ホテルの入り口でQRコードをかざしてチェックインの手続きを終え、ラウンジを横目に進んでいくとロッカーがある。荷物をしまってシャワーに向かい、館内着に着替え寝る準備を済ませる。さらに館内を奥に進むと、待ち受けているのはあまたのカプセルユニットだ。自分のカプセルに入り込み、入り口のスクリーンを下げて就寝。寝ている間にカプセル内のセンサー類で睡眠データが収集され、後日、睡眠を解析したリポートが届く――。 大手ITベンダーのNTTデータは2024年8月9日、JR品川駅港南口至近の同社が保有するビル「アレア品川」1階にカプセルホテル「ナインアワーズ品川駅スリープラボ(Powered by NTT DATA)」を開業した。男性専用施設で客室数は70室。睡眠事業やホテル事業を手掛けるナインアワーズが運営を担う。宿泊価格は曜日や時期により価格が変動するダイナミックプライシングを取り入れた。同月23日の確認
仮眠を積極的に取ることで、生産性やクリエイティビティに良い影響を与えることが多くの研究によって示されている。仮眠を積極的に導入している企業では、専用の仮眠室を用意しているケースもあるが、専用スペースの確保は容易ではない。 「giraffenap(ジラフナップ)」は、働き方改革におけるパフォーマンス向上を目指して開発されたもので、疲労や眠気を感じた際に立ったままひと休みできる仮眠ボックス。「頭・お尻・すね・足裏」の4箇所のみを支え、どんなに脱力してもリラックスできる立ち寝姿勢のキープが可能になる。昼食後もお腹を圧迫されることなく、重力から解放されて休むことができる。 本製品は高さは約2.5m、幅と奥行きは1.2m。小型の公衆電話ボックスとほぼ同じ大きさで、オフィスの片隅に設置するだけで導入が可能だ。 ボックス内では外部の声が大きく聞こえないように音を遮断。物音が適度に聞こえてくる程度に静音性
2023-01-31 東急不動産、住まいのデータを活用したヘルスケアサービスの事業化に向け実証実験を開始 東急不動産株式会社は、住まいのデータを活用したヘルスケアサービスの事業化に向け、「キレイになる家プロジェクト」の実証実験を開始した。 この実証実験の第1弾は、東急不動産が開発した都市型賃貸レジデンス「コンフォリア森下リバーサイド」にて、IoTデバイスを用いた住まいのデータを取得。対象となる物件居住者のサービス体験調査から事業化に向け、2023年1月より各種検証が行われる。 具体的には、住環境や住生活から取得できる約40種のデータを取得し、オルビス株式会社と株式会社東急スポーツオアシスと共に、美容や運動に関するアドバイスやコンテンツ提供などを行う。 実証実験のイメージ図 サービス拡大に向けては協力企業として、ダイキン工業株式会社、凸版印刷株式会社、ライフログテクノロジー株式会社を迎え、実
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典、以下キリン)と花王株式会社(社長 長谷部佳宏、以下花王)は、和歌山県立医科大学(理事長・学長 宮下和久)が主宰し、NPO法人ヘルスプロモーション研究センター(理事長 有田幹雄、以下HPRC)が取りまとめているコホート研究※1「わかやまヘルスプロモーションスタディ」に2022年11月から参画し、内臓脂肪と免疫の司令塔(プラズマサイトイド樹状細胞、以下pDC)※2などの活性について、その関連を調査する研究を共同で実施します。 ※1 疾病の要因と発症の関連を調べるための観察的研究の手法のひとつ。特定の疾病要因に関わっているグループと無関係のグループを作り、それぞれのグループの中での対象疾病発生率を算出することで、要因と疾患発症の関連性を調べることが可能。 ※2 細菌やウイルスが体内に入ってきたとき重要な働きをする司令塔役の免疫細胞。pDCが活性化す
2022 年 10 月 28 日 透析中の慢性腎臓病患者における高リン血症の改善を適応症とした テナパノル塩酸塩(KHK7791)の国内製造販売承認申請のお知らせ 協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本昌志、以下「協和キリン」)は10 月28 日付で、米国 Ardelyx 社(マサチューセッツ州 Waltham、社長兼 CEO:Mike Raab、以下「Ardelyx」)※1 か ら導入した低分子化合物であるテナパノル塩酸塩(開発番号:KHK7791)※2 について、透析中の慢性腎臓病患 者における高リン血症の改善を適応症とした製造販売承認申請を厚生労働省に行いましたのでお知らせします。 今回の申請は、協和キリンが透析中の高リン血症患者を対象として実施した 4 つの国内第 3 相試験の結果に基づ くものです。これらの試験結果から、本剤の単剤投与によりプラセボと比べて
2022年03月04日 初の医療施設内店舗「ユニクロ 済生会中央病院店」を3月16日にオープン 幅広いニーズにお応えする商品の開発やサービスの充実に貢献する店舗へ ユニクロは3月16日(水)、東京都済生会中央病院(東京都港区)1階に「ユニクロ 済生会中央 病院店」をオープンします。医療施設内に、ユニクロが出店するのは初めてです。 この店舗は、来院された方や入院中の患者様、医療従事者の方々に、必要な服を、必要な時にお届けすることを目指します。ユニクロオンラインストアの「店舗受取りサービス」などをご利用いただくと、店舗にない商品も含めたフルラインナップから、必要な商品をお買い求めいただけます。※1 ※1 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一部サービスの開始時期は未定です。 ユニクロはこれまでも、お客様の幅広いニーズにお応えするため、医療や介護を必要とされている方々の声をもとに「前あきイン
国立がん研究センターとNECは1月12日、大腸の画像をAIで解析し、早期の大腸がんを検出するソフトウェアを共同開発したと発表した。前がん病変(がんの前段階)と早期の大腸がんの画像を25万枚学習したAIを採用。大腸がんの形状によっては、内視鏡医と同等の診断性能を持つことを検証済みで、2020年11月に医療機器承認を取得した。 名称は「WISE VISION 内視鏡画像解析AI」。同ソフトをインストールした端末などに、内視鏡を接続して使用する。内視鏡検査の際に、医師が患者の大腸をモニターに映すと、AIがその画像をリアルタイムで解析。早期の大腸がんと前がん病変を検出した場合は、その部位に円マークを表示する他、音を発して医師に知らせる。 日本で大腸がんの患者数・死亡者数が増えているが、医師による肉眼での認識が難しく、発症を見落とすケースがあることを踏まえて開発した。ソフトの性能を検証する試験では、
このたび、健康診断のデータとおよび医療機関受診データ(株式会社ミナケア提供)を用いた機械学習予測モデルを構築することで、将来医療費が高額になる集団を正確に予測することが可能かどうか検証した研究結果が、ネイチャー・グループの国際雑誌であるnpj Digital Medicine誌に掲載されました。大沢樹輝(東京大学医学部附属病院)、後藤匡啓(TXP Medical株式会社)、山本雄士(株式会社ミナケア)、津川友介(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)による共同研究です。 令和元年度の日本の年間医療費は43.6兆円となり過去最高を更新しました。増大する医療費の抑制は喫緊の課題ですが、これは日本だけなく先進国共通の問題でもあります。医療費抑制に成功している先進国はほとんどなく、現在も多くの研究がなされています。 過去の研究では、全体の医療費のうち50%が年間医療費の上位5%の患者によって利用されて
こんにちは、GMOアドマーケティングのS.Rです。 Fitbitは人気の活動量計の一つです。 昨年、FitbitのCharge2を購入し、日々のアクティビティデータ(運動、食事、体重、睡眠など)を記録していました。データ量が結構貯まっていたので、機械学習のエンジニアとして何かに利用してみようと思います。 Fitbitのデータと無料のデータ分析クラウドサービスColabと連携する方法を調べてみましたので、今回は、その方法について皆さんへ紹介させていただきます。 Fitbit側の権限設定 Fitbitの開発者センターで新しいAppを申請する ① Manage->Register An Appを選択してください。 ※:引用元 | Fitbit Development: Fitbit SDK, https://dev.fitbit.com/ ② Fitbitのアカウントでログインしてください。 ③
Alphabetが保険事業に参入。ヘルスデータ、ウェアラブル端末活用に期待2020.08.27 20:0031,956 そうこ Googleな人生。 Google(グーグル)の親会社Alphabetが保険事業に参入しました。Alphabet傘下でヘルスケア事業を行なうVerilyが、保険子会社Coefficientを設立、スイス・リーグループのサポートを得て保険事業を行ないます。企業向けに、社員の健康保険をストップロス型保険で提供します。 Verilyは、行政や大学と連携してさまざまな研究を行なっています。ウェアラブル端末含む新たなプロダクトや技術を試したり、アンケートやグループワークを行なったり、一般参加を呼びかけるProject Baseineも進行中。 CoefficientはGoogleの姪に当たるGoogleとVerilyはどちらもAlphabet傘下で兄弟関係。Verilyの子
東京大学大学院の研究グループは、慢性期統合失調症、発達障害、および健常対照の方から計測された磁気共鳴画像(MRI)の脳構造データを用いて機械学習を行い、疾患群同士でも70%以上を判別可能な機械学習器を開発しました。 この研究グループは 総合文化研究科附属進化認知科学研究センター 小池進介准教授 東京大学医学部附属病院精神神経科 笠井清登教授 浜松医科大学医学部精神医学講座 山末英典教授(前東京大学医学部附属病院精神神経科准教授) らが所属しています。 東京大学によると、これまでに精神疾患脳画像を用いた機械学習は、主に疾患群と健常群を分けるものでした。しかし、臨床の現場では、ほぼすべての対象者が研究上は疾患群であり、その中での鑑別診断、疾患Aなのか、疾患Bなのかを区別する技術が求められているといいます。 今回開発された機械学習器は統合失調症の異なる臨床病期の脳画像データを当てはめると、統合失
失明を引きおこす緑内障の診断 緑内障は眼疾患の代表例であり、眼圧が高まることで、視力低下や失明を引きおこす病気である。診断と治療が早いほど失明に苦しむ患者は少なくなるが、 緑内障の進行具合は、視神経が不可逆的な損傷を受けるまで通常は発見されない。 緑内障を診断するには、眼底検査やOCT検査などの異なるタイプの検査によって生成された医療画像を、専門家である眼科医が分析する必要がある。しかし、このような解析方法には多大な手間と時間がかかってしまう。 【告知】AIDB HRの人材側登録者全員に対し、業界研究の手間を削減できるように「AI事業を行う企業リスト」を配布します。無料登録後すぐに閲覧とダウンロードが可能です。▼ ベルギーにあるゲント大学のMijung Kimらは、ディープラーニングで解析した眼底画像のみを用いて、緑内障の診断と位置推定を行う手法を提案した。これにより従来手法よりも高精度で
「半年前には6ヶ月後の業績がわかるので下方修正と減配の予定はない」と言っていた注文住宅メーカーのロゴス、上場6ヶ月半でしれっと大幅下方修正&減配の上場ゴールをキメる
新型コロナウイルスの感染食い止めのため、小売りでの来店客の密集防止が叫ばれている。政府などが必要に応じた入場制限を呼び掛けているスーパーと並び、焦点となっているのがドラッグストアだ。在宅勤務などで消費が増えた日用品を買いに訪れる人を減らすのは、容易ではない。加えて、マスクやトイレットペーパーを買うための早朝の行列も問題になった。 では、実際にドラッグストアに実際に「殺到」しているのはどの年代で、時間帯はいつ頃なのか。「高齢者は~」「若者だから」などとどうしても印象論で語られやすいこうした消費者行動や世代差の実像について、購買データによる独自分析で迫った。 「トイレットペーパー騒動」時、特に50~60代急増 分析は、ビッグデータによるマーケティング分析を手掛けるTrue Data(東京・港)が、全国のスーパーやドラッグストアにおける延べ約5000万人の購買情報を活用。レシートに加えてポイント
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