市場拡大が見込まれながら、大手企業もなかなか攻略できないヘルスケアの領域で注目のスタートアップが登場しました。遠赤外線を放射するセラミックを織り込んだ疲労回復パジャマ「BAKUNE」を製造販売するTENTIALです。 元Ankerジャパンの猿渡歩氏が社外取締役を務めるなど、マーケティング戦略やブランド育成手法でも注目されています。ECサイトやカスタマーセンターなど、製造と物流以外はすべて自社で内製しているので、データをうまく活用して商品やブランドを育ててきました。 社長の中西さんには過去2回取材をしましたが、ぶれない信念を持った経営者だと感じました。 ヘルスケア市場はまだまだ効果や効能があやふやな商品が多いのも現実です。TENTIALが上場企業として信頼できるブランドになることは、市場の活性化や健全な市場の拡大にもつながるのではないかと期待しています。