個人総合で金メダルをとり、満面の笑みでスタンドにメダルを掲げる内村=ノースグリニッジ・アリーナ(撮影・出月俊成)(Copyright(C) 2012 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.) 写真を拡大 「ロンドン五輪・体操男子個人総合・決勝」(1日、ノースグリニッジ・アリーナ) 体操男子個人総合で内村航平(コナミ)が92・690点で2位に1・659点差を付ける圧勝で、悲願の金メダルを獲得した。 団体総合で左足甲を骨折し、個人総合決勝を欠場に追い込まれた大学時代からの盟友山室光史の思いも背負っての演技だった。「朝、起きた時に、正直、調子はあまり良くないのかなと思ってました。でも同じ部屋に足に包帯を巻いている光史を見て…。僕も悔しかったし、あいつが一番悔しかったと思う。寝てる背中を見ながら、お前の分も頑張ってくるわって思いました」と、明かした。 【関連記事