能登半島地震で被災し、1月中旬から系列校で避難生活を送る日本航空高石川の野球部員ら。避難中に春の甲子園出場が決まった=山梨県甲斐市で 能登半島地震で被災した石川県輪島市の日本航空高石川と日本航空大学校石川は、東京都青梅市の明星学苑青梅校(同市長淵)を避難先として無償で借り受け、4月から授業を再開する。運営法人の日本航空学園(山梨県甲斐市)と、学校法人明星学苑(日野市)が発表した。(宮本隆康) 両法人によると、避難期間は1~3年間を想定している。敷地内に4月初旬までに700人規模の仮設の寄宿舎を整備。高校の全生徒約600人と、大学校の大半の学生約260人が青梅で学ぶ。大学校の学生の一部は、山梨県甲斐市と北海道千歳市の系列校で授業を受ける。