Image Credit: NASA/JHUAPL/SWRI 米航空宇宙局(NASA)は7月17日昼過ぎ(現地時間)、探査機「ニュー・ホライズンズ」が14日に、冥王星をフライバイした際に撮影した、新しい画像の一つを公開した。 この画像は、これまでも知られていた冥王星の赤道付近にあるハート形の領域(非公式に「トンボー領域」と呼ばれている)の中の、中央より少し下の部分を詳細に捉えたもので、クレーターがない、のっぺりとした氷の平原が広がっている。 他の星であれば、太陽系ができた約46億年前から現在までの間に、大小さまざまな天体の衝突によって、その表面には多くのクレーターが形成されている様子が見られる。冥王星にも同じようにさまざまな天体が衝突し続けているはずだが、クレーターがないということは、古くとも1億年前というごく最近に、クレーターを消し去るような地面の動きが起きた、あるいは現在も起きている可