恐竜

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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白亜紀中期の代表的な肉食恐竜ガチャピン

恐竜(きょうりゅう)とは、今から1億年前に生息していたとされる怪獣の総称。

概要[編集]

恐竜には竜脚類、鳥脚類、O脚類などの種類がいて、およそ200種類の恐竜がかつて地球上を闊歩していたといわれる。大きく分けて肉食恐竜と草食恐竜の二つに分類でき、三畳紀ジュラ紀白亜紀思春紀などの時代に生息していた。

恐竜には、50cmのミクロケラトプスから、50メートルのゴジラまで様々な大きさの種がいて、その能力も、時速300キロメートルで走ったり、火を吹いたり、チンパンジーのようにずる賢かった種など、様々であった。

しかしそのように繁栄を謳歌した恐竜も、今から約6500万年前に巨大な隕石あるいはテニスボールの衝突か、デススターによる攻撃かなんかで、みんな絶滅してしまった。

しかしDoraemonN.Nobita1987年の発表によると、ごく一部の恐竜は地下に帝国を築いて現在も繁栄してるといわれている。地下恐竜帝国と地上とを結ぶトンネルは世界各地にあり、特にネス湖が有名である。日本でも前述のDoraemonによると、東京・多摩川の川底にも地下恐竜帝国へつながる抜け道があるとのことである。そのほかの候補地としては、イッシーが目撃される鹿児島県指宿市池田湖などがある。

地下恐竜帝国からごくたまにトンネルを出てきて目撃された少数の恐竜が、西洋のドラゴンや中国、日本ののモデルになったとする説もある。

また、現在東京タワーを折ったり自衛隊レーザービームを撃たれている生物は、恐竜に似て非なる爬虫類の一種である。

卵を大事そうに守る三畳紀中期のヨッシー
自身のトサカが気になる思春紀前期のガンコチャン
白亜紀後期の空を舞ったオヤコドン。

分類[編集]

2017年に発表された論文では獣脚類が鳥盤類と親戚になってるからあまりアテにならない。亜派と合わせるとの各領域に及び世界征服していたと言っても過言ではない。

獣脚類 [編集]

竜脚類[編集]

鳥脚類[編集]

  • トリケラトプス Triceratops
  • イグアノドン Iguanodon
  • チンポコサウルス Tsintaosaurus
  • チンゲラトプス chinoceratopus

O脚類[編集]

UMAとして扱われているネッシー

翼竜[編集]

正確には恐竜ではない。空の世界を制する。

首長竜[編集]

正確には恐竜ではない。海の世界を制する。

魚竜[編集]

正確には恐竜ではない。イルカにそっくり。海の世界を制する。

「どこまでが恐竜か」論争[編集]

学問的に厳密には、陸上に住んでいるものだけが恐竜で、翼竜や首長竜、魚竜は「恐竜ではない」・・・ことになっている。しかし、一般の間ではプテラノドンやフタバスズキリュウまでもが「恐竜」とイメージされているのが実態である(現に、『大長編ドラえもん のび太の恐竜』ではフタバスズキリュウの子どもが中心に据えられている)。

そこで、こんな論争が戦わされたという。

A博士「以上、陸上に住んでいる直立歩行爬虫類だけを恐竜とし、翼竜や首長竜、魚竜は含めないものとする」
B博士「A博士! 「恐竜映画」と銘打ってる番組でプテラノドンを外したら視聴率が取れません!」
A博士「問答無用だ! それ以外に恐竜はありえない。決定!」
C博士「急報です! 抗議の電話がジャンジャン大量にかかってきてパンク寸前です!」
A博士「ええい! やむを得ん。翼竜や首長竜なども《広義の》恐竜とする!」

ということで、しぶしぶながら《広義の》恐竜に含めることと相成ったのである。チャンチャン。

恐竜界の個性的スター[編集]

恐竜学は日々新たな発見のある分野であり、哺乳類に負けず劣らずの多様な姿が明らかになりつつある。ちなみに、姿が多様なのは植物食恐竜ばかりである。肉食恐竜は大型・小型でずんぐりか軽少かの違いをのぞけば、体型にほとんど変わりはない。

頭突き恐竜:パキケファロサウルス Pachycephalosaurus
この恐竜は頭ツルツルのハゲであり、ドームのまわりにいくつかの凸凹がついている。頭に皿のあるカッパそっくりである。で、何をしていたかというと闘鶏よろしく頭突きで決闘していたのである。ローマの剣闘士のように見物人(見物恐竜?)がワイヤワイヤ集まって喝采を叫んでいたそうな。なんともヒマな奴らである。
カモノハシ恐竜:ハドロサウルス Hadrosaurus
名前の通り、クチバシがカモのようになっている。いかにもマヌケそうで弱そうな恐竜No.1である。
シュノーケル恐竜:パラサウロロフス Parasaurolophus
カモノハシ恐竜の一種で、頭の上にシュノーケルのような突起があり穴が空いている。この用途については実は潜水していた(!)のではないかとか、笛の用途だとか様々な説がある。
子育て恐竜:マイアサウラ Maiasaura
子育て中の化石が発見された。「恐竜は卵を産んだら育てない」という従来の恐竜観をひっくり返した契機となった。オスも子育てをするらしい。さしずめ「イクメン」か。
捨て子恐竜:ステゴサウルス Stegosaurus
上とは逆に、カッコウのように我が子を他の種の巣の中に託してしまう種も発見された。捨て子をするのが、「ステゴサウルス」という名の由来である。この恐竜の姿も風変わりで、背中に謎の板が多数立っている。この用途に関しては敵からの防御のためであるとか、放熱をするためだとか、はては超々古代のモノリスであるとかさまざまな説があるが、意見の一致を見ない。この背中の板は幼少期にはないため親恐竜も気づかずに他の子と一緒に育ててしまうのだが、思春期頃になると目立つようになり排除され、はぐれてしまった個体がグループを結成するのである。子どもたちに見せると、カッコウのように「ズルい」という意見が出る(やはり!) しかしながら、いじめられはぐれた個体が身を寄せ合ういきさつには同情してしまう子も少なくない。
重武装恐竜:アンキロサウルス Ankylosaurus
「鎧竜」と呼ばれている種のひとつで、カメのように頑丈な甲羅をまとい、脇腹に鋭いドリルが並んでいる。このように身体の隅々まで闘争に特化した種は珍しい。ごていねいに尾にはズシンとした鉄球がついており相手の骨に大打撃を与える。一球を受けた相手は二度と立ち直ることはできない。げに恐るべきである。

絶滅原因[編集]

恐竜絶滅の原因については多くの説が唱えられているが、どれも他の種が生き延び、恐竜だけが絶滅したことを説明していない。我らアンサイクロペディアンは、ここに着目し、次の諸説を提起する。

太陽光孵化熱説[編集]

孵化条件について考察してみると、恐竜の祖先だという爬虫類は、ほとんどの種が保温を要しない。一方、恐竜から進化した鳥類は、ある期間の抱卵が必要である。 では、その間の恐竜がどうだったかが問題となる。 本説は、恐竜は全て孵化熱を太陽光に拠っていたと主張する。よって、隕石の衝突により太陽光が遮断された暗黒状態が数年間も続いたことにより、新しい世代が出現せず、滅びたと結論付けている。

不完全恒温動物説[編集]

変温動物の爬虫類から恒温動物の鳥類に進化する中間段階の恐竜は、不完全な恒温動物であったという説。夜間の睡眠、または冬季の冬眠から覚醒する際に太陽光の補助作用によって体温上昇を行っていたため、長期間の太陽光遮断によって絶滅に至ったと説明する。

鳥目説[編集]

恐竜は全て、薄暗い中での視力が利かなかったため、隕石の衝突により舞い上がった粉塵で太陽光の多くを遮られた状態では、捕食、繁殖などができずに滅びたという説。 爬虫類から恐竜に進化する過程で、眼の構造に劇的な変化があり、それが行動力を向上させたが、明るさが十分に無いと機能するものではなかった。鳥類では改善されて、夕焼け小焼けで日が暮れる頃にもカラスは帰巣できる能力を身に着けた。 つまりは、田中を逆さまにすると中田にはならない。普通に考えて苦しむだろアホ。

恐竜をテーマにした映像作品[編集]

恐竜をモチーフとした戦隊第2作『爆竜戦隊アバレンジャー』。
ジュラシック・パークシリーズ
スピルバーグの代名詞といえる作品。恐竜のリアル感が増している反面ティラノサウルスが早足だったり不自然な色の恐竜が出てきたりと突っ込みどころがあるが割と面白い。狡猾な「知能の高い恐竜(ヴェロキラプトル)」という新ジャンルを創出して視聴者を恐怖に陥れた。
2015年の『ジュラシック・ワールド』ではインドミナス・レックスと呼ばれるオリジナルの恐竜が登場した。
キャデラックス
イロモノ4人組みが文字通りキャデラックへ乗って恐竜や密猟者を、特に恐竜で実験するドクター・フェッセンデンを追い闘う。
ジョジョの奇妙な冒険・第7部や後述するスーパー戦隊の題材になり、またファイナルファイトへ作風を似ておりゲームにもなった。
スーパー戦隊シリーズ
既に四作もコンセプト案として採用されている。
その度に安定した売上を出してしまうので寄生してしまいがちな制作会議室も苦笑いが絶えそうにない。
熱血最強ゴウザウラー
エルドランシリーズ最終作にして、恐竜をモチーフに使用。最終決戦ではなんと小学校校舎と合体してしまうという荒業も見せた。
大長編ドラえもん
  • ドラえもん のび太の恐竜
恐竜の怖い面も描きながら、割と人懐っこい恐竜も描かれる。好評を受けて『のび太の恐竜2006』や『のび太の新恐竜』も制作された。
恐竜人間が登場する。恐竜地下帝国の出典はここで、前作から発展させながら文明的な世界が描かれた。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
本編において、恐竜が絡んだ話が放映。斬新でいびつな恐竜実物大モデルや終盤には本物の恐竜までもが登場する。
古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー
恐竜というカテゴリーだけでなく、アニメ全般から見放されているワースト作品。日曜の朝に放映された。適当な演出とほいほいな脚本に相次いで視聴者は失望。「前の番組である『かいけつゾロリ』の後継番組にふさわしくない」などの声が流れた。また、第二期は更に悪化しておりポケモンさながらにワンパターンと化していた。
その地点で、日曜朝の観戦者に意見を聞いてみたところ「恐竜?ああ、俺、そういうの見るつもりないから」という痛烈なコメントを返してきた。そんなこんなで、なんと1年も経たずに2年目は終了。事実上の打ち切りという日曜朝シリーズに残る汚点になった(駄作といわれたゲキレンジャーは不評に苛まれても1年持ちこたえた)。
諸説ではバシンの設定に合わせて打ち切られたとか・・・・。2年目は話数と複数の世界を巡るという点でディケイドに似る。
本来恐竜の捕獲は犯罪のはずなのだが……
プレヒストリック・パーク
死なナイジェル主演の恐竜乱獲作品。ドラえもんがいたらすぐに飛んでくるレベルのことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!
プライミーバル
イギリスの方ではかなり有名なドラマ。イギリスでは視聴率25%を記録したが、日本では5%にも満たないという残念な結果を残した。まあ「恐竜SFドラマ」と名乗っておきながら恐竜が登場したのは第2章になってからなので当然といえるかもしれない。第2章から色恋や陰謀がメインになっていった。
NHKで放送されていたのだが、続編を放送しないNHKに対し年々ファンの怒りが積もりに積もってきている。
プライミーバル:ニューワールド
上記プライミーバルのスピンオフなのだが、『ジュラシック・ニューワールド』という残念極まりない邦題をつけられてしまった。中身は結構ダーク系。
テラ・ノバ 未来創世記
スピルバーグも制作に携わるオーストラリアのドラマ。環境汚染が深刻な未来世界の人間が恐竜時代に移住するという内容だが、第1話で15億円の製作費を使ってしまい打ち切りとなった。第1話だけでシン・ゴジラより金使ってしかも各話のオチが雑とかそりゃ打ち切られるわ。

関連項目[編集]

Bouncywikilogo.gif

真夜中に目覚めて 音のない部屋でひとり
ベランダに目を向け ただボーッとして夜明けを待っている (Portal:スタブ)