一定期間更新がないため広告を表示しています
Others | 昨年、大騒ぎをして変形性股関節症の手術を受けたオカン*1が、もう片方の変形性股関節症の手術を受けるために11月25日から入院しており、本日、晴天の朝、手術を行うということで、仕事を休みました。休むほどのことではないと思いつつも、70歳を越えたオカンにとって、カラダにメスを入れることは、やはり負担になるだろうと思い、全身麻酔もするらしいので、手術前に顔を見ておこうと早起きもした。もしも、そのまま目覚めなかったら手術前に顔を観なかったことを後悔するかもしれないもんね。しかし、2時間足らずの手術は無事終わり、手術室に入って3時間ほどでしっかり覚醒して、早速「痛い。痛い。」と看護師さんをこき使っていたので、ひと安心。動けないオカンの側にいても用事を言いつけられるだけなので、午後からは看護師さんに頭を下げて帰ってきた。その帰り、やたら天気のいい日で、人影もまばらだったので、少しだけ
突然、何もかもが嫌になってしまったので、たらい舟に乗ってid:hey11popさんと佐渡が島に行ってきました。 たらい舟を縦横無尽に操るガール。正直なところ、どういう原理で前に進んでいるのかさっぱりわかりません。 しかし、どういう原理で前に進んでいるのか分からないのは我々の人生も全く同じ。 前に進む、と言えば聞こえはいいものの、実際のところは、いつかは訪れる死に向かって漫然と流されているだけに過ぎません。 このままではいけない。 そう思えばこそ、我々は佐渡を訪れることを決意したのです。 古の人々は黄金を求めて佐渡に渡ってきたといいますが、我々は彼らよりもずっと欲深です。 我々の求めるものは、黄金以上に価値あるもの。 すなわち、このクズ社会で失ってしまった我々自身の心にほかなりません。 「失った心を取り戻したい」 そう願う我々は、たらい舟ガールとともに、ある小学校に辿り着いていました。 木造
2024年に買って良かったもの せっかく書いたのに下書きのまま放置していたので今更ながら公開。 水筒 アトラス 水筒 750ml 保冷 保温 真空断熱 ステンレス マグボトル スクリュー 直飲み 洗いやすい アウトドア WENS ウェンズ ブラック 白湯 AWPB-750BKAtlasAmazon朝起きたら電気ケトルいっぱいに…
murashit 網のはずされたバスケットゴール murashit すべり台の塗装の剥げ murashit 雑居ビルの濡れた壁と乾いた壁とのさかいめ夜 murashit 年賀状のやりとりのある生活 murashit キビキビ動くバイトの子 murashit 実現するはずのない夢のはなし murashit 家々を反射するエンジン音 murashit 議事録をとった鉛筆 murashit 世界征服を諦めた幼馴染 ch1haya メロン専用スプーン ch1haya 離れないレゴブロック ch1haya バスタブと窓の間に引かれた線と黴 ch1haya 本棚と天井の間 _mk2 崩壊したブロック塀のかけら _mk2 家屋と家屋の隙間で死んでいる三輪車 minatosakura ぬくもりを残し揺れるブランコ _mk2 かすれた横断歩道の白線 ch1haya 五つ並んだ犬シールの下、たんぽぽ mura
2024年に買って良かったもの せっかく書いたのに下書きのまま放置していたので今更ながら公開。 水筒 アトラス 水筒 750ml 保冷 保温 真空断熱 ステンレス マグボトル スクリュー 直飲み 洗いやすい アウトドア WENS ウェンズ ブラック 白湯 AWPB-750BKAtlasAmazon朝起きたら電気ケトルいっぱいに…
新旧とりまぜて。 芋田楽会話も止まる夕餉かな どんぐりを握る子の手の温かさ コスモスの小路を帰る母子かな Windows update の秋夜長 秋深しスパムメールが三百通 竹垣の上で蜻蛉のタッチアンドゴー ボサノヴァを繰り返し聴く夜長かな ビデオ見る妻の後ろで梨を剥く 君去りて幾度目の朝菊咲きぬ 汝が文に挟まれてをり色紅葉 子らの手にみどりの茎の曼珠沙華 鉄塔の先に聳ゆる秋の空 病棟の窓を見下ろす銀杏かな 上掛けを一つ重ねる秋の夜 新米を開くと母より文ありき 秋の朝ホームに並ぶ黒タイツ 秋雲を撮る人多し跨線橋 トラックの音のみ聞こゆ雨の月 朝寒や毛布被りて寝返りす 木犀の香りの場所で待ち合わせ 肌寒し予防接種の母子かな 秋色のフリースを着る二人かな 黒雲の如く椋鳥飛び立ちぬ 秋の陽や黄金に染まる首都高速 コスモスを分けては走る世田谷線 合本俳句歳時記 第四版 作者: 一般書,角川学芸出版
隣り合った女の左肘と私の右肘がぶつかり、その度に互いに顔を見合わせた。左利きと右利きが隣り合ったのだから仕方がない。そんなこんなで太田英子と親しくなった。バイト先で知り合った上和田義彦君のライブに出向き、その後に催された打ち上げにのこのこと出かけた際のことである。 二十世紀のお終い近く、ふり返るにその秋は珍しく仕合わせであった。私が仕合わせだった時期などほとんどないのだから、貴重なそれである。TBSで「青い鳥」をやっていた秋である。霧に包まれた京都競馬場でエリモダンディーが京阪杯を勝った秋である。暮れには西早稲田のACTミニシアターでボリス・バルネット特集があり、中野武蔵野ホールでは黒沢清の「蛇の道」がひっそりと上映された。 そんな季節、私は太田英子と蜜月であった。 太田英子は悪い冗談のような話を始め、次第にずるずると鼻水をすするようになった。「ほら」といってシャツから肌を露出すると、そこ
気がつけば空気がしんとしたる秋の、左の、まえみごろだ、どの季節の変わり目にもよく似たにおいがして、冷たさとぬるさをこまかく行き来する瞬間がそれはもう満ちてある、それは信号が青になるのを待っているとき、バスを待っているとき──そういえばいつでも何かを待ってるとき──に、春から夏へゆくすきまに自分がいるのか、それとも冬から春へ、それからもちろん夏から秋へいるのか、そういうことが解けてわからなくなることがあって、戸惑うけれど、それでも数秒後には、いまは2009年、夏が終わって秋へ移行している最中だと、そういうことがどういうわけがすっかりとわかってしまうのだから、人というのはたいしたものだ 今日はなにもせず一日を布団のなかで過ごし、本を読んではうたた寝をして、目が覚めればまた本に戻りを繰りかえす午後から夜、ペーパー・ランタン、小さな火事、気がつけばそれを見てる、まぶたをあけるたびに光の加減が違って
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く