小売店のデータ活用が進み、従来の属人的でウェットな営業が通用しなくなっている。その変化にいち早く気付き、徹底的に購買データを分析・仮説検証する営業スタイルに移行し、成果を上げているのがサントリーだ。同社の最強営業部隊を率いる営業推進本部家庭用統括部長の松谷隆吉氏が、取り組みの背景とともに、どのようにデータを生かし魅力的な営業提案につなげているのか、ポイントを解説する。 ※本稿は、2024年8月30日に開催した日経クロストレンド・カレッジのセミナー「サントリー最強営業部隊の裏側 小売店から求められる『次世代型の営業』とは」の一部を抜粋・再編集したものです。