今週のお題「行きたい場所」
こんにちは、ぽんです。いつも訪問ありがとうございます（ブックマーク・スターもありがとうございます）。ブログ更新の励みになっています
私にとって、カナダは特別な場所です。はじめての海外、はじめてのホームステイ、はじめての語学留学――すべてが「はじめて尽くし」だった3週間のカナダ滞在は、私の人生のターニングポイントとなりました。その舞台となったのが、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のオカナガン。
広大な自然、美しい湖、温かい人々。あの地で過ごした日々は、今でも鮮やかに思い出せます。そして、いつかまた、あの場所に帰りたいと願っています。
はじめての海外、はじめてのホームステイ
私がカナダに行ったのは、学生時代の夏休み。語学留学のプログラムに参加し、オカナガンのとある家庭にホームステイしました。
出発の日、緊張と興奮が入り混じる気持ちで飛行機に乗ったことを今でも覚えています。成田からバンクーバーを経由し、国内線でケロウナ空港へ。到着したときには、すでに夕暮れ時。空港にはホストファミリーが迎えに来てくれていて、「Welcome to Canada!」と笑顔で抱きしめてくれました。
ホストファミリーは、カナダ人のご夫婦と、同い歳の女の子、そして大型犬。彼らはとても親切で、私の拙い英語にも辛抱強く付き合ってくれました。初日は緊張してうまく話せなかったけれど、ホストマザーが「No worries! Take your time.」と優しく言ってくれたのが、どれだけ心強かったことか。
はじめての語学留学、オカナガンでの日々
語学学校はオカナガンの中心地にあり、クラスメイトは世界中から集まった留学生たち。最初は英語での授業に戸惑ったものの、少しずつ環境に慣れていきました。
午前中は文法やリスニングの授業、午後は会話やアクティビティ。授業が終わると、クラスメイトとカフェに行ったり、オカナガン湖沿いを散歩したり。週末には、ホストファミリーと一緒にピクニックやキャンプにも出かけました。
オカナガンは自然が豊かで、特にオカナガン湖は息をのむほど美しかったです。湖畔に座って夕日を眺めながら、静かに流れる時間を感じる――そんな贅沢な時間を過ごしました。
「第二のふるさと」になったオカナガン
オカナガンでの3週間は、私にとってかけがえのない時間でした。語学学校での学び、ホストファミリーとの交流、そして広大なカナダの自然に触れた経験。そのすべてが、私の価値観を広げ、自信を与えてくれました。
帰国の日、ホストマザーが「You are always welcome here. This is your home, too.（ここはあなたの家でもあるのよ）」と言ってくれたのが忘れられません。そのとき私は、「また絶対に戻ってくる」と心に誓いました。
それから何年も経ち、仕事や家庭の忙しさに追われる日々が続いていますが、今でも時々、カナダの風景を思い出します。オカナガンの青い湖、果てしなく広がる草原、そしてあの温かい人たち。
いつかまた、オカナガンへ
人生の節目で私を支えてくれた、思い出の地・オカナガン。もう一度あの場所を訪れ、大好きな湖のほとりを歩き、懐かしい街を巡りたい。ホストファミリーに会いに行き、当時のことを笑いながら話したい。そして、自分がどれだけ成長したのかを確かめたい。
旅には、心を豊かにする力があります。オカナガンは、私にとってそんな特別な場所。いつかまた、あの第二のふるさとへ。必ず、帰ります。
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