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本日、PEAKS出版『Wizard Bible事件から考えるサイバーセキュリティ』の電子書籍版がリリースされました。著者は私と、Wizard Bible事件の当事者であるIPUSIRONさんです。 Wizard Bible事件を中心にCoinhive事件やアラートループ事件も扱った本です。一連の事件を扱った一般本としては国内初になると思います(法学雑誌・紀要を除く)。 一連の事件の取材・寄稿協力 本書は複数の関係者の取材・寄稿をオムニバス形式で掲載しています。以下の方々から取材や寄稿のご協力を頂いています。 IPUSIRONさん(Wizard Bible事件当事者) Lyc0risさん(Wizard Bible事件関係者) 金床さん(Wizard Bible投稿者) 元Coinhiveユーザーさん(Coinhive事件当事者) モロさん(Coinhive事件当事者) 平野敬さん(Coinh
ここ最近で急に有名になった、”Coinhive” というサービスがあります。一言でいうと、ブラウザのJavaScriptを利用して仮想通貨 Monero を採掘するためのサービスで、Webサイトに導入することによって来訪者から直接収益をあげたりすることを目的にしています。 有名になったのには理由があって、ユーザーの許可を得ずに勝手に採掘をするサイトが問題になったためです。Pirate Bayの事例などが有名ですね。 個人的にCoinhiveのようなサービスは適切に使われる限り仮想通貨のキラーサービスになりうると期待しています。ここでCoinhiveがどのようなサービスなのか、技術とビジネス両方から注目してみようと思います。 2018-06-12追記: Coinhive をユーザーの許諾なしに利用していたサイトの管理者の方が神奈川県警に家宅捜索を受けたそうです。詳細は経緯の説明サイトを御覧く
Webサイトの新たな収益化手法としての期待されたり、ただのマルウェアだと非難を受けたりあちこちで盛り上がってるCoinhiveですが、残念ながらいろんなアンチウイルスソフトにブロックされはじめたようで完全に闇のツール扱いになってしまったようです。 さすがにウイルスだと言われているところから逆転するには相当の奇跡的なこと(ex. 突然Googleが買収して GoogleMinig として Adsense と並べられるとか)がない限り無理だろうとは思っていますが、その一方でCoinhiveをブロックする手法とそれを回避する方法が色々提唱されてちょっと面白い展開になってると思ったので、ブラウザマイニング技術の落ち着く先に期待しつつ、Coinhive周辺で発生している攻防を簡単に紹介してみようと思います。 Coinhiveの基本動作 まずはCoinhive自体はどのような仕組みで動いているのかのお
Coinhiveについて色々なことを思ったので色々書きます。 coin-hive.com Coinhiveとは 採掘の是非 バナー広告へ最適化されたダメなインターネット Coinhiveに期待すること 終わりに Coinhiveとは ざっくりいうとブラウザJSで暗号通貨を掘らせるためのサービスです。 サイトにバナー広告を設置するようにCoinhiveのスクリプトを設置することで、サイトを訪問してきた人のコンピュータを使って暗号通貨のXMRをマイニングしてそれをサイトの収入にできます。 最近の暗号通貨マイニングは専用ハードを設計して工場を立てちゃうくらいやらないとまともに収益にならないというのが一般的な認識になってると思いますが、 CPUとGPUの採掘能力に差がつきにくいXMRを対象とすることでちょっとしたマシンパワーで掘っているわりには効率がそこまでひどくないよというような説明があります。
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