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インタビュー
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私はスマホ依存症 第1回 頭の中にずっと他人がいて悪口を言っているスマホ依存症の私の話。どうしてスマホ依存症になってしまったんだろう? 絶え間なく終わっている情報を頭に入れ続けている公開日:2025/03/21 02:13 皆さん、スマホどのくらい使ってますか? 2022年のデータ*1では、1ユーザーあたりの1日平均利用時間は4.8時間くらいだそうです。 私は、1日平均10〜16時間です。 こんにちは、のんたんといいます。 起きてから寝るまで、ほぼずーーーーっとスマホを使っているスマホ依存症です。 朝起きてスマホ、 ごはん食べながらスマホ、 ダラダラしながらスマホ、 お風呂入りながらスマホ、 寝る間際までスマホ。 そんなにスマホをさわってて 生活はどうなってるのかって思いましたよね? 破綻しています。 仕事(無職になるレベルで仕事をやらない)や生活を犠牲にして、スマホで何をやってるのかとい
「このコピーを作った人はオーバードーズの問題を軽々しく考えている」批判殺到で削除された政府の動画広告の問題点とは2025年3月4日から電車内やSNSなどで流れていた厚労省が作成したオーバードーズの予防啓発動画が炎上した。批判を受け、動画は11日に削除された。この広告の問題点は何だったのだろうか。 動画広告に関して話してくださった松本俊彦さん(撮影:岩永直子)公開日:2025/03/17 08:00 炎上したのは日本が少しまともになってきているから厚労省が作成したオーバードーズの予防啓発動画広告。薬が入った瓶とスマホを持った羊のキャラクターが「OD(オーバードーズ)するよりSD(相談)しよう」と言い、最後には「オーバードーズは心と体を傷つけてしまう危険な行為です」という一言が表示される内容だ。この動画広告に対しSNS上では「あの広告を見たら嫌なことがフラッシュバックして気持ち悪くなった」「当
パチンコにハマって膨らみ続けた借金…六角精児が主演映画撮影中も「家なし生活」を続けていたワケギャンブル好きとして知られている俳優の六角精児さん。実は六角さんは主演映画撮影中も「家なし生活」を続けていました。 俳優の六角精児さん(撮影・黒羽政士)公開日:2025/03/06 03:43 小学生時代から「ギャンブル好きの素質」ありーーギャンブル好きとして知られる六角さんですが、初めてギャンブルをやったのはいつ頃のことでしたか? 小学校2年生か3年生の頃じゃないですか(笑)。駄菓子屋さんで、くじ引きみたいなものがあるでしょう?それを引くのがもう本当に楽しくてね。厳密にはあれをギャンブルとは呼ばないとは思うのですが、やっぱりギャンブル好きの素質は持っていたのだと思います。 当時は親の財布からお金をちょろまかしたこともあります。「依存していたのか」は分かりませんが、我慢できませんでしたね。 その後も
「見る福祉」としてのTik Tok〜ハマりまくって10キロ痩せ、我に返った顛末記〜Tik Tokにハマって気づけば10キロ痩せた私。それを見ている間は嫌なことを忘れられる「見る福祉」の副作用を味わいました。 Tik Tokにハマって10キロ痩せた雨宮処凛さん公開日:2025/02/01 02:00 ある日、体重計に乗って愕然とした。 そこには「モデル体重」を数キロ下回る、これまでに見たことのない数字が表示されていたからだ。 モデル体重とは、標準体重、美容体重よりも低く、身長から割り出されるもの。その名の通り、モデルなどに多い体重比率だ。 そのことに喜ぶよりも、私はゾッとしていた。 これは、Tik Tokにハマって2年とちょっとで10キロ痩せた私の記録である。 振り返ると、Tik Tokにハマる前とその後で、私の脳は確実に変化した。 でないと、人は簡単に10キロも痩せるものではない(ホントに
「自分でやったことだからこそ他人に頼る」依存症治療を「自己責任」論から解放する日本では、格差や貧困、差別の問題に目を瞑り、自己努力で乗り越えることを良しとしてきた。しかし、本人に自己解決を求めることで、当事者は孤立し困窮するなかで、問題がさらに複雑化しているのではないだろうか。依存症の問題は特に、こうした自己責任論で片付けられてきた。 「体」と「心」の分野で、依存症に向き合う二人の医師との対談を通じて、自己責任論の裏側でおきていることを明らかにし、本当の意味で「自分の人生に責任を持つ」方法を模索した。 心と体の傷の専門家が考える、本当の「自己責任」の取り方公開日:2024/11/16 02:00 依存症を語るときに必ずついて回る「自己責任」論。「自分の怠惰でハマったのだから」、問題の責任は自分で取るべきという声は日本社会では根強い。 治療のために医療機関を頼ったり、社会的支援を受けることに
家庭に問題がなくてもオーバードーズ 市販薬に頼る若者を診ている精神科医に聞く(1)若者の間で広がっている市販薬の乱用。現状はどうなっているのでしょうか?国立精神・神経医療研究センターで診療している精神科医、沖田恭治さんに聞きました。 市販薬に依存する若者たちの診療を行う沖田恭治さん(撮影・岩永直子)公開日:2024/09/23 02:01 若者の間で市販薬の乱用が問題となっている。 彼らはなぜ市販薬を使うのだろうか? 危険はないのか? 使わずに生きる方法はあるのだろうか? 国立精神・神経医療研究センターで実際に市販薬に依存する若者を診ている病院精神診療部医長、沖田恭治さんに話を聞いた。3回連載でお届けする。(岩永直子) 10代の受診者の65.2%が市販薬の問題まず市販薬乱用の実態はどうなのか、沖田さんが示すデータを見てみよう。 まずは1987年以降、全国の精神科医療施設を対象に隔年で行われ
ダルク入所者の薬物使用 その逮捕、報道は適切か?薬物依存症からの回復施設で覚醒剤を使用していたとして入所者が逮捕された事件。依存症の専門家や回復支援団体が抗議をしています。何が問題なのか、関係者に取材しました。 容疑者の実名と共に逮捕を報じた産経新聞(ぼかしを入れています)公開日:2024/05/14 08:10 薬物依存症からの回復支援施設「木津川ダルク」(京都府木津川市)の入所者3人が、施設で覚醒剤を使ったとして、京都府警木津署が5月8日に逮捕した事件を、マスメディアが一斉に報道し、毎日新聞、産経新聞などは実名も報道した。 初犯で、任意の尿検査の求めにも素直に応じ、施設長が「出頭させる」と警察側に伝えたのに、警察は「逮捕するので出頭は不要」と身柄拘束に踏み切った。 警察は、捜査に協力的で証拠隠滅や逃亡の恐れもない容疑者を逮捕する必要性があったのか。 また、ダルクでは回復できないような印
つまらなくてもいいじゃないか シラフで自分を肯定できる人生を睡眠薬とアルコールに依存したコザック前田さんは、精神科病院に入院しました。それ以来、どうやってやめ続けていられるのか、聞きました。 睡眠薬とアルコールをやめ続ける日々を送るコザック前田さん(撮影・岩永直子)公開日:2024/04/20 05:30 睡眠薬と酒に依存し、ライブ前にも薬でハイテンションを維持していたガガガSPのヴォーカル、コザック前田さん(44)。 2017年11月に精神科病院に入院して以来、酒も睡眠薬も飲んでいない。 どんな道のりだったのだろうか?(編集長・岩永直子) フェスが終わるのを待って、精神科病院に入院2017年のゴールデンウィークに、9月に開くフェスを終えたら精神科に入院して酒と睡眠薬を断つことを決断したコザック前田さん。 フェスまでは酒と睡眠薬に頼る毎日を続けたが、決意は揺らがなかった。 「なぜかはわかり
大谷翔平さんの対応を中小企業の社長は見習ってほしいギャンブル依存症者が高額な借金を作ると、良かれと思って尻拭いする雇用主が多いのです。でも、その配慮がさらに当事者を大きな借金や犯罪に導き、自他の命を奪う問題にまで悪化するケースも後を絶ちません。ではどうすればいいのでしょうか? ギャンブル依存症問題を考える会が作った職場の依存症対応マニュアル公開日:2024/04/02 02:00 大谷翔平さんが記者会見で今回の経緯を語った際に、この対応は素晴らしいと思ったことがある。 それは水原一平さんを、捜査機関に引き渡したことだ。 もちろん「裏切られた」という怒りもあったと思うが、同時にこれまで苦楽を共にしてきたパートナーを捜査機関に引き渡すことは断腸の思いもあったはずだ。 「このギャンブル依存症者が犯罪を犯した際に、きっぱりと司法の手に引き渡す」という処置が、日本の中小企業の社長や飲食店等の店主にで
水原一平さんはなぜすぐバレる嘘をついたのか大谷翔平選手が会見で、水原一平さんに嘘をつかれていたと説明しました。なぜすぐにバレてしまう嘘をついたのか。ギャンブル依存症の当事者で家族でもある田中紀子が解説します。 ギャンブル依存症者が嘘をつくのは、悪人だからではなく、病人だからだ(ギャンブル依存症問題を考える会作成のポスター)公開日:2024/03/26 23:15 日本時間の2024年3月26日、大谷翔平選手が、通訳だった水原一平さんの違法賭博の件に関して記者会見を開いた。 大谷さんはご自身の言葉で改めて一平さんの肩代わりを否定し、まったく知らぬ間に勝手に送金されていた旨を語った。 これは捜査機関が調べれば、真偽のほどはすぐに判ることなので、おそらく大谷さんは本当のことを話されたのだと思う。 ぼんやりとだが全容が見えてきたことで、現時点でギャンブルの依存症者だからこそ理解できることをお伝えし
6億7000万円なんでこんな金額に!?ギャンブル依存症者が陥る「負け追い」の心理ギャンブル依存症の人が多額の借金を作ることは珍しくありません。なぜそうなるのか。ギャンブル依存症だった田中紀子が当事者の心理を解説します。 ギャンブル依存症について語る田中紀子(撮影・岩永直子)公開日:2024/03/23 00:54 大谷翔平さんの通訳をつとめていた水原一平さんのギャンブル依存症問題が世界中を駆け巡った。私にも様々な取材依頼があり、そこで「まだまだギャンブル依存症は知られていない」と実感した。そこでマスコミの皆さんから疑問点の多かった質問について、改めてポイントをまとめたいと思う。 1)金額に驚いた!記者の皆さんが一様におっしゃっていたのは、「6億7000万円という金額に驚いた」だった。 だが我々から見れば、「あれだけ大金持ちの大谷翔平さんのそばにいて、ご自身も高い年収を得ている方なのだからそ
「ギャンブル依存症は回復できる病気です」 大谷翔平選手の通訳がかかった病気の実態や治療について専門医に聞いた大谷選手の通訳、水原一平さんがかかっていると言われるギャンブル依存症。どんな病気なのでしょうか?専門家に解説してもらいました。 ギャンブル依存症について解説する常岡俊昭さん公開日:2024/03/22 05:34 大谷翔平選手の通訳、水原一平さんが違法なスポーツ賭博で抱えた多額の借金を、大谷選手の金で返済し、解雇されたという衝撃的なニュース。 水原さんは「自分はギャンブル依存症だ」と話しているそうですが、そもそもギャンブル依存症とはどういう病気なのでしょうか? ギャンブルで多額の借金を抱えると「だらしないからだ」「反社会的な人物だ」とレッテルを貼られがちですが、それは本当なのでしょうか? Addiction Reportはギャンブル依存症に詳しい昭和大学医学部精神医学講座准教授、常岡
「代わりはいくらでもいる」 一人ですべてを抱え込んだ田中聖さんが覚醒剤に頼らざるを得なかった理由元アイドルグループKAT-TUNのメンバーで、ミュージシャンの田中聖(こうき)さん(38)は今、薬物依存症からの回復を目指して新たな道を歩み始めている。2月15日に収監された田中さんを、Addiction Reportは事前に独占インタビューした。 収監前に新曲をレコーディングした田中聖さん(撮影・後藤勝)公開日:2024/02/16 02:00 元アイドルグループKAT-TUNのメンバーで、ミュージシャンの田中聖(こうき)さん(38)は今、薬物依存症からの回復を目指して新たな道を歩み始めている。 なぜ薬物に頼らざるを得なかったのか。そして止めようと決意したきっかけは何だったのか。 懲役2年8月の実刑判決が確定し、2月15日に収監された田中さんを、Addiction Reportは事前に独占イン
メディアのバッシング、SNSの誹謗中傷 「もう歌えないかもしれない」絶望で再び薬へ子供の頃から人に頼れない性分だった田中聖さん。逮捕後のメディアやSNSのバッシングで孤立し、再び薬を使ってしまいます。 「弱音を吐けない性格だった」と話す田中聖さん(撮影・後藤勝)公開日:2024/02/17 02:04 独立後、仕事をすべて自分で抱え込んで、プレッシャーから覚醒剤を使い始めたミュージシャンの田中聖さん(38)。 子供の頃から人に頼れない性分だった。どんな人生を歩んできたのだろうか? そして、なぜ再び薬を使用してしまったのだろうか? (編集長・岩永直子) 弱音は吐けず「誰をどう信用していいかわからない」——人に頼るのが苦手なのは昔からですか? そうかもしれないですね。 ——ご長男でしたっけ? いえ、5人兄弟の次男です。 ——家族の中でご自分はどのような存在でした? 長男は10歳上で、俺が10歳
「本当に反省しているんですか?」 世間の疑いの目、足を引っ張るメディアやSNSに晒され続けること刑期を終えて罪を償っても「本当に反省したのか?」と度々叩かれてきた田代まさしさん。そんな厳しい目は回復に役立っているのでしょうか? 刑期を終えて罪を償っても度々叩かれてきた田代まさしさん(撮影・後藤勝)公開日:2024/02/05 02:00 覚せい剤取締法違反などで度々逮捕され、メディアの取材対象にもなってきた田代まさしさん(67)。 刑期を終えて罪を償ってからも「本当に反省しているのか」と叩かれ続けてきた。 その批判やバッシングは回復につながったのだろうか? 叩かれるのを覚悟で「ヒロポン酢」C Mに出演——田代さんは刑期を終えて出所してからも「本当に反省したのか?」とメディアに度々叩かれてきましたね。 だって、「ヒロポン酢(※)」のC Mにも出ていますから、「お前反省してないだろう」と思われ
笑いで紛らわせてきた子供時代の寂しさ 「自分で解決する癖」が裏目に複雑な家庭環境で育ってきた田代まさしさん。一人で問題を解決しようとする癖はどんな人生から生まれてきたのでしょうか? 「薬物の問題を生い立ちのせいにはしたくない」と話す田代まさしさん(撮影・後藤勝)公開日:2024/02/04 02:12 仕事のプレッシャーや孤独を感じるたびに、薬物を使うことを繰り返してきた田代まさしさん。 「生い立ちのせいにはしたくない」と言うが、複雑な家庭環境で育ってきた。 田代さんの根底にあるどうしようもない寂しさや一人で問題を解決しようとする癖は、どんな人生から生まれてきたのだろう。(編集長・岩永直子) 過酷な子供時代 寂しさを紛らわせるためのギャグ——結構大変な家庭環境で生きてきましたね。田代さんがお腹にいた時には既に父親は家を出ていて、母親が再婚した後は生活費の負担をかけないよう実の父親の愛人と暮
3年やめていても囁く悪魔「ちょっと休憩しませんか?」 田代まさしさんが語る薬物の本当の怖さシャネルズ、ラッツ&スターのメンバーやコメディアンとして人気を博しながら、覚醒剤などで逮捕されることを繰り返してきた田代まさしさん。なぜ違法薬物を使ってしまうのか、やめ続けるためには何が必要なのか聞きました。 最近、徐々に音楽活動も始めている田代まさしさん(撮影:後藤勝)公開日:2024/02/03 00:00 シャネルズ、ラッツ&スターのメンバーやコメディアンとして人気を博しながら、覚醒剤などの違法薬物で逮捕されることを繰り返してきた田代まさしさん(67)。 2022年10月に3度目の服役を終えてから薬物依存症の回復支援施設「ダルク」に通い続け、今は徐々に歌手や依存症の当事者として体験を語る活動を始めている。 なぜ違法薬物を使ってしまうのか。そして止め続けるためには何が必要なのか。 Addictio
日本にも「リカバリーカルチャー」を作りたい 依存症からの回復者を賞賛する社会へ日本でも依存症からの回復者に拍手を送り、応援する社会を作りたい。そんな願いを持つ3人が、どうやったらそれが実現できるのか語り合います。 「日本にもリカバリーカルチャーを作りたい」と語り合う右から田中紀子、松本俊彦さん、岩永直子(撮影・後藤勝)公開日:2024/02/01 02:00 日本では、依存症になる人は「意思が弱い人」「反社会的な人物」など誤ったイメージが流布されています。 そんな差別や偏見の眼差しの背景には、「ダメ。ゼッタイ。」に代表されるこの国の依存症教育があります。 これを払拭するために、私たちはどんなことができるのでしょうか?そして、欧米のように回復した人を賞賛する「リカバリーカルチャー」はどのようにしたら作ることができるのでしょうか? 国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部長の松本俊彦さん、
映画『28デイズ』は2000年公開のサンドラ・ブロック主演作。当時彼女はすでに大スターだったはずなのに、日本では劇場未公開(後にDVDスルー作品)という地味さで、意外と知られていない作品だ。舞台はアルコール、薬物などの依存症のための回復施設(リハビリセンター)。それっていったいどんなところなの?
薬物による健康被害よりも、報道被害が大きいのはなぜか?「意思が弱い人がなる」「反社会的人物」と間違ったイメージがついている依存症。特に違法薬物によって逮捕されるとメディアは率先してバッシングを繰り返し、回復や復帰を拒みます。Addiction Reportはそんな報道や社会をどう変えたいのか。専門家と共に語り合います。 依存症の報道について何が問題で、どう変えたいのか語り合う松本俊彦さん(真ん中)、田中紀子(右)、岩永直子(左)(撮影・後藤勝)公開日:2024/01/29 02:00 依存症は「意思が弱いからなる」「反社会的な人物がなる」と間違ったイメージが染み付いています。 特に違法薬物によって逮捕されると、日本ではメディアが率先して容疑者の過去の言動の粗探しをし、罪を償って元の場所に戻ろうとしても回復や復帰の足を引っ張ることを繰り返してきました。 そんな報道や社会的制裁について、専門家
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