2024-12-16

anond:20241216151806

日本政府債務はほぼ円建てで国内消化可能であり、他国通貨危機と異なり、即座に外貨流出による破綻リスク比較的低い点は認める。

しかし、それは財政的余裕が無限にあるということにはならない。

高齢化医療需要の増大は、将来にわたり社会保障支出を押し上げ、潜在的増税圧力資産の取り崩しを引き起こす。

長期的に見れば、国債残高が積み上がることで金利上昇リスクが高まり、いずれは財政運営に制約をもたらす懸念は拭えない。

中央銀行自国通貨を発行可能な国で財政問題システム存在するわけがない。

日銀当預の複式簿記に記帳すれば原理的に通貨無限創造可能なのだからマネー的な意味における財政的余裕は無限存在する。

よって増税資産の取崩し、というのは中央銀行通貨発行能力無視した誤認から発生する誤った政策決定によってのみ発生する。

真の問題マネー的な財政問題ではなく政府民間需要支出に見合う実際の資源存在するかどうかであり、実際に政府支出可能な額はこの資源量により制約される。

国債中央銀行が購入すればよいだけだけである

現行法上は日銀新規国債の直接引き受けは原則禁止となっているが中央銀行日銀券を発行し民間銀行資産買取・貸付で通貨供給国債を購入させる合意を取ればいいだけなので何の問題もない。というよりこの直接引き受け禁止という無意味ルールにより日銀が発行した通貨政府国債を発行して民間銀行を介さないと利用出来ないようになっている。また政府短期証券については直接引き受けが可能であるので必ずしも民間銀行を介す必要があるわけではない(とはいえ恐らく短期証券だけでやろうとすると少なくとも手続き的な手間が増えると思われる)。

記事への反応 -
  • Xに投稿するのは怖いので、こちらに投稿する 現行制度と財政のジレンマ まず、現在の日本における公的医療保険制度をざっくり振り返ろう。 国民皆保険制度という「世界に誇る」仕組...

    • 要するに、公的医療保険制度をほぼ廃止し、10割負担を基本としたうえで、民間主導の医療サービス市場を整え、必要に応じて超限定的な公費支援を行うモデルは、財政の健全化と国民...

      • この手のコメント来ると思った。以下、有料で提供してた記事からのコピペ 日本政府の債務はほぼ円建てで国内消化可能であり、他国の通貨危機と異なり、即座に外貨流出による破綻リ...

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        • アメリカモデルが抱える問題点は過度な市場任せ、医薬品価格や治療費の高騰、保険未加入者の存在などが挙げられる。 ここで提案しているのは「半分民営化」に近い形で、国の関...

    • 国民民主党支持してそう

    • 社会保障は廃止でいいと思う

    • 貧乏人は死ねえええええええええええええええええ

    • CEOが射殺されるんですね分かります

    • まず、保険は大数の法則が働くので、公的保険が一手にやっていたことを民間に対して小粒に投げるのはコストの面で負けるはず。 さらに言えば、市場の競争が激しくなることによって...

      • そもそも、もう貧乏人を助けられる余力はないんだから仕方なくね

    • 「財政」の圧迫は直接的には問題じゃない。 (間接的には問題がある。) 生活を豊かにするのは物やサービスであって、物やサービスを生産する能力、行き渡らせる能力が社会にどれだけ...

    • では、公的医療保険制度がないアメリカの状況を見てみましょう。 https://anond.hatelabo.jp/20241211174140

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