サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
インタビュー
rashita.net
情報技術の発展によって、ノウハウ(know-how)の有り様も変化してきた。 ノウハウ1.0の時代では、ノウハウの選択肢そのものが少なく、師弟関係のように直接教えを請うことがベース。ないしは所属している共同体に代々受け継がれている方法を身につけるというやり方。そこでは経った一つの「正しいやり方」があり、どこまで人がそこに合わせられるかが問われた。 ノウハウ2.0の時代は、マスメディアが開拓した。大量のノウハウが提示され、人はそれらの中から自分の好みに合うものを選べるようになった。自分にとっての「正しいやり方」を見出せるようになったわけだ。直接的な教えも機能しているが、文字媒体・映像媒体での伝達が大きな割合を占める。 インターネットはそれをさらに加速させた。個人による情報発信が可能になったことで、ノウハウの選択肢は加速度的に増えた。選択肢が非常に限られていた時代から見れば幸運なことだったが、
Scrapboxのサービス名がCosenseに変更された。ツールに込める想いが現れているネーミングである。
「書くこと」は、どんな風に動いていくのか。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『倉下忠憲 / Tadanori Kurashita / Thinking of Thinking』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く