2025年3月22日、日本のラジオは誕生から100年を迎えます。この節目にウェブ電通報では、ラジオの第一線で活躍されている方にお話を伺います。初回のゲストは、オールナイトニッポンの統括プロデューサー・冨山雄一氏。 中学時代からラジオのとりこになり、仕事でラジオ畑を歩んできた冨山氏は、ラジオを「コミュニティメディア」と定義します。冨山氏が体感した21世紀のラジオの変化とこれからについて、電通メディアイノベーションラボの長谷川想氏がお話を伺いました。 日本のラジオ放送が始まったきっかけの一つは、1923年の関東大震災です。東京や横浜が壊滅状態になり、被害状況が共有できない中、いち早く情報を伝えたのが無線局でした。このことがラジオ局設立の気運を高め、1925年3月22日、NHKの前身・社団法人東京放送局が日本初のラジオ放送を開始しました。 今、21世紀に入って若者が最もラジオを聴いている時代 長