺データを営業に最大限活用できるような工夫がされています。
esm(eセールスマネージャー) - ソフトブレーン株式会社
- 情報の入力の手間の削減を考えて作られている
- 導入から定着まで充実したサポート体制が手厚い
- 1ユーザーあたりの料金が安い
- StarterプランとBasicプランでは利用人数の上限が30人
- 1つのツールで完結する場合はある程度コストがかかる
プラン名 | 初期費用 | 月額費用(税抜) | プラン詳細 |
---|---|---|---|
Starter | 要問い合わせ | 1ユーザーあたり1,500円 | 5〜30人まで |
Basic | 要問い合わせ | 1ユーザーあたり3,500円 | 5〜30人まで |
Enterprise | 要問い合わせ | 1ユーザーあたり11,000円 | 31人以上 |
ソフトブレーン株式会社が提供するesm(eセールスマネージャー)は、リード獲得・ナーチャリングから顧客管理・営業管理、アフターサービスまで、幅広い顧客接点を効率化するCRMツールです。esmの最大の強みは、情報入力の容易さです。1か所に情報を入力するだけでシステム内のタイムラインや顧客管理データベースなどに情報が反映されるため、何度も同じ情報を入力せずに済み、「導入したけど入力されない」という事態を防げます。
オプションのAIコンシェルジュ機能を活用すれば、ファイルのドラッグアンドドロップのみでデータを入力できたり、商談音声を自動で解析して登録してくれたりなど、さらに登録の手間を削減可能です。
また、esmは高い顧客満足度を誇っており、ユーザーの90%以上が満足しているサポート体制にも強みがあります。サポートデスク・専任のアドバイザー・オンライン研修・FAQサイトの4つの柱で、活用される状態までサポートしてくれます。
案件管理やExcel連携、分析までツール上で行いたい場合はBasic以上のプランがおすすめです。顧客管理と名刺管理だけのように、簡易的な顧客データベースとして利用したい場合は、Starterプランで十分です。しかし、どちらのプランも利用制限が30人までとなっているため、小規模企業での利用に最適と言えるでしょう。
案件管理・日報管理・スケジュール管理・名刺デジタル化・地図機能・予実管理などの機能を搭載しているため、営業担当者は常に最新の顧客情報を把握し、一貫性のある顧客対応を実現して顧客関係維持を強化できます。
- 非IT部門での導入実績が大半なので初心者でも安心
- 1サービスで社内業務全体を改善できる
- 連携サービスが多く既存システムを活用しやすい
- カスタマイズ性が高いので具体的な業務に活用する設計まで考える必要がある
- ノーコードだけで実現できない場合に本格的なカスタマイズにはJavaScriptの知識が必要になる
プラン名 | 初期費用 | 月額費用(税抜) | プラン詳細 |
---|---|---|---|
ライトコース | 0円 | 1ユーザーあたり1,000円 | 最低利用人数10人 |
スタンダードコース | 0円 | 1ユーザーあたり1,800円 | 最低利用人数10人 |
ワイドコース | 0円 | 1ユーザーあたり3,000円 | 最低利用人数10人 |
サイボウズ株式会社が提供するkintoneは、ノーコードでさまざまな業務範囲のアプリを構築できるシステムです。顧客管理システムとして利用できたり、そのデータを活用して別のアプリで施策を打てたりします。kintoneの最大の強みは、サンプルアプリが豊富で導入後に非IT部署でもすぐに使い始められる点です。
サンプルアプリをそのまま使えるだけではなく、ドラッグアンドドロップで機能を追加したり、必要な入力フォームを追加したりもできます。
kintoneの料金体系はシンプルで、最低利用人数10人〜・1ユーザーあたり1,000円からなので、月額合計10,000円からの低コストで始められます。契約期間も1か月単位で更新できるため、中小企業にとって価格面で大きなメリットがあるサービスです。外部システム連携を考えず、メールとkintoneの連携もしないのであればライトコースでも本格的な顧客管理が可能です。
kintoneでは、ワークフローの承認機能や通知機能、コミュニケーション機能といったグループウェアの役割をもつ機能も搭載しています。レポートや絞り込みといった基本的なデータベースの機能とあわせて利用することで、kintoneだけで情報を一元管理できるようになり、全社で顧客情報を活用できるようになるでしょう。
- 幅広い領域の機能を選んで使える
- 2ユーザーまでなら無料プランで制限ありの全機能が使える
- 全製品の機能を安く使える小規模向けのプランも
- 操作感が直感的ではないという声も
- 多機能すぎて使いこなせない可能性がある
サービス | Professional | Enterprise |
---|---|---|
CRM Suite | 144,000円 | 480,000円 |
Marketing Hub | 96,000円 | 432,000円 |
Sales Hub | 10,800円 | 18,000円 |
Service Hub | 10,800円 | 18,000円 |
Content Hub | 54,000円 | 180,000円 |
Operations Hub | 86,000円 | 240,000円 |
Customer Platform | 140,400円 | 516,000円 |
HubSpot for Marketers | 108,000円 | 456,000円 |
※2人まで使える無料プラン、全サービスの一部機能が利用できる月額1,800円〜のStarterプランもあり
HubSpotは、マーケティングや営業、カスタマーサービス、コンテンツ管理、オペレーション支援、B2Bコマースなど、ビジネスに必要なあらゆる分野のソフトウェアを搭載しているサービスです。HubSpotの最大の強みは、それらの業務をAI搭載の一つのCRMデータベースへ統合し、それぞれをシームレスに連携できる点です。
また、SlackやGmailをはじめ1,700種類以上のツールとの連携も可能であり、日常的に利用するツールとHubSpotを組み合わせることで、さらなる業務効率化につながるでしょう。使い慣れたツールにデータが蓄積されることで全社的に顧客情報が共有される状態になり、顧客一人ひとりに対してパーソナライズされた対応フローを提供できるようになります。そして、AI機能「Breeze」を活用してコンテンツ作成の自動化や分析力強化も可能な点は大きなメリットです。
HubSpotには無料プランがあり、制限付きではあるものの各シリーズの機能を利用できます。月2,000通までなら無料でメール送信ができるため、小規模なメールマーケティングを運用している企業におすすめです。有料プランではより高度な機能が利用できたり、メールの送信上限件数が増えたりします。必要に応じて機能を組み合わせてプランを拡張できる柔軟さも特徴的です。
カスタマーリングス - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
- 高い精度の分析が簡単にできる
- 使いやすさに言及する口コミが大多数
- 頻繁にアップデートが行われるためコストパフォーマンスが高い
- 全体的に使いやすい印象だがUIには改善の余地も
- 設定がサポートなしでは難しい部分がある
プラン名 | 初期費用 | 月額費用(税抜) |
---|---|---|
プラン | 要問い合わせ(環境構築費用・操作トレーニング・初期アクション設定支援費用) | 要問い合わせ(システム利用費・定期的なバージョンアップ・保守・サポート費用) |
プラスアルファ・コンサルティングが提供するカスタマーリングスは、顧客実感型マーケティングプラットフォームとして、EC・BtoC事業を展開する企業を中心に導入されています。カスタマーリングスの最大の強みは、顧客の声や顧客データなどのビッグデータを「見える化」するためのテキストマイニングや、データマイニング技術を核としたクラウドソリューション事業を展開しているため、分析の精度が非常に高いことです。
事実、BOXILに寄せられた口コミの中では分析機能についての言及が多く、「戦略が一目でわかる」「目標達成のための新しい分析指標がわかった」「分析スピードが向上した」など、確度の高い分析ができるようになるのは大きなメリットです。
また、顧客セグメントや自動計算の設定などの初期サポートが付いていたり、導入後の保守サポートも込みで月額料金が設定されていたりすることから、サポートについても評価する口コミがよく見られました。
MAとCRMが一体となっているため、顧客データの統合・分析から、顧客理解に基づいたパーソナライズされたマーケティング施策の実行、効果測定までを単一のプラットフォームで実現できる点が魅力的です。ECデータ・POSデータ・アンケートデータ・コールログデータ・アクセスデータ・広告データなど、種類を問わずデータを収集できます。
Mazrica Sales - 株式会社マツリカ
- UI・UXにこだわって作られているため誰でも使いやすい
- 少人数チームで効果を発揮しやすい
- サポートが丁寧で迅速に解決してくれる
- 必要最低限に機能を絞っているので物足りなさを感じる場合がある
- カスタマイズ性に言及する口コミも
プラン名 | 初期費用 | 月額費用(税抜) | 月額従量課金 |
---|---|---|---|
Starter | 要問い合わせ | 月額27,500円(5ユーザーまで) | 追加1ユーザーあたり月額5,500円 |
Growth | 要問い合わせ | 月額110,000円(10ユーザーまで) | 追加1ユーザーあたり月額11,000円 |
Enterprise | 要問い合わせ | 月額330,000円(20ユーザーまで) | 追加1ユーザーあたり月額16,500円 |
株式会社マツリカが提供するMazrica Salesは、「誰でも使える、誰でも成果が出せる」をコンセプトとして設計されているCRMツールです。Mazrica Salesの最大の強みは、過去案件の情報からリスク分析や類似案件を提示してくれるAI機能です。名寄せ候補の抽出やモバイルからワンクリックでの名刺情報取り込み・入力など、入力の手間なく受注率向上につながるような設計になっています。
営業担当者の負担を軽減することで使われるCRMツールを目指しており、議事録の自動文字起こしや営業案件の進捗状況を直感的に共有できる案件ボードなど、営業活動のかゆいところに手が届く豊富な機能を備えています。メンバーの入れ替わりが多い組織でも教育コストを下げられるため、オンボーディング工数も削減できる点は大きなメリットです。
その使いやすさから、トヨタモビリティパーツ株式会社(卸売業)・株式会社学研スタディエ(教育)・カゴメ株式会社(製造業)など、さまざまな業種で導入されています。
そのうえ、顧客管理・営業管理機能に加えて、メール一斉送信やシナリオメール、Webフォーム、アクセス解析などのマーケティング業務に活かせる機能も搭載しています。
- 一番安いプランでも使える機能が豊富
- データが蓄積・活用される状態になりやすい
- カスタマイズして高度なシステムを構築しやすい
- 操作感や画面の単語のわかりづらさがある
- サポートの対応速度を気にする声も
プラン名 | 初期費用 | 月額費用(税抜) |
---|---|---|
無料プラン | - | 0円 |
スタンダード | 要問い合わせ | 1,680円 |
プロフェッショナル | 要問い合わせ | 2,760円 |
エンタープライズ | 要問い合わせ | 4,800円 |
アルティメット | 要問い合わせ | 6,420円 |
ゾーホージャパンが提供するZoho CRMは、業種・規模を問わず選ばれるCRMツールです。Zoho CRMの最大の強みは、機能と価格を両立した圧倒的コストパフォーマンスです。無料プランでもメール配信やWebフォーム作成などの機能が使えるため、マーケティングへの活用を考えているのであれば無料プランでも十分な場合があります。
有料プランは1ユーザーあたり月額1,680円から利用可能で、一番安いプランでも他サービスで利用できる一般的な営業・マーケティング機能は十分利用できる印象です。AIアシスタントを使いたかったり、本格的な問い合わせ管理を実現したかったりする場合などは上位のプランが必要になる場合もあります。
また、Zoho CRMは全世界的に利用されていることもあり、データの暗号化やIP制限など高いセキュリティ性を備えていることも特徴です。IPアドレス制限やGDPRコンプライアンス設定、HIPAAコンプライアンス設定なども一番安いスタンダードプランから対応しているため、「セキュリティ要件が厳しいけど安く導入したい」という企業にもおすすめです。
機能の対応範囲は顧客管理や営業支援(商談・案件管理)、見積・請求管理、レポート、MA、AI、価格表・発注書などの書類管理、カスタマーサポート、データ管理、自動化、Webフォーム、など多岐にわたります。Zoho CRMであらゆる領域の業務をカバーできるため、全社的な活用と導入も目指せるでしょう。
F-RevoCRM - シンキングリード株式会社
- 幅広い業界で活用できるカスタマイズ性
- OSS版は無料で利用開始できる
- 連携サービスが豊富
- オープンソースの場合、サポートやメンテナンスは自己責任に
- 開封率やクリック率は連携しないと確認できない
プラン名 | 初期費用 | 月額費用(税抜) |
---|---|---|
F-RevoCRMCloud | 0円 | A:2万円(1〜10人) B:5万円(11〜25人) C:10万円(26〜50人) D:15万円(51〜75人) E:19.6万円(76〜100人) |
F-RevoCRMEnterprise | 20万円 | 3万円〜 |
100人以上は要問い合わせ
株式会社エフレボが提供するF-RevoCRMは、オンプレミスとクラウドの導入環境を選べるため、ITインフラやセキュリティ要件に合わせた選択がしやすいサービスです。F-RevoCRMの最大の強みは、オープンソース(OSS)をベースとしたことによる高い柔軟性と拡張性です。
OSSの特性を活かすことで、顧客の業務や環境に最適なシステムを柔軟に構築・カスタマイズできるため、多様なユーザー要件に対応可能です。そのため、業種・業界を問わず多くの企業に導入されています。たとえば、顧客情報管理や営業支援などの一般的な活用に加え、医療業界では患者情報の管理、不動産業界では物件情報の管理など、ニーズに合わせたカスタマイズができる点が評価されています。不動産業界においては、「顧客情報」を「患者情報」に、「製品情報」を「物件情報」に変更するなど、業種に合わせて項目のカスタマイズも容易に可能です。
Cloud版は有償なものの、OSS版にはない追加機能(モジュールビルダー・カスタマーポータル機能・Web to Lead機能など)が利用でき、定期的な機能改善や不具合対応も行われます。インストールからサポート、メンテナンスまで受けられるため、導入や運用に不安がある企業にはクラウド版が適しています。
より大規模な利用とカスタマイズ、オンプレミスでの利用を想定している場合はEnterpriseプランを使いましょう。
monday.com - 株式会社ギャプライズ
- ノーコードで操作できてIT初心者でも使いやすい
- カスタマイズの自由度が高いので独自の管理項目・フローを構築できる
- 世界中で利用されていて実績と信頼性がある
- カスタマイズ性が高い反面、自社の要件を明確にしないと導入・運用が複雑化する可能性がある
- 多機能であるため、使いこなすまでにある程度の学習コストがかかる
プラン名 | 初期費用 | 月額費用(税抜) |
---|---|---|
ベーシックCRM | 要問い合わせ | 1ユーザー1,560円 |
スタンダードCRM | 要問い合わせ | 1ユーザー2,180円 |
スタンダードCRM | 要問い合わせ | 1ユーザ4,250円 |
ギャプライズが提供するmonday.comはタスク管理ツールですが、その自由度の高さから顧客管理・営業管理、採用管理、イベント管理、サービスデスクなど多様な用途に利用されているサービスです。最大の強みは、ITに詳しくないユーザーでも簡単に使えるノーコードプラットフォームでありながら、非常に高いカスタマイズ性を持つ点です。
レゴブロックのように業務に必要な要素を自由に組み合わせて、直感的な操作性で誰でも簡単に独自のワークフローやアプリケーションを構築できるため、現場主導での業務改善やデジタル化を推進できます。
ベースがタスク管理ツールであるため業種や業界を超えた幅広い企業に導入されており、全世界20万社以上で導入事例があります。また、「monday sales CRM 」という顧客管理に特化したサービスもあり、連絡先管理やリード管理、業務タスク管理などのデータベースが簡単に作成できるのも特徴です。顧客とのコミュニケーション履歴や商談の進捗状況を一元的に管理し、営業チームの連携強化や営業効率の向上に貢献するでしょう。
サービス比較はここからが本番!複数社のCRMツールの資料をダウンロードし、あなたのビジネスに最適なサービスの機能と料金、実績などをより詳しく確認しましょう。
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業界特化型のCRM
CRMの中には、業界特化のサービスもあります。最後に、業界に特化したCRMツールを紹介します。
いえらぶ顧客管理システム - ㈱いえらぶGROUP
- 不動産業界の業務に特化しているので導入効果が出やすい
- 成約率を高めるための追客機能が充実している
- 電話番号がわかればアプローチできる
- UI・UXの面では意見が分かれる
- 一部手動での情報入力が必要になる場所も
プラン名 | 初期費用 | 月額費用(税抜) |
---|---|---|
基本プラン | 30万円〜 | 5万円〜 |
株式会社いえらぶGROUPが提供する「いえらぶの顧客管理システム」は、不動産業務に特化した顧客管理ができるCRMツールです。30を超えるポータルサイトや自社ホームページからの反響を自動で取り込み、自動返信も可能なため、顧客への迅速な対応を実現できます。
サービス最大の強みは、追客業務を強力に支援する機能が豊富な点です。自動追客メール・ステップアップメール・LINE連携・SMS連携などにより、新着物件を多くの顧客に向けて迅速にアピール可能です。
また、顧客はマイページだけで物件一覧や希望条件の登録、来店予約、担当者とのチャットを確認できるようになっており、使いやすいことから利用率・リピート率の向上につながります。
不動産業界の中でも、賃貸仲介や売買仲介、賃貸管理などの業務を行う不動産会社に幅広く導入されています。不動産業務に必要な機能がオールインワンで提供されているため、複数のツールを導入・連携する手間やコストを削減できる点が魅力的です。
反響分析や来店単価をポータルサイト別に算出する機能は、広告効果の測定と最適な広告戦略の策定に役立ちます。不動産会社特有の業務フローや課題を深く理解して開発されていることから、より実務に合った運用を実現できる機能が多いです。
BOXIL SaaS AWARD
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
「BOXIL SaaS AWARD 2025」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD 2025」は、エントリー式で審査する「導入事例セクション」と、「BOXIL」上の口コミデータをもとに定量評価する「BOXILセクション」を設けています。部門1位は、各セクションの基準をもとに選考が行われ、部門ごとに最も評価の高いサービスに付与されるものです。なお、その中から選出された総合1位は「Best SaaS in Japan」として表彰されます。
受賞部門 | 受賞サービス |
---|---|
BOXILセクションCRM(顧客管理システム)部門1位 | Salesforce Sales Cloud |
>>BOXIL SaaS AWARD 2025の詳細はこちら
「BOXIL SaaS AWARD Spring 2025」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD Spring 2025」は、2024年中に「BOXIL」上へ新たに投稿された口コミをもとに選出しており、「BOXIL」のカテゴリに準じた部門ごとに計10の称号が付与されます。
Salesforce Sales Cloud | Zoho CRM |
UPWARD |
【Good Service】:「BOXIL」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。
使いやすさNo.1 | UPWARD |
お役立ち度No.1 | Zoho CRM |
機能満足度No.1 | Zoho CRM |
サービスの安定性No.1 | UPWARD |
カスタマイズ性No.1 | Salesforce Sales Cloud |
【口コミ項目別No.1】:「BOXIL」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。
>>BOXIL SaaS AWARD Spring 2025の詳細はこちら
CRMを導入する際の注意点
CRMを導入する際に注意すべき点をまとめました。必ず確認して導入時の参考にしてみてください。
- トライアル時には実運用を想定して利用する
- 顧客情報の更新が問題なく行えるか
- 更新はリアルタイムに行われるか
- 紐づけしてある情報も同時に変更されているのか
- 利用中のシステムとのデータ連携ができるか
- データ連携の方法
CRMでは顧客情報を随時更新する運用になるため、顧客情報を扱う各種ツールと連携ができないと、二重管理となる可能性があります。また、連携させるのに追加費用がかかることもあるので、どのシステムとどのようにデータ連携ができるのかを事前に確認しましょう。
CRM導入時の注意点をさらに確認したい方は、CRMの導入事例を参考にしてください。
CRMツールの導入で顧客管理を効率化しよう
CRMツールは顧客情報を集約し、そのデータを組織全体で活用するためのシステムです。従来の紙の顧客管理台帳での管理やExcelファイルでのバラバラな管理から脱却し、管理の手間を削減できるだけではなく、顧客対応や営業の品質が上がることにより顧客満足度の向上にもつながります。
CRMツールの選定はまず用途を明確にし、必要な機能や料金プランを確認して検討することが大切です。また、安易にシェアの高いCRMツールを入れてしまうと、オーバースペックになったり、使われなくなったりしてコスト面でも運用面でも負債になりがちです。大企業向けのCRMは、コストがかかりやすいため、無料トライアルやデモを利用して本当に必要な機能を事前に確かめるようにしましょう。
もしサービス比較に負担を感じているのであれば、BOXILでのサービス資料請求がおすすめです。BOXILではサービス提供各社が作成した資料を一括で入手でき、比較検討の手間を大幅に削減できます。
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本記事で紹介したサービス以外にも、さまざまなCRMツールがあります。さらに比較したい方は、以下のサービスもぜひあわせてご検討ください。